イラストの描き方を効率的に上達させるには通信講座を利用しよう

専門学校で学ぶ

どのような道を進むにしても師匠やガイド役といった存在は頼りになるものです。

何も分からないまま暗中模索をするよりは進むべき道を照らし出してくれる方がいるとより早くスキルを磨くことができるでしょう。

そしてそれはイラストの世界でもいうことができることです。

通信講座は師匠やガイド役を担ってくれる貴重な存在といえます。

今回はその辺りをチェックしていきましょう。

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周囲に理解者がいない場合

インターネット上には様々な美しいイラストがそこかしこに存在し、絵描きのコミュニティも活発で交流を取りつつ楽しそうにお絵描きをしているように見えるものです。

ですが実際にそうしたイラストレーターが周囲にいるかと言うと話は別。

むしろ自分だけがイラストを描いているという場合の方が多いかもしれません。

その場合、自分がいくらイラストが上手くなりたいと練習しても誰にも見てもらえないという状況が生まれてしまいます。

では誰がその描き上げた絵を評価するのかというと、それは自分だけ。

ですが自分で描いたものを自分で評価することになるわけですから適正なスコアをつけることはできないでしょう。

またインターネットを通して絵を投稿し、いずれかのコミュニティに属するといった方法もあります。

ですがコミュニティというのはいずれトラブルの元になったりしますし、インターネット上には色んな人がいるものです。

むしろそうした絵とは関係無い部分で筆を折る方も珍しくありません。

もちろん、良好な対人関係を築いたり自分で自作絵の問題点を見つけたりすることができれば何も問題はないでしょう。

ですがそうした点に不安があるのであれば、適切な指導者は掛け替えのない存在といえます。

指導者は他者であり自分よりも技術のある方なので、当然ですが適切に評価を下してくれるはずです。

また指導者の前では私達は生徒という立場に置かれるため、無用な対人関係の悩みを生むこともありません。

いわばイラストの上達という道を進む上での師匠ないしガイド役となってくれる存在なのです。

自己流の問題点

誰にもイラストを披露せずに自分だけに向けてイラストを描く場合、知らず知らずの内に独自の道を歩むことになる場合があります。

それはその人独自の味として評価されることもありますが、もし時勢に合ったものではなかったとしたら評価対象にならない恐れもあるでしょう。

この辺りはセンスや審美眼といったものの話になってくるため、なかなか自分では分からないものです。

もしイラストでお金を稼ぐ場合は、多くの人の好みに合ったイラストを描く必要があります。

例えば平安時代では女性はしもぶくれな顔が好みとされていましたが、こうした女性のイラストを描いてもなかなかお金には繋がらないでしょう。

そこで誰かが「しもぶくれは好まれにくいよ」と教えてくれればよいのですが、先述したように周囲にイラストについて理解ある方がいない場合は忠告も受けることができません。

他の例としては少女漫画の画風が挙げられます。

少女漫画の特徴的な分野では男性のアゴを尖らせて描かれることが多いのですが、そうした絵を参考にイラストを描こうとするといつの間にか鋭利なアゴの男性を描くようになるはずです。

はたから見れば「アゴ尖りすぎてるよ」と言われそうなものですが、そうした絵を見慣れているとついつい尖らしてしまいそれが自然な人物のように見えてしまいます。

自己流で描くということは客観的になりにくいということで、それだけ世間とは乖離したイラストを描く可能性が含まれています。

もしイラストレーターになりたい、もっと一般的な技術を抑えたい、という場合は自己流よりも講座を受けた方が良いでしょう。

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何事もガイド役がいると捗るもの

職人の世界には徒弟制度というものがあります。

これは既存の職人が師匠となり、新入りさんが弟子となって師匠につくという制度です。

弟子は師匠の技術を間近で見ることができ、また教えてももらえるため自己流で技術を習得するよりもはるかに効率的に学習していくでしょう。

また大学では扱う問題の解説を教授が行ってくれます。

例えば哲学について考えてみると、哲学は膨大な文脈の中で育まれている分野なので前提知識をそれなりに要求されることになるものです。

また独自の用語を用いることもあり、1つでも意味を履き違えると全く異なる結論を導いてしまうことにもなりかねません。

こんなとき教授が正しい道を示してくれることは推奨と言うよりは必須ともいえることだったりします。

技術の世界においても勉学の世界においてもガイド役は必須です。

そしてそれはもちろんイラストの世界についても言えること。

むしろイラストという広大無限な世界において適切にガイドしてもらうことは理に適っているともいえるでしょう。

基礎的な技術を学ぶ必要性

何事においても基礎的な技術は必要で、これを疎かにすると後々大きく響いてきます。

例えば数学において、掛け算を知らなければ足し算で計算をすることになり非常に長い時間が費やされるでしょう。

またスポーツにおいても基本のフォームをないがしろにすれば肉体に負担がかかったり非効率な結果がもたらされたりするものです。

イラストにおいてはデッサン力や3Dでものを考える力など、どうしてもないがしろにしがちな部分にこそ大事な要素が詰まっています。

手癖でイラストをいくつ描いても上達する気がしないのであれば、そうした基礎的な技術が伴っていないのかもしれません。

そして基礎的な技術の習得はときに退屈なものなので学習する意欲がわきにくいという点も問題の1つでしょう。

逆にいえば基礎的な技術さえあれば様々な形で応用することができるはずです。

また複雑な絵を描く場合にも理詰めで考えられるようになるので、暗中模索しなくても済むようになります。

イラストを描く上で基礎的な技術を学んでおくことは、より自由に描くために必要なことともいえるでしょう。

プロの添削が受けられることの価値

イラストの通信講座ではイラストレーター、つまりイラストを描くプロフェッショナルから添削を受けられるところがあります。

プロフェッショナルというのはその道でお金を稼いでいる人々なので指導者に相応しい存在です。

特にイラストでお金を稼ぎたいという方にとってはこれ以上無い指導者といえます。

身近にプロのイラストレーターが存在しており、その方に添削してもらえるという環境はごくごく稀なことです。

そのため通信講座が用意しているこの添削のための環境というのは得がたい環境といえるでしょう。

インターネットの発達した現代だからこそ享受できるサービスともいえます。

お金を支払っていることのプレッシャーを利用しよう

通信講座にはいくらか料金を支払うことになります。

この料金が企業の収益となったり指導者の給与となったりするわけです。

ただこの金額、数万円以上するのが一般的で決して安くはありません。

ですが安く無い金額を支払うということは自分にプレッシャーを与える好材料ともいえます。

少なくともこの講座をムダにしてしまったら大きな損をすることになるでしょう。

それであれば真剣に取り組むのはごく自然な成り行きともいえます。

色々なイラスト講座

イラストの通信講座には色々なものがあります。

それこそ1枚絵のイラストを描くためのものから漫画や似顔絵、それから絵手紙といったものまである状況です。

そのため自分に合った講座を選ぶ必要があります。

漫画を描きたいのにイラストレーターの通信講座を受けてしまったら参考にはなるかもしれませんが求めていた指導は受けられないかもしれません。

またレベルについても趣味レベルのものからプロレベルのものまでが揃っています。

きちんと事前に自分に合った講座かどうかチェックしておくことをおすすめします。

後は本人のやる気次第

最も大事なポイントですが、通信講座を受講したからといって自動的に絵は上手くなりません。

提示された課題をしっかりとこなし、添削された部分をきちんと整理し、自分の絵へ生かす必要があります。

やる気をがんがん出して通信講座に望んでいきましょう。

まとめ

イラストの通信講座の有用性についてみてきました。

どんな分野でもガイド役が必要なように、イラスト技術を上達させるためにもガイド役の存在は重要です。

特にお金を稼ぐイラストレーターになりたい場合、時流を知っているプロから添削を受けられるのは貴重な機会といえるでしょう。

また通信講座には色々な種類があるので、自分が極めたいジャンルかどうか事前にチェックしておく必要があります。

後は集中して講座に挑み、無駄なく技術を取り入れていくよう心がけましょう。






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