ゲームをするための液晶モニタはどう選ぶ?注目したい4つのポイント

液晶モニタ

LG モニター ディスプレイ 27MP38VQ-B 27インチ/フルHD/IPS 非光沢/HDMI端子付/ブルーライト低減機能

液晶モニタは、ゲームをするためには重要な商品です。

どのような液晶モニタを使うかで、ゲームの際の快適さは違ってきます。

しかし、商品を選ぶときは、何となく探していると失敗してしまうので、いくつかのポイントを意識しておくことが大切です。

ここでは、ゲーム用の液晶モニタを選ぶときのポイントについて、詳しく説明していきます。

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ゲームに役立つポイント

ゲームのための液晶モニタを選ぶなら、液晶モニタならではの性能に注目してみましょう。

液晶モニタには、通常のテレビにはない特徴を備えた、よりゲーム向きの商品があります。

テレビの場合も、商品によってはゲームモードを選択できたりますが、そうした商品は多くはありません。

普通の家庭にあるテレビでは、ゲームのための性能が十分でないため、不満を感じてしまうこともあるのです。

一方、液晶モニタの場合は、ゲームをすることを想定して、そのための性能がしっかり備わっているものが多く出ています。

したがって、ゲーム用の液晶モニタを選ぶなら、「ゲームに役立つ性能があるか」という点を重視して考えましょう。

表示遅延とリフレッシュレート

ゲームのために液晶モニタを選ぶ際は、表示遅延とリフレッシュレートのふたつに注目してください。

表示遅延とは、簡単にいえば、コントローラーと実際の反応のズレになります。

コントローラーで確実に操作していても、実際の画面の中の動きは、少し遅れている状態のことです。

そのため、表示遅延の大きい商品でゲームをしていると、自分の操作と表示される動きが噛み合わず、余計なストレスを感じることになります。

普通のテレビの場合、ゲームモードを備えた一部の商品以外は、この表示遅延の対策が十分でないことが多く、快適に遊ぶことができません。

しかし、ゲーム用に特化した液晶モニタなら、表示遅延を小さく抑えた商品がほとんどであり、ストレスの心配はなくなります。

そして、リフレッシュレートとは、1秒の間に画面を書き換える回数を表した値のことです。

リフレッシュレートが60Hzの商品であれば、1秒で60回の書き換えが可能ということであり、この値が大きい商品は、より美しい映像を表示することができます。

これも、ゲーム用の液晶モニタによくある優れた性能なので、なるべく大きい値の商品を選びましょう。

PCでゲームをする場合、スペックが低くなければ、144Hzの商品を選んでおくと、きれいな映像でゲームを楽しむことができます。

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CS機のための選び方

ゲームといっても、CS機とPCでは、必要な性能は異なります。

PS4などのCS機を主に使う場合は、それに適した選び方をしなければなりません。

CS機でまず注意しておきたいのは、液晶モニタとの接続になります。

現在は、接続にHDMIを使うのが一般的であり、CS機で遊ぶための液晶モニタなら、HDMI端子は必須です。

ほとんどの商品にはきちんと備わっていますが、極端に安いものを選んだりすると、稀についていないこともあるので、注意が必要になります。

予算の関係で安さを重視する場合は、HDMI端子があるかどうか、必ず確認するようにしてください。

また、複数のCS機を使う場合は、HDMI端子が2個以上あると便利です。

1個しかないと、別のCS機で遊びたいときは、いちいち抜き差しすることになります。

この作業自体は特に大変なものではありませんが、頻繁に切り替えるようだと、だんだん煩わしく感じてくるものです。

複数のCS機を使うことがわかっているなら、HDMI端子の数もチェックして、なるべく使いやすいものを選んでおきましょう。

リフレッシュレートは60で

遊ぶのがCS機だけの場合、液晶モニタのリフレッシュレートは、低めでも問題はありません。

なぜなら、CS機のフレームレートは、60が上限になっているからです。

フレームレートとは、1秒間に出力されるフレーム数のことであり、上限が60なら、書き換え回数もそれ以上は必要ありません。

つまり、CS機で遊ぶなら、リフレッシュレートが60Hzでも144Hzでも、あまり関係ないのです。

PCでゲームをする予定がない人は、60Hzの液晶モニタでも、十分に遊ぶことができます。

PCのための選び方

PCの場合、接続端子の種類は、CS機と違って複数あります。

HDMIの他にもDVIやdisplay portなどがあり、どれにするか迷ってしまうこともありますが、映像の美しさを追求したいなら、display portがおすすめです。

display portの性能はとても高く、高い解像度と高いリフレッシュレートに対応できるため、映像にこだわりたい人には最も適しています。

これを使うにはPC側の接続端子もチェックしておく必要がありますが、もし使用できるようなら、display portを備えた商品にしておけば、映像の美しさや迫力を存分に堪能することができるのです。

ただし、CS機とPCの両方でゲームをしたい場合は、display portだけでなく、HDMIもついていることを確認してください。

CS機は基本的にHDMI接続なので、PCの方にばかり注目していると、失敗してしまうことがあります。

FPSなら144Hz

PCでゲームをするなら、CS機の場合と違って、リフレッシュレートはなるべく高い方がおすすめです。

特にFPSのゲームを楽しむなら、144Hzの商品を選んでおくと、とても快適に遊ぶことができます。

FPSはアクション性の高いゲームですが、もしリフレッシュレートが低かった場合は、カクカクとしたぎこちない動きになってしまうことが多いのです。

そうなると、相手の動きも捉えづらくなり、快適に遊ぶことができません。

しかし、144Hzの液晶モニタがあれば、ヌルヌルとした滑らかな動きになり、余計なストレスを感じることなくスムーズにゲームができるのです。

あまりアクションのないゲームなら問題はありませんが、動きが重要になるゲームをプレイするなら、かならずリフレッシュレートを確認しておきましょう。

大きさに注意

ここまでは、液晶モニタの性能に関する説明をしてきましたが、選び方で重要なのは、それだけではありません。

液晶モニタのサイズも、忘れずにチェックしておきましょう。

例えば、FPSで遠くの敵を撃つ場合、画面が小さいと見えにくくなってしまい、正確に当てることができません。

しかし、画面が大きければ、それだけ標的も大きく表示されるため、遊びやすくなるのです。

このように、遊ぶゲームによっては、できるだけ大きい画面が必要になる場合があるので、選ぶときは、サイズもしっかり考慮しておきましょう。

ただし、そのためには、場所に合わせることも大切です。

むやみに大きいものを選んでも、置く場所がなければ遊べないので、場所もあらかじめ確認しておいてください。

予算に合わせよう

サイズについて検討するときは、値段にも注意しておきましょう。

一般的に、大きいサイズの液晶モニタは、それに合わせて値段も高くなっているものです。

遊びやすさを考えれば、なるべく大きいサイズが欲しくなるところですが、予算が少ないなら、ある程度は妥協することも必要になります。

つまり、大きさを見て選ぶといっても、ひとつの要素だけで決めるべきではないということです。

サイズ、場所、値段など、複数の要素を総合して、最も適した商品を探しましょう。

まとめ

液晶モニタでゲームを楽しむなら、普通に映画などを見る場合とは、少し違った選び方をしなければなりません。

ゲームに適した商品を選ばなければ、気持ちよく遊ぶことはできないのです。

そして、ゲームにぴったりの液晶モニタを選ぶなら、ここで紹介したポイントを参考にしてみてください。

必要なポイントを押さえて慎重に検討にすれば、最適な商品が見つかります。






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