スクエア型はなし?スクエア型の液晶モニタのメリットとデメリット

2017年1月30日ペンタブレット(板タブ)

iiyama ディスプレイ モニター E1780SD-B1 17インチ/SXGA/LED/スクエア型

最近では液晶モニタというと無条件で、デジタルテレビのような16:9のディスプレイをイメージする方も多いでしょう。

でも、液晶モニタには、ワイド型と呼ばれる16:9のモデルだけではなく、4:3などのスクエア型とよばれるモデルもあるのです。

では、そんなスクエア型のメリットはどこにあるでしょうか?

ここではそれとデメリットを同時に見ていきます。

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スクエア型はスペースをとらない

スクエア型の液晶モニタのメリットとしてまずいえるのは、スペースをとらないという事です。

ワイド型の液晶モニタは横長なので、それを置いたらもうデスクの上のスペースはかなり埋められてしまうでしょう。

しかしスクエア型であれば、横の長さがそこまでとられるわけではありません。

ということは、デスクの上にその分だけスペースを開けることが出来るようになるのです。

そこに資料を色々と入れていくこともできますし、そこにパソコン本体を置くことだって問題なく出来るでしょう。

それはスクエア型にしかないメリットだと言えるでしょう。

ワイド型は無駄なスペースができてしまう

ワイド型の問題はスペースの無駄を作ってしまうところにあるでしょう。

たとえばそれが完全に消えてしまうスペースなのであれば、あまりスペースの無駄は気にならないはずです。

でも液晶モニタは、構造上完全にスペースをけしてしまうわけではありません。

なぜなら細い足一本で支えられていることが多いからです。

つまり、一定より空中のスペースは埋めてしまうけれど、その下のデスクのスペースはあいていることになるのです。

しかしそのスペースは大きいわけではありません。

だから、結果的に空いてはいるけれど疲れないスペースになってしまうのです。

それはすごく勿体ない事です。

デスクの上にはものがたくさん置けた方が良いに決まっています。

資料などをいちいち引き出しから探していたらそれだけでタイムロスになります。

そのロスが後々響いてくることもあるでしょう。

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スクエア型は縦長のものの作成に向いている

スクエア型の特徴として、ワイド型よりも縦に長いという特徴があります。

もちろんそれは比率だけの問題ではないので、スクエア型なら確実にワイド型よりも縦に長いかと言われると、そんな事もないという回答にはなります。

しかし面積的に同じくらいのサイズ感の液晶モニタがあれば、当然スクエア型の方がワイド型よりも縦長になるといえます。

縦長の画面にはどんなメリットがあるでしょうか?

それは、縦長のものの作成がしやすいというメリットになります。

文書やホームページなどは縦長

では、縦長の物とはどんな物でしょう?

縦長のものは、仕事でよく使うものだったりします。

たとえば文書の作成。

これは間違いなく縦長になるでしょう。

だから縦長の画面の方が作成しやすいです。

さらにはホームページ。

これは最近ではたまに横長のものもありますが、9割方縦長になります。

だからホームページを作る際にも縦長の液晶モニタの方が作りやすいです。

さらに言えば、アプリなどのスマートフォン関連の何かを作成する際にも縦長の画面の方がやりやすいです。

スマートフォン自体が縦長なのですから、それは当然だと言えるでしょう。

スマートフォンの場合もちろん中には横長のものもありますが。

スクロールの手間が省けるしバランスも見やすい

では何故縦長の画面の方が、縦長の方は作成しやすいと言えるのでしょうか?

それは単純な話で、縦長の画面であれば、それだけ画面をスクロールする回数が減るからだということになります。

縦長なのですから、スクロールしないでも多くのところを見渡せます。

その手間が消えるだけでも、作業効率は大きく変わるでしょう。

また、縦にみえる範囲が広いのですから、全体のバランスも見渡せやすいといえます。

横長の液晶モニタの場合、全体を見渡そうとすると、サイズ感をすごく小さくしないとならないことになるので、難しいところもあるでしょう。

しかし、縦長の場合、あまり小さくしなくても全体を見渡せるのでバランスがとりやすいのです。

その差はすごく大きいです。

仕事で液晶モニタを使うのであれば、こうして作業効率を高められるスクエア型の液晶モニタがおすすめです。

デメリットは動画などが見づらいこと

ではそんなスクエア型の液晶モニタのデメリットはどこにあるでしょうか?

まず一つは間違いなく、動画が見づらいことにあるでしょう。

最近の動画は、ほとんどが16:9で作られています。

そんな中液晶モニタが16:9だったら、動画はすごく見づらくなるでしょう。

上下の黒のブランクスペースが入り、全体が小さく表示されることになるか、あるいは左右を切ってみるしかなくなります。

左右を切ってみるとなんのことだかわけわからなくなる可能性も高いので、小さく表示してみることになるでしょう。

でもそれは当然16:9のモニタにくらべると見づらいです。

だから、動画をたくさん見る時には向かないと言えるでしょう。

プライベートには向かない

では、動画をたくさん見る時とはどんな時でしょうか?

それは、多くの場合でプライベートの時になるでしょう。

たとえば映画評論家か映像制作などの特殊な仕事についていない限り、仕事上で動画を見るということはあまりないはずです。

ということはつまり、仕事上ではこのデメリットはあまりデメリットにならない方が多いという事になります。

ただ、プライベートで使うには、逆にメリットも少なくなるし、このデメリットも大きくのしかかる人が多いでしょう。

だからプライベートでスクエア型の液晶モニタを使うのはあまりおすすめしません。

あまり選択肢がないのもデメリット

スクエア型のデメリットは、あまり選択肢がないというところにもあるでしょう。

ワイド型は、今では主流となっているので、すごくたくさんの選択肢があります。

しかし今や風前の灯ともいえるスクエア型の液晶モニタは、選択肢がほとんどありません。

なので、どんぴしゃに気に入るモデルをみつけるのは難しいかもしれません。

解像度などがどんぴしゃなものをみつけたけど、価格が合わなかったり、価格は良いけどサイズが合わなかったり、そういうことが起こる可能性は高いです。

しかしかわりとなるどんぴしゃなものも見つからないわけですから、何処かを我慢して使い続けないとならない可能性は高いです。

これからもあまり増えない

スクエア型の液晶モニタは、先述のようにビジネスワークで使うには意外と使い勝手が良いものだったりはします。

でも、今現在それでもあまり売れ行きが良くないのですから、これからもそれが回復する可能性は低いと言えるでしょう。

ということは、ドンドンと生産数も減っていくはずです。

だからスクエア型の液晶モニタの選択肢はこれからもどんどん減っていくと言えます。

これからもどんどん選択肢が減っていったら、壊れた時に新しいのが見つからない可能性もあると言えるでしょう。

だったらそれを見越して今からワイド型の液晶モニタに慣れておくというのも一つの手ではあります。

まとめ

スクエア型の液晶モニタは、仕事で使いやすいというメリットがあるのにもかかわらず、あまり人気がありません。

それはやはり、スクエア型のこうしたメリットよりも、ワイド型のメリットの方が大きいというところが関係しているのでしょう。

でもいい点があるのは確実なので、スクエア型の液晶モニタを使うのは、まったくなしではありません。






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