デザイン専門学校を出て就職できない人の共通点って何?

専門学校で学ぶ

デザイン専門学校を出ても、デザイン関係の仕事に就職できない方は一定数います。

そしてそういう方たちには共通点があります。

そんな共通点を知っておけば、それを反面教師にして、就職できるように対応していくことが可能になります。

そこでここでは、デザイン専門学校を出て就職出来ない人の共通点について紹介していきます。

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就職先の差別化が出来ていない

デザイン専門学校を出て就職できない方の共通点としてまず挙げられるのは、就職先の差別化ができていないという点です。

デザイン専門学校では、当然デザインを学んでいきます。

それはデザインを仕事にしたいと思っているからです。

そこまでは問題ありません。

しかし、就職がうまくいかない方たちは、デザインを仕事にしたいというその思いを前面に出しすぎているのです。

勿論その思いを伝えていくことも大切なことではあります。

でもその言葉だけでは、デザインを仕事にすることに対しての熱意は伝わっても、その企業に対しての熱意は伝わらなくなります。

就職活動で最も大切なのは、その企業に対しての熱意を見せることです。

良く就職活動は恋愛にたとえられることが多いですが、それはまさにピッタリなのです。

異性全体のことを好きだと言われてもいまいち響きませんが、異性の中から自分を選んでくれた理由をしっかりと述べてくれる人がいたら、それはすごく響きます。

就職でも、デザイン業界の企業だからその企業を選んだというのではなく、デザイン業界の企業のなかでその企業の何にひかれたのか明確に述べることができるようにしておかないとならないのです。

その企業ならではの特色を見つけないとならない

そうして就職先の差別化をしていくためには、その企業だけの特色を見つけていかないとなりません。

それは決して簡単なことではありません。

その企業にしかないような特色がすべてのデザイン系の企業にあるわけではありません。

しかし、比較的にここが強いとか、比較的にここが優れているというくらいのちょっとした特徴であれば意外とあるものです。

なのでそういうちょっとした特色でも良いのでしっかりと見つけていってください。

デザイン系の就職は簡単ではないと言われるからこそ、どこでもいいから入りたいと思っていろいろ受ける方は多いです。

でも、やみくもに受けても受かるはずはありません。

しっかりと差別化できるところを受けていくようにするのがおすすめです。

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デザインのスキルが高くない

これは比較的に大きな問題になりますが、デザイン専門学校を出ても就職先が決まらない方の共通点として、デザインのスキルが高くないということもあげられます。

デザインのスキルが高くないのであれば、就職先が決まらなくなるのも仕方ありません。

デザイン業界というのはやはりスキルを求められる業界になりますから。

スキルを高く見せられるポートフォリオにする

ただそもそもデザイン専門学校を出ている時点である程度のスキルはあります。

勿論それでも全然スキルが足りないとされることはありますが、中にはそのスキルでも足りるところもあるものです。

それでもデザインスキルのせいで就職が決まらないという方が多いのは、デザインを高く見せることができていないからになります。

ある程度のスキルがあったとしても、それがあるように見せることができなかったら、それはないのと同じです。

そうしてスキルがないと思われて落ちている方はすごくたくさんいます。

だからもし思い当たる節がある方は、スキルを少しでも高く見せることができるポートフォリオに変えていくことをおすすめします。

スキルだけをアピールするようなデザインは、逆にセンスにかけたりすることもあります。

でも、デザイン業界で求められるのはセンスよりスキルです。

基本的にはクライアントの要望に沿ってデザインするのが仕事になりますから、自分のセンスをどんどん発揮していくようなシーンはあまりありません。

なので、スキルの方が大切になるのです。

多少下品になってもスキルをアピールできるようなポートフォリオにしていってください。

社交性が不足して見えている

デザイン専門学校を出てもなかなか就職が決まらないという方には、社交性が不足して見えているという共通点もあります。

社交性が不足して見えていたら、やはり就職は難しくなります。

デザイン業界は確かに一般的な業界と比べるとやや特殊な業界ではあります。

でも社交性がいらない業界かと言われたら、まったくそんなことはありません。

むしろデザイン業界というのは、社交性を求められる業界になります。

たとえばデザインのことに関してディスカッションしたりすることもありますし、大きなプロジェクトともなれば、チームでデザインしていくこともあります。

また、小さなデザイン事務所ではデザイナーが営業も兼ねるようなこともあります。

その方がデザインへの要望に関してのヒアリングもスムーズになりますし、間違って伝わる可能性も低くなりますから。

このように、デザイン業界では社交性を発揮しないとならないシーンが多いです。

ということはそこに求められる人材も、社交性のある人物になります。

社交性が不足して見えていたら、採用されないのも仕方ありません。

コミュニケーションのトレーニングを

社交性が不足して見えている方には、やはりコミュニケーションのトレーニングが必要です。

とはいっても別に流暢にしゃべれるようになる必要はありません。

そもそも面接でそんなに流暢にしゃべれる方はいませんし、流暢にしゃべる機会も別にありません。

だから、比較的に大きな声で目を見て話すことができるようになればそれでよいです。

それができるようになるだけでも、だいぶ社交性があるように見えるようになりますから。

それをできるようにするためには、普段から意識してそういうコミュニケーションが取れるようにトレーニングしていくのがおすすめです。

ライバルの多いところを狙いすぎている

デザイン専門学校を出て就職が決まらない方は、ライバルの多いところを狙いすぎているということもあります。

ライバルの多いところとはたとえば、条件が良いところになります。

給料が高いとか、安定している名前の知られている企業であるとか、そういう条件の良いところには人が集まるのは当然です。

そして人が集まればデザインスキルに関しても人間性に関しても自分よりも魅力的に見える人はたくさん出てきます。

結果、採用されなくなっていくのです。

譲れない点1点クリアしているところならば満足できる

なんでもかんでも求めると、どうしてもライバルの多い企業にいきつきます。

だから何でもかんでも求めるのはやめるべきです。

そうではなく、譲れない点を1点だけあげて、そこをクリアしている企業を狙うのです。

譲れない点をしっかりとクリアしていればそれだけでも全然満足度は高くなります。

そしてそれくらいのところであればライバルもぐっと少なくなります。

結果、就職できる可能性が高くなっていくのです。

まとめ

デザイン専門学校を出てなかなか就職が決まらない方に見られる共通点は、主に戦略ミスです。

差別化できていないのも戦略ミス、スキルがいまいちだと思われるのも戦略ミス、ライバルが多いところばかり受けるのも戦略ミスです。

唯一、社交性がなくみられるというのだけは戦略ミスではありませんからそこは克服していかないとなりませんが、ほかは戦略次第でもどうにでもなります。

是非しっかりと戦略を立てて就活に挑んでいってください。






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