ドスパラの8インチ液晶ペンタブレット「raytrektab DG-D08IWP」試用レビュー

2017年11月3日液晶ペンタブレット(液タブ)

今回は、ドスパラの8インチ液晶ペンタブレット「raytrektab DG-D08IWP」の試用レビューをしていきたいと思います。

「アプリ画面に直接絵が描ける気持ちよさ。液晶タブレットでのお絵かきをもっと身近に」というコンセプトの液タブです。

本体にOSとしてWindows10が入っており単体で液タブとして動作します。

また、お絵かきソフトの「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」が標準でバンドルされていて、購入してすぐにお絵かきできます(WEBからダウンロード)。

それでは早速、開梱・セットアップ・インストール・試用の順でレビューしていきます。

「raytrektab DG-D08IWP」
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梱包は丁寧、付属品は充実

まず付属品全般ですが、付属品は充実しています。

本体の他、USBタイプの充電器、ペン、替え芯、HDMIの変換コネクタ、「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」のシリアルコードが書いた紙が付いています。

梱包は丁寧で、一つ一つ袋に収められています。



ペンは細くて軽く使いやすい

ペンは、Wacomなどのペンタブ商品のペンより細くて軽く使いやすいです。

鉛筆と同じ太さで持ちやすく、描くときに違和感を感じません。

摩擦の異なる2種類の替え芯がついていて、好みに合わせて選べるのはうれしい部分です。

マニュアルは日本語・写真付きで丁寧

主に初回電源起動時のWindows10のセットアップについて記載されています。

全ページ日本語で、写真付きで丁寧に説明されているので、セットアップで迷うことはありません。

マニュアルには「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」については記載されていません。

「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」については、シリアルコードが書かれた紙に記載されたURLを開いて、WEBで確認します。

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Windows10と「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」のセットアップについて

初回起動時はWindows10の初期セットアップを行う

最初に電源を入れるとWindows10の初期セットアップが始まります。

手順はマニュアルに記載されている通りに進めればOKです。

なお、Microsoftアカウントを作りたくない場合や使いたくない場合は、メールアドレス入力画面で、画面下部の「この手順をスキップする」を選べば、本体上にローカルアカウントを作成してログインすることができます。

セットアップに要する時間は10分程度です。

「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」のセットアップ

「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」は、まずWEBサイトからインストーラをダウンロードしてインストールします。

付属のシリアルコード記載の紙にダウンロードのURLが記載されているので、Microsoft EdgeでそのURLを開いてインストーラをダウンロードし実行します。

※「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」のシリアルコードが書かれた紙が箱の中に入っていますが、広告と間違えそうなデザインなので捨てないように注意。

インストール時の操作もWEB上に記載されていますので参考にします。

インストールが終わると、スタートメニューの画面左上の上から3番目のアイコンを開いたところに、「CLIP STUDIO」というアイコンが登録されているので、開きます。

「CLIP STUDIO」のアイコンを押してから起動するまで10秒程度かかる場合がありますので待ちます。

「CLIP STUDIO」の初回起動時は自動的に初期セットアッププログラムが3分程度走ります。

初期設定が終わったら、左メニューの画面左上の「PAINT」を開きます。

これが「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」になります。

「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」の初回起動時にシリアルコード入力画面が開きますので、付属の紙に書かれたシリアルコードを入力します。

このとき、アルファベットが大文字で入力しづらいですが、頑張って入力します。

通常のデジ絵作成では、「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」の機能でほとんど事足りると思いますが、さらに踏み込んで描きたい場合はPro版が購入できます。

液晶ペンタブレットとして描き味も抜群

ペンの応答速度は問題なし

ペンの応答速度は全く問題なく、いたって快適です。

ペンの動きにピタッと追従し、遅延は全くありませんので違和感なく絵描きに集中できます。

筆圧感知レベルは4096

筆圧感知も全く問題ありません。

太さの変化もなめらかで、想定している太さの変化や筆圧具合をかなり理想的に再現してくれます。

ペンの描き味

まず、ペンの細さと軽さが素晴らしく、鉛筆と同じ感覚で絵を描くことができます。

通常のペンタブはペンが太いため、この違いは強く感じます。

ペン先の摩擦具合は好みによりますが、私はグレーのペン先がしっくりきて使っています。

ペン先と画面の間が1cm程度であれば、マウスアイコンが反応するので、ペンの入れ場所もコントロールしやすいです。

なお、Windows上の操作を行う際も、指で操作するよりペンで操作する方が圧倒的に簡単で、誤操作もありません。

描いている際のペン先と線の間は1.5mm~2mm程度の体感です。

実際に描いているときは、空間をほとんど意識することはありません。

顔を画面に近づけて細かい部分を描こうとすると、ペン先と線のずれはやや気になりますが、それでも空間はかなり少ない方だと思います。

ペンの反対側が消しゴムになっており、すぐに消すことができます。

もちろん、ソフトの「やりなおし」機能で戻すことも簡単です。

他者のペンタブでは、線を描くときペン先がへこむものがありますが、このペンはペン先はへこみませんので、違和感なく線を描けます。

描き味は、Wacomのノウハウが十分に発揮されていて、総じて快適です。

その他の機能や気づいた点

ミニHDMI端子でTV出力が可能

本体にミニHDMI端子がついていて、TVに出力することができます。

ミニHDMIと通常のHDMIの変換コネクタも付属しているので、通常のHDMIケーブルがあれば大丈夫です。

TV出力は意外と楽しめて、うちでは子供が書いた絵を家族で見る時に使っています。

TVに出力すると、台所で料理を作りながらでも見れたりして楽しめます。

通常のWindows10ですので、youtubeやデジカメで撮った写真・動画を開いて、TVの大画面で楽しむのもOKです。

スリープと休止について

本体側面の電源ボタンを1回押すと画面が消えてスリープになります。

スリープの状態で電源ボタンを1回押すと即時復帰しログインされた状態で画面が表示されるので快適です。

長時間(おそらく46分)使用していないと休止になります。

休止は、メモリの内容をHDDに書き込んで電源を落とすもので、バッテリーの持ちがよくなります。

休止からの復帰時は、電源ボタンを長押しします。

HDDの内容をメモリに移してから起動するため、起動に10秒程度かかります。

また、ログイン画面が表示され、ログイン操作が必要です。

発熱について

充電時には本体裏面が発熱します。

それでも触れないというほど熱くはなりません。

また、バッテリー駆動時はほとんど発熱しませんので、夜寝る前に充電して、日中はバッテリーで使うようにしています。

結論「手軽で本格的な液タブ」

一言で言うと、「raytrektab DG-D08IWP」は「手軽で本格的な液タブ」です。

これは、以下3点によるところが大きいです。

  • OSを実装している
  • 8インチのサイズに抑えられている
  • 筆圧感知などリアルな描き味を実現している

これにより、ごく簡単にデジ絵環境が整えられ、お絵かきがぐっと身近になります。

手軽な液タブでお絵かき環境が身近に

今までのペンタブや液タブでは、タブレットとは別にOSが必要でした。

そのため、既にPCの購入が必要になったり、機器の設置スペースの確保する必要がありました。

「raytrektab DG-D08IWP」では、Windows10タブレットに液タブの技術を組み合わせた設計になっており、PCを別に用意する必要がありません。

このため、端末1つで液タブ環境を整えることができるようになっています。

サイズが8インチですので、事前に設置スペースを確保する必要がありません。

液タブ環境を整えるハードルがとても低くなっており、デジ絵がとにかく身近になっています。

Wacomの技術が使われていることもあり、描き味は本当にリアルなのも大きな特徴の一つです。

液タブを「持ち歩く」という選択肢

「raytrektab DG-D08IWP」は単体で動作し、サイズもほどよいため、外出する際に「とりあえず持っていく」という選択肢ができます。

ふいにいい景色などを見た時にその場ですぐ描けるというのはかなり偉大です。

PCが必要な通常の液タブでは、外出時に持っていくのは現実的ではありません。

「raytrektab DG-D08IWP」は「持ち歩く」という使い方を実現することによって、今までできなかったまったく新しい使い方ができます。

価格もぐっと身近に

CPUなどハードスペックを過剰にしないことで価格が抑えられていて、コストパフォーマンスも抜群です。

例えばWacomの「Cintiq」シリーズでは、サイズが13インチということもありますが、10万円を越えてきます。

一方、「raytrektab DG-D08IWP」は実売5万円前後で購入できます。

液タブを使ってみたかったけど価格的にちょっとムリ、という方にも「raytrektab DG-D08IWP」はおすすめです。

絵具一式をそろえるより簡単

今まで、絵を描きたいけど絵具などを揃えるのがめんどくさい、と躊躇していた人も多いと思います。

「raytrektab DG-D08IWP」があれば1台で絵具も筆もキャンバスを用意してくれます。

絵具に比べて持ち運びも便利で、お絵かきがもっと身近に感じられます。

まとめ

「液晶タブレットでのお絵かきをもっと身近に」というコンセプトで設計された「raytrektab DG-D08IWP」。

このコンセプトは、「完璧に実現している」と言ってよいと思います。

地味にたくさんの工夫が盛り込まれており、手軽に身近に使ってほしい液晶ペンタブレットです。

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2017年11月3日液晶ペンタブレット(液タブ)