ビジネスパーソン向け!トラックパッドとペンタブの比較・使える製品/アプリ特集

ペンタブレット(板タブ)

Wacom ペンタブレット Sサイズ ペン&タッチ Bamboo CTH-470/K0

軽量小型のノートPC・”2 in 1”端末が主流となっており、ビジネス用に愛用する人が増えているそうです。

マシン1台で作業は完結しますが、効率化のために外部デバイスの導入も検討してみてはいかがでしょうか。

ここでは、最初にトラックパッドと比較しつつペンタブの利点を挙げ、ビジネスパーソン絶賛の名品・アプリを詳しく紹介していきます。

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環境別・トラックパッドvsペンタブ

パソコン操作をより早く・直感的にするデバイスとして、外部接続型のトラックパッドがあります。

しかし、ここで敢えてぶつけていきたいのが、ペンタブレットという存在。

イラストレーターやデザイナー用のデバイスでは?

と想像しがちですが、そうとは言いきれません。

まずは、OS別に相性のいいデバイスを考えてみたいと思います。

Windows

マイクロソフトがオフィシャルに販売している製品を先頭に、Windows搭載の”2 in 1”マシンが増えてきました。

NECが発売している製品は、キーボード部分がペンタブレットを兼ねており、大変好評を得ています。

しかし、家電系を取り扱うメディアによると、ノート型/“2 in 1”型ともに「タッチパッド部分の入力性能に課題が残る」という指摘が散見されます。

加えて、オフィスソフトを中心に扱うビジネスパーソンにとっては、タッチ操作よりはショートカットのほうが重要である…という実感があるのではないでしょうか。

主流メーカーのトラックパッド・ペンタブのそれぞれの特徴をみてみましょう。

トラックパッド最上位モデルを見てみると、マウスの基本操作に加えて、ジェスチャーによるアンドゥ・リドゥ機能や拡大・縮小が使用できます。

これだけでも十分ですが、ショートカット操作の登録が出来ない・限られているのがネック。

加えて、モバイル端末の高性能化を利用してペーパーレス化しようとするかたにとっては、やはり「手書き」機能もほしいところ。

そこを補ってくれるのが、ペンタブレットです。

ペンタブレットの場合、マウス操作はもちろんペンになります。

ペンありきという点についてはトラックパッドに劣りますが、トラックパッドで出来る操作のほぼ全てをカバーできます。

トラックパッドに対する決定的な優位性が、ファンクションキーの存在。

ショートカットキーを多数使用するのは、グラフィックソフト・オフィスソフト共通の特徴なので、ここには強いこだわりがあります。

手書きとデータ入力を平行して行いつつ・資料をチラッと見たい…というシーンでは、活躍すること間違いなしでしょう。

まとめると、Windowsで出来ることを一手に済ましたい!

という方にとっては、ペンタブレットに軍配があがります。

MacOS

最初に結論を述べると、純正トラックパッド&キーボードの組み合わせが、もっとも作業効率のいいものになります。

加えて、Macユーザーの多くが、iOS端末も所有しているということも、注視すべきでしょう。

詳しくは後述しますが、iOS端末を「液晶ペンタブレット」としてMacに対応させることができるのです。

これらを考えると、Macユーザーがあえてペンタブレットを購入するメリットは低く、純正アクセサリーとiOS端末があれば大体のことはこなせる…と断言できます。

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ビジネスパーソン大絶賛のペンタブとは?

さて、ここまではトラックパッドとの対比をしてきましたが、ビジネスシーンで使えると大好評だった、至高の外部デバイスの紹介をしていきたいと思います。

BAMBOO Pen&Touch

Wacom ペンタブレット Sサイズ ペン&タッチ Bamboo CTH-470/K0

ワコム製のペンタブレット”BAMBOO”シリーズの旧式モデル。

男性の手のひらサイズのコンパクトな本体で、ファンクションキーを3つ搭載した製品です。

文字を書き込むには十分な筆圧感知機能を搭載。

ペン本体のキーにもショートカットの割り当てができるなど、ペンタブとしては慎ましいながらも、痒いところに手が届く製品です。

プレゼン資料の作成・PDFファイルへの書き込みに好評で、ビジネス誌でも紹介された製品でしたが…残念ながら、現在は購入できる場所が限られます。

Amazonでは新品の出品も時折見られるので、気になる方は是非チェックを。

タブレット・スマホユーザーにはコレ!

前項同様に”BAMBOO”シリーズからのご紹介ですが、こちらは現行品モデルとなっており、入手しやすくなっています。

BAMBOO Slate

Bluetooth対応のiOS・Android端末で使用可能なペンタブレット。

バインダー型とノート型の2種類があり、コンセプトは「アナログからデジタルへの同期」です。

専用ボールペンで付属の用紙に書き込むと、書いた内容がそのままデジタルで端末に転送されます。

同期に対応しているソフトは

  • Evernote
  • Dropbox
  • OneNote

と、主要な面々となっており、導入しやすくなっています。

また、オンラインストレージが5GBついた専用ソフト(一部有料)と、iOSの「メモ」アプリに似た”BAMBOO Paper”もバンドルされており、手書きのアイデアを保存・共有することに長けた製品です。

ボールペン・用紙については、純正品でなくても使用可能との実証があります。

右利き・左利き問わず使用可能で、設定もシンプル。

アイデア貯蓄をしたい方、設計・デザイン系のお仕事に携わるかたには、是非ともおすすめしたい逸品。

一方でデメリットもあります。

ここまでお読みいただければ何となく浮かんだかと思いますが、従来のBAMBOO製品にあった「タッチ・ジェスチャー機能」「ファンクションキー」が搭載されていません。

Windows・MacOSでは使えないので、それらの機能が撤廃されるのは必定だったかと考えられます。

ライト〜ミドル性能のタブレット端末をビジネスで使う人に支持を得ており、まさに次世代のビジネス向けペンタブレットと言えます。

iPadをペンタブ化できる!?”Astropad”

最後に、ここまでで少し触れた「iOS端末のペンタブレット化」について述べます。

使用するアプリはズバリ”Astropad”。

iPad Proユーザーは有料版(3600円)、それ以外のiPadシリーズでは無料版が使えます。

有料版と無料版の違いは、Apple Pencilへの最適化のみなので、機能としてはほぼ代わりがありません。

出来ることですが、ずばり「Macデバイスのセカンドディスプレイ化」です。

同一のWiFi回線に繋いでいれば、Mac画面をそのままiPad上に表示・スタイラスペンでの書き込みやタッチ操作が使えます。

筆圧感知機能も使用可能。

iPad Proであれば、iPad対応純正キーボードにおけるショートカット操作も有効とのこと。

Macの遠隔操作が事実上可能と言ってしまっても、過言ではないでしょう。

恩恵を受けるのは、iMacに代表されるラップトップ型の製品をお使いのかただと考えられます。

ちょっとした手書きの書き込みをしたい・書斎以外の場所でお仕事をしたいという人には、まさにぴったり。

クリエイティブな作業にも向いており、代表的なのが、最近無料化されたGarageBandの操作です。

iOS版は機能が縮小されているため、Mac版を小型端末でちょこっと操作したい…というかたの需要も満たしているとか。

少々お値段は高めになりますが、Appleファンには是非使って欲しいアプリの1つです。

まとめ

ペンタブレット=イラストレーターやデザイナー向け、というイメージがあります。

一方で、アイデアを貯蓄したい・ペーパーレス化したい・オフィスソフトの操作を直感的に行いたいというビジネスパーソンの要望にも、しっかりと応えてくれます。

お仕事の効率化をお考えのかたは、ここでご紹介させていただいた商品も含めて、ご検討いただければと思います。