ペンタブにおいて、芯の扱いはとても重要なので、注意をしましょう

ペンタブレット(板タブ)

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ペンタブを使う時に、芯の扱いはとても重要です。

ペンタブの芯は消耗品です。

適切な時期に交換をしなければなりません。

ペンタブの芯は純正品以外に、代用品もいくつかあります。

意外な代用品もありますが、使用には注意をしなければなりません。

ペンタブを大切に使いたい人は芯の扱いについて知っておくようにしましょう。

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ペンタブの芯は消耗品です

クレヨンや色鉛筆や鉛筆は使えば使う程短くなっていってしまいます。

ポールペンやマジック、万年筆などは使えばいつかインクが切れて線がかすれ、そしてやがて書けなくなってしまいます。

インクを補充する必要があります。

筆の場合は、定期的に絵具を筆先に付けなければ描くことが出来ません。

ペンタブの場合は直接ペン先にインクがついているわけではありません。

しかし、ペンタブの芯もまた、他の筆記用具と同様に消耗品なのです。

ずっと長い間同じものを使い続けることはできないのです。

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ペンタブの芯を定期的に交換しなければならない理由

ペンタブの芯はそこから直接インクが出て線を引いているわけではありませんが、画面にペン先をあてることによって芯が摩耗をしていきます。

どんどんと摩耗し、短くなり、やがて芯がなくなってしまいます。

また、芯は繊細で、衝撃に弱いです。

落としたり、ぶつけたりすることで折れてしまうことがあります。

鉛筆やシャーペンの芯と同じことです。

ペンタブに衝撃を与えたり、落としたりしないように扱うことが一番ですが、もしも、ペンタブをうっかり落としてしまい、ペンタブの芯を落としてしまったとしても、パニックになる必要はありません。

ペンタブ自体が故障していないのならば、芯を取り換えるだけで再び使うことが出来ます。

ペンタブの芯を替えるおすすめのタイミング

ペンタブの芯は消耗品ではありますが、交換するタイミングに迷う人も少なくありません。

目安は芯が1ミリメートル以下になったときがおすすめです。

1ミリメートル以下になった場合のデメリット

ペンタブの芯が1ミリメートル以下になったとしても、まったく描けなくなるわけではありません。

しかし、デメリットの方が大きいです。

デメリットは主に2つあり、1つめはペンタブの芯の交換が大変になること、もう1つは描きにくくなることです。

1つ目については、ペンタブの芯が短くなりすぎると、ペンタブから抜けにくくなってしまいます。

芯の交換に手間取っているうちに貴重な時間を浪費してしまったり、作業のモチベーションが下がったりしてしまいます。

2つ目については、ペンタブの芯が短くなるにつれて、芯の先端が平らになりやすくなります。

そうなってしまうと細くて繊細な線をかきにくくなってしまいます。

この描きにくさが時間の浪費に繋がったり、作業のモチベーションダウンにつながったりしてしまいかねません。

寿命は約5年

ペンタブの芯の寿命は約5年と言われています。

しかし、使い方やペンタブの芯の種類によって大きく変わってきます。

もちろん、使用頻度が多い方が寿命は短いです。

さらに、筆圧が強い人はペンタブの芯が早く消耗してしまうでしょう。

ペンタブの芯の交換方法

芯が1ミリメートルある状態で、ペンタブの芯を交換するのはそれほど難しくはありません。

メーカーの説明書通りに行えば問題ありません。

工具を使うことも内でしょう。

ペンタブの芯が短くなりすぎた場合

ペンタブの芯がとても短くなってしまってから好感する場合、少し苦労する場合があります。

場合によっては道具を利用することになるかもしれません。

ペンタブの芯が何らなの理由で押し込まれてしまった場合にもおすすめの解決方法です。

ペンタブの芯に先端の尖ったものを挿して、慎重に引き抜きましょう。

安全ピンや縫い針、千枚通し、先端の尖ったピンセットなど身近にあるものを利用してみましょう。

ペンタブの芯を代用する場合

ペンタブの芯は異本的に純正品を使うのがおすすめです。

メーカーごとに、一番描きやすく、故障しにくい物を作っています。

しかし、ペンタブの芯のストックを切らしてしまった場合、すぐに手に入らない場合、代用品を使う人もいます。

純正品を買うよりもコスパが良いものが好まれます。

場合によっては代用品のほうが純正品よりも使いやすいと言っている人もいます。

しかし、それはリスクも伴うことであることを理解しておきましょう。

代用品は自己責任

ペンタブの芯の代用品にはいくつかありますが、使用はあくまで自己責任となります。

代用品はあくまで代用品なので、ペンタブ自体の故障に繋がってしまったり、イラストを描くエリアを傷つけてしまったりするかもしれません。

そうなれば、ペンタブの芯よりももっとかかる費用が高額になってしまうかもしれません。

保証の対象外になります

ペンタブは高額な商品なので、普通のルートで購入した場合、それなりに手厚い保証が付くことが多いです。

しかし、ペンタブの芯に純正品以外のものを使ったのが理由で故障してしまった場合はたとえ、ペンタブを購入した直後であっても、保証期間内であったとしても、保証の対象外となってしまいます。

よく注意をするようにしましょう。

ペンタブの芯の代用品としてよく使われるもの

ペンタブの芯の代用品としてよく使われるものについて紹介をします。

パスタ

パスタはペンタブの芯と同じくらいの太さです。

しかし、とても折れやすいです。

ペンタブの中でパスタが折れてしまうと取り出しにくくなってしまったり、故障の原因になってしまったりします。

パスタを代用品として使う場合は芯先を短くしましょう。

爪楊枝

パスタよりも爪楊枝の方が固いです。

爪楊枝の場合はペンタブの中で折れてしまったというトラブルも起きにくいです。

しかし、ペンタブや爪楊枝の種類によっては爪楊枝が太すぎて入らないということもあります。

無理矢理爪楊枝を使っているとペンタブの故障繋がってしまうかもしれません。

また、純正品の芯を使おうとするとうまく固定できなくなってしまうかもしれません。

綿棒

綿棒をペンタブの代用品として使う場合、綿棒の先端についている、綿の部分を取り除く必要があります。

ペンタブの芯の代用として使うためにある程度加工が必要で時間がかかるのがネックです。

ペンタブの芯の種類について

ペンタブの使用に慣れて来たら、描きたいイラストの種類に合わせて、芯を替えるのもおすすめです。

制作の幅が広がるでしょう。

ペンタブの芯の種類は、標準芯のほかに、エラストマー芯やハードフェルト芯、ストローク芯、ステンレス芯などがあります。

最初は標準芯が装着されているはずです。

エラストマー芯は弾力のある描き心地です。

ハードフェルと芯は柔らかい描き心地を得ることが出来ます。

ストローク芯はGペンに近い線を描くことが出来ます。

ステンレス芯は名前の通り、固い素材の芯です。

少しクセがありますが、この硬さが良いというファンも多いです。

硬いので芯の消耗もゆっくりです。

まとめ

ペンタブはペン先からインクが出ているわけではないので、実感しにくいですが芯は消耗品です。

使っているうちに摩耗していくので、1ミリメートルになったら新しい芯と交換をしなければなりません。

無理して使っていると、掻き心地が悪くなります。

ペンタブの芯をパスタや爪楊枝、綿棒などで代用している人もいますが、これはあくまで自己責任です。