ペンタブレットは使い方や選び方次第で、使いやすくなるって本当?

2017年7月25日ペンタブレット(板タブ)

パソコンでイラストを描こうと思っても、マウスではうまく描くことができないです。

そんなときに便利なのがペンタブレットです。

本格的にイラストを描きたいという方にはペンタブレットがおすすめになりますが、どのようなものを選べばいいかわからないですよね。

また、初心者はペンタブレットを使いこなすのも難しいものなので、使い方のコツや選ぶ時のポイントなどまとめてみました。

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ペンタブレットとは

ペンタブレットとは、タブレットに専用のペンを使ってイラストや文章を制作できるものです。

パソコンのマウスカーソルによる操作を代わりにできる道具で、パソコン本体にケーブルを繋げて使用します。

板のようなデバイスの上に専用のペンで、描きたい形状になぞることによってパソコンにその形を認識させています。

板状のデバイスの見た目をしているため、板タブとも呼ばれています。

マウスで絵を描くことは不可能ではないのですが、思うように描くことができなかったり、繊細な動きを再現することが難しいので、パソコンでイラストなどをよく描く方にはペンタブレットがおすすめになります。

液晶タブレットといって、ペンタブレットと液晶ディスプレイを統合したものもあります。

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ペンタブレットの特徴

サイズ・重さ

タブレットのサイズは、入力サイズごとに大きさが分かれていてA4、A5、A6の3種類あります。

この大きさはメーカーなどによって変わってくるので、一概には言えませんが、重さは500グラムから1500グラムで、サイズによって異なります。

ペンの方は、普通のペンと比べると少し太く、大きいくらいであまり変わりはありません。

重さもあまり変わらないので普通のペンをつかっているのと同じ感覚で使うことができます。

筆圧感知機能

ペンタブレットのペンは、筆圧感知機能というものを備えています。

ペン先にかける力加減で、線の太さや塗りの濃淡を変化させることができるのです。

筆のかすれ具合や絵の具のにじみなどのリアルな表現も可能です。

消しゴム機能

ペンをひっくり返して描いたものを消すことができるかんたん消しゴム機能がついているものもあります。

こちらは、ペン先と同様筆圧感知機能がついているため、消す太さや濃淡も調節することができすのです。

傾き感知機能

少し値段は上がりますが、傾き感知という機能がついているものもあります。

こちらの機能は、筆圧感知機能と似たようなものですが、筆の形や濃淡などを変化させることができます。

ペンタブレットの基本的な使い方

ペンタブレット上で、ペンを少し浮かせたまま動かせば、画面上のポインタも動きます。

クリックやドラッグなどのやり方を説明します。

クリックは、ペン先でタブレットを1回軽く叩くか、ペン先を強めに押し付けます。

ダブルクリックは、ペン先でタブレットの同じところを2回軽く叩きます。

ドラッグは、動かしたいものをタッチでクリックし、ペン先をタブレットにつけたまま移動します。

線を引くときや色を塗るときもこの操作になります。

右クリックをしたいときは、ペンの側面についているボタン押せばできます。

しかしながら、ボタンの配置や割り当ては、メーカーによって異なる場合があるので確認してから使うようにしましょう。

このように、ペンタブレットの操作方法は、簡単なものになっています。

ペンタブレットの使い方のコツ

1.ペンタブレットをディスプレイの真正面に配置する

慣れないうちは、ペンタブレットを使いこなすのが難しいです。

ペンタブレットをパソコンなどのディスプレイの真正面において使うことで、手の動きとディスプレイ上でのポインタの動きを調節することができます。

最初は、難しいかもしれませんが使っているうちに慣れてきます。

2.マウスを使うのをやめてみる

ペンタブレットに慣れるまでは、あえてマウスをどけてしまってペンタブレットのみでパソコンを操作してみるのが一番早くペンタブレットに慣れる方法です。

イラストを描くときだけでなく、メールをおくるときやネット検索をするときもペンタブレットを使うことでペンタブレット操作が自然に身に付きます。

3.画面とペンタブレットの範囲を変えてみる

基本的には、ペンタブレットを使う範囲とディスプレイは1:1の比率に設定されています。

ペンタブレット上で左右に動かすと、ディスプレイ上でも同じタイミングで動きます。

そのため、モニターが大きくなればなるほど、ペンタブレットの動く範囲との差異が広がります。

モニターが大きくて、ペンタブレットが小さいと使いにくいということになります。

しかし、ディスプレイの使用範囲を変更することもできるので、最初のうちは画面の使用範囲を小さめにしてみるといいかもしれません。

しかし、使用範囲を狭めてしまうのは、デメリットになる場合もあるので多少慣れてきたら全画面に戻すようにした方がよいです。

4.手元を見ずに画面を見る

ペンタブレットで最初に一番苦戦するのが、手元を見ながら描かずに画面を見ながら手元を見らずに描かなければならないことです。

ペン先は画面上でのポインタになるので、画面を見ながら描くのは絶対条件になってきます。

始めのうちは、結構難しいかもしれませんが必ず慣れてくるので大丈夫です。

ペンタブレットの選び方

サイズ

ペンタブレットを選ぶうえで一番重要となってくるのが、サイズです。

基本的には、モニターと同じようなサイズを選ぶのがおすすめです。

なのでペンタブレットを購入する前には、必ずモニターサイズを測っておく必要があります。

さきほども言いましたように、ペンタブレットとモニターの大きさが違うと特に初心者は、使いづらくなるのでサイズを合わせることは非常に重要なのです。

傾き検知機能がついているものを選ぶ

紙で絵を描くときに、筆を傾けたり筆の向きを変えたりして絵を描くことができますよね。

それと同じことをペンタブレットでできる傾き検知機能というものがあります。

こちらは、ペンだけでなくタブレットとペン両方でこの機能が対応している必要があります。

筆で描いたようなリアルな表現をしたい方は、この傾き検知機能がついているものを選んだ方がよいです。

メーカーで選ぶ

ペンタブレットを販売しているメーカーはいろいろありますが、一番有名で人気なのがワコムです。

様々な機種から品質のものが揃っているので初心者の方にもワコム製品のものがおすすめです。

また、ワコムの中でも様々なシリーズのものが販売されているので、自分の目的に合ったものを選ぶことができます。

価格

ペンタブレットの価格は、数千円の安いものから10万円を超える高価なものまでさまざまな価格のものがあります。

もちろん高価なものの方が、機能や描写方法などが充実していますが、初心者の方やそこまでこだわりのない方は、5000円以内で買えるものでも十分使えると思います。

本格的にイラスト作成をしたいという方は、高価なものを、使えればいいかなっていう方は安価なものを選ぶとよいでしょう。

まとめ

いろんなペンタブレットがあることがわかったと思いますが、ペンタブレットを使いこなすまでには結構時間がかかることがわかります。

早く使いこなすためには、マウスを使わないようにしたりタブレットの位置を真正面に置くことで使いやすくなります。

また、筆圧感知や傾き感知機能があるものを使うことでレベルの高いイラストを描けるようなるので、自分にあったものを選ぶとよいでしょう。






2017年7月25日ペンタブレット(板タブ)