ペンタブ手袋って買うしかないの?簡単に安く自作する方法!

ペンタブレット(板タブ)

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ペンタブでイラストや漫画を作成するには時間がかかります。

長時間の作業では手への負担も大!

そんな時に欠かせないのが、ペンタプ手袋です。

でも、ペンタブ専用の手袋って売っている場所が少なかったり、高価だったりしてなかなか気軽に手に入れるのは難しいですよね。

そこで、今回はペンタブ手袋を簡単に安く自作する方法をご紹介します!

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ペンタブ手袋とは

そもそも、ペンタブ手袋とは何なのでしょうか?

ペンタブ手袋とは、ペンタブで長時間のお絵かき作業をする時にペンを持つ方の手につけて使用する専用の手袋です。

プロのイラストレーターや漫画家など、長時間の作業を日常的に行っている人は、使用していることが多いです。

ペンタブ手袋の特徴

ペンタブ手袋の特徴は、その形。

普通の手袋とは少し違っています。

ペンタブと触れる部分と薬指・小指だけが覆われる形状をしています。

ペンを握る親指・人差し指・中指は素手の状態となっています。

これは、絵をかくのに必要な部分をむき出しにしておくことで、繊細な作業をしやすくするための形状です。

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ペンタブ手袋の必要性

ペンタブ手袋はどうして使われているのでしょうか?

ペンタブ手袋を使用する目的は、大きく分けて二つ。

腱鞘炎予防と、作業効率化が目的です。

腱鞘炎は手汗が原因

どうしてペンタブ手袋をすると腱鞘炎予防と作業効率化ができるのでしょう。

その理由は、ペンタブと手の間の摩擦を軽減してくれるからです。

タブレットを長時間使用していると、熱が発生し手汗が出ます。

汗がつくと摩擦が大きくなり、手がタブレットの上で滑りにくくります。

ペンタブで長時間絵を描いている時に、手がはりついて動かしにくくなったり、キュッキュッといった音が鳴ったりしたことはありませんか?

そのような時には、手汗で摩擦が大きくなっているんです。

手汗をそのままにしておくとどうなるか

摩擦が大きいまま作業を続けていると、手首や腕に負担がかかります。

日常的に負担をかけ続けることで、腱鞘炎になってしまいます。

また、摩擦が大きいと単純に手が動かしづらいので、思ったような線が描けず、作業しづらくなります。

作業時間も長くなってしまいますね。

たかが手汗ですが、作業時間増と手首への負担増の影響はボディブローのように地味に効いてくるものです。

お絵かきを長く続けていくためにはできるだけ防止する必要があるといえるでしょう。

手汗対策にはペンタブ用手袋

手汗がペンタブにつくのを防止するには、ペンタブと手の間に汗を吸ってくれる吸湿性のある物を噛ませるのが有効な対策です。

プロの漫画家などが、紙と手の間にティッシュを挟んで絵を描いているのを見たことがある人もいるかもしれません。

あれは、ティッシュに手汗を吸わせて腱鞘炎予防をしているんです。

ペンタブ手袋も同じ原理で手汗を吸い、腱鞘炎を予防してくれます。

ただし、ティッシュは汗を吸ってボロボロになってしまい耐久性が低く、手の動きを妨げることもあります。

その点で、ペンタブ手袋を使う方がおすすめです。

ペンタブ手袋の入手方法

ペンタブ使いはぜひ使っておきたいペンタプ手袋。

しかし、一般のお店ではなかなか目にすることがありません。

どうやったら手に入るのでしょうか?

ペンタブ手袋を買う方法

ペンタブ手袋は、大型の画材屋さんやインターネットショッピングなどで購入することができます。

PCショップのタブレットコーナーに公式のペンタブ手袋が置いてある場合もあります。

価格は片手手袋で1000円~1500円が相場。

公式の物は2000円ほどです。

そこまで高価ではありません。

ペンタブ手袋の費用はできれば安くすませたい

ネットショッピングなどを活用すれば、ペンタブ手袋を購入するのはさほど難しくはないでしょう。

でも、お絵かきにかけられる予算は限られているものです。

他の画材や資料にお金をかけたい、ペンタブ手袋は継続的に買い替えが必要…といった事情も考慮しなくてはなりません。

そうなると、やはりペンタブ手袋にかかるお金は抑えたいところですね。

節約するなら自作がおすすめ

ペンタブ手袋を安く手に入れるには、自作するのがおすすめです。

購入しようと思うと一般店舗では見つかりにくいペンタブ手袋ですが、自作するのは簡単。

素材は100円ショップやドラッグストア、ホームセンターなどで気軽に購入できます。

専用ペンタブ手袋を購入する前におためしで使ってみたい時、高価なペンタブ手袋を買って合わなかったら後悔しそうな時などには、一度自作してみることをおすすめします。

ペンタブ手袋の自作方法

ここからは、ペンタブ手袋を自作する方法を紹介していきます。

ステップはたったの2つだけです。

コットン手袋を購入する

まずは、コットン手袋を購入します。

コットン手袋は、主婦が家事をする時や手荒れのケアのために使用する薄手の布製手袋です。

木綿手袋や、布手袋などと表示されていることもあります。

コットン手袋を使用するメリット

コットン手袋のメリットは、非常に安く、手触りが良いこと。

安価で大量に購入できるので、惜しみなく使うことができます。

手汗を吸った手袋を洗濯して使うのは意外と手間がかかるものです。

使い捨て出来るのは専用のペンタブ手袋にはないメリットです。

手触りが良いことは、長時間の作業をする場合に重要です。

コットン手袋は荒れた手を保護するために使われるものなので、着けていて気持ちがよいです。

ストレスを感じにくく、汗で蒸れてしまうことも少ないです。

タブレットの素材との相性も良く、手が動かしづらくなることはほとんどありません。

ゴム手袋やポリエステル製の手袋も安価ですが、長時間使用するには手触りが悪くストレスになります。

加工した後の耐久性も低いので、あまりおすすめできません。

コットン手袋を加工する

次に、コットン手袋をペンタブ手袋と同じ形になるようにハサミでカットします。

中指の付け根から親指の付け根部分にかけて切るだけでOKです。

慎重派の方は、手袋をはめてカットしたいラインを決め、線を引いておくと失敗せずに済みます。

カットの方法も、市販のものと同じでなくても構いません。

例えば、全部の手の指先だけをカットして使う方が使いやすいという人もいます。

自分の使いやすい形に自由に調整できるのも自作の利点といえます。

自作の節約効果は大

この方法なら、100円でペンタブ手袋を入手できます。

専用の手袋を買う時と比べると、1000円以上も節約できますよ。

ペンタブ手袋は液晶タブレットにも使える

ペンタブ手袋は液タブでも役立ちます。

液タブの特徴から、手汗対策以外の使い道も見つかっています。

液タブとは

ペンタブは、板にペンを当ててPCのモニターを見ながら描画する板状のペンタブ(板タブ)と、液晶モニターに直接描画する液晶ペンタブ(液タブ)があります。

液タブは以前はかなり高価で、持っている人も少ないものでした。

しかし、iPadやタブレットPC用の描画ソフトや専用のペンが発売され、液タブはぐっと身近になってきています。

液タブで絵を描く時にも、ペンタブ手袋は活躍します。

液タブのタッチパネル誤作動防止に役立つ

手汗対策はもちろんですが、その他にも、タッチパネル式のタブレットを使用する時にペンタブ手袋はおすすめです。

タッチパネル式のタブレットで普通に液タブに手や腕を着けて描くと、自分の手をタブレットが間違って認識してしまいます。

ペンタブ手袋をすることで、液タブの誤認識を防ぐことができます。

液タブ最大の強みである紙と同じように描ける特徴を十分に活用するには、ペンタブ手袋が必需品といえます。

まとめ

いかがでしたか?

ペンタブでデジタル作画をするには、ペンタブ手袋は必需品です。

専用品ももちろん良いですが、手軽に安く済ませたいなら自作することがおすすめ。

100円ショップなどで購入できるコットン手袋を改造しましょう。

自作なら惜しみなく使えて、自由な調節も可能です。

ペンタブ手袋で上手に腱鞘炎を予防して、作業を効率化!

充実したお絵かきライフを楽しんでくださいね。