入院してもネットはしたい、モニタアームで寝たままタブレット

液晶モニタ

ちょっと怠け者じゃないかと言われそうなのが、ベッドで寝たままモニタアームでパソコンやタブレットの利用です。

実際、家で何事もない時にこれをやったら、ただの怠け者になりそうです。

休日に寝たままネットでのんびり動画鑑賞1日中、などということにもなりかねません。

しかし強制的にベッドに縛り付けられてしまうとなれば、これはまた別物です。

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強制的にベッドに縛り付けられるというのは

強制的に寝たままでいなくてはいけないのは、まあ病気の時ですね。

風邪でも熱があれば、やはり1日くらいは安静に寝たままでいることになります。

そんな時には流石に、面倒なことはしたくないとひたすら寝ている人も多いはずです。

1日くらいならまあ、ネットと離れていてもと考える人も勿論いるでしょう。

たかが1日ならまあ、スマホで何とか過ごすことも出来ます。

しかしこれが何日もとなると、やはりスマホだけでは出来ないことも増え、画面が小さいので見づらくて目が疲れてしまうということもあります。

出来れば最低でも、タブレットを使用したくなるのは、これは仕方のないことですね。

正直今の世の中、例え入院中でもネットでの情報収集は欠かせませんし、出来れば連絡も取りたいものです。

なので筆者、入院荷物にモニタアームをこっそりと入れてしまいました。

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1週間以上の入院がどうしても必要な場合の時代の推移

ネットやパソコンでの作業がそれほど多くなかった頃、やはり2週間ほどの入院をしたことがありました。

その時は1週間程度で一時帰宅できましたので、その時にパソコンでメール処理などをしたものです。

まあ大してメールも溜まっていなかったのは、時代というものですね。

なぜその時病院でネットをしなかったかと言いますと、今の人達には信じられないかもしれませんが、病院内での携帯の使用は禁止だったのです。

電波が医療機器に悪影響を与えるということで、決められた場所でしか使用ができなかったのです。

信じられないかもしれませんが、たかが10年ちょっと前まではこんな状況だったのです。

なのでその時は、特に何も考えずに、加えて緊急入院だったので携帯1つ手にして入院しました。

しかし今では、幸いなことに病院内、待合室でも病棟内でもスマホ・タブレット加えて携帯電話は当たり前、の世の中になりました。

筆者程度の仕事や交友関係でも、DMを混ぜると1週間くらいでも1000通近いメールが来ます。

こうなると、やはりネット環境をある程度入院中でも整える必要が出てきますね。

ということでまずはパソコンのタイプを

実は筆者、未だにガラケーを使用しています。

これに通信専用のタブレットを組み合わせて、外出時のネットと通話をしているわけです。

とはいえタブレット、7インチの小さなものなので、これを入院中に使うかそれとも、愛用のパソコンを持ち込むか少々悩みました。

しかしまあ、流石に術後の痛みもあるし、仕事はそれほど出来るはずもないと、タブレットで良いかということになったのです。

勿論重さの問題もありました。

タブレットのほうがまだ、自重が軽かったのです。

いくつかの動画のダウンロードなどもして、勿論普段は使用しないマウスやキーボードも持ち込むことにして、ふと気がついたのが寝たまま使うという問題でした。

何と言っても術後の身体、寝たままでタブレットの重さを耐えつつ作業というのは、いくらなんでも無茶ではないかと思ったのです。

なのでモニタアームを探してみる

というわけで、モニタアームを使用してみようと、ネットで検索に入ってみました。

タブレット用モニタアームで検索してみる

モニタアームはかなりの数がありますが、まずはタブレット用ということで絞って見たところ、それでもまだ多くの製品があります。

筆者のタブレットは小さいので、それでも使用ができるものと言う条件も入れてみます。

無段階でサイズの調節ができるものを、これまた絞り込みました。

それに加えて自重も条件に入れますと、ずいぶん絞れました。

できるだけ軽いものをと探して見つけたのは、700グラムというものでした。

病院のベッドについても考えてみる

さてここで、取り付け場所も考えてみなくてはなりません。

自宅ならともかく、病院での使用です。

取り付けも簡単にできて、しかも病院のベッドに取り付けやすいモニタアームでなくてはなりません。

病院のベッドのタイプについては、あらかじめ病院の公式HP などで見当をつけておくのがおすすめです。

筆者は直接担当医や看護師に聞いておきました。

まあ殆どの病院は、パイプ式のベッドを採用しているはずです。

加えてサイドには、墜落防止用の柵もこれまたパイプの形状で装備されています。

つまり、パイプに取り付けやすいモニタアームを、使用することを考えればいいということですね。

病院の備品を壊してはいけない

さて取り付ける時に、パイプに傷をつけたりはご法度です。

なのでその辺りも計算に入れたいものですね。

筆者が選んだモニタアームは、パイプの形状に合わせるように、つかみの部分が丸くなったタイプでした。

安定良くパイプにフィットするし、これなら傷をつけることも少ないだろうと選んだのです。

ノブを回して締めるタイプだったので、取り付けも楽なものでした。

一応保険として、薄いゴムのシートも荷物に入れました。

これがあれば摩擦が大きくなり、一層安定すると思ったからです。

実際、傷の心配も減り安定も良くなりました。

ここまで用意した結果は

ここまで用意をしていざ手術入院、ということになったのです。

まあ術後すぐには、さすがに何も出来ませんでした。

せいぜい軽くてありがたいガラケーで、メールをやり取りするくらいです。

正直、このガラケーの軽さのありがたみは、寝ているしか無い状況だと身にしみます。

スマホやタブレットの重さは、術後の弱ったしかも傷の痛み身体には、流石に辛いものがありますね。

でもまあ、次の日に何とか身体を起こし、モニタアームを取り付けました。

正直腕にも力が入らず、と言うよりも入れると傷口が痛むので、そこそこにしか取り付けられませんでした。

ゴムシートを用意しておいてよかった、と思いましたね。

きっちりと締め付けできない分、ゴムシートの摩擦が補ってくれました。

そして画面も、ガラケーの小さなものからタブレットへとアップです。

勿論何時ものパソコンに比べれば小さい画面ですが、ガラケーの画面に比べると天国です。

しかも持たなくてもブラウザを見られるというのは、寝たまま使用ができるというのは、大変にありがたいことでした。

ベッドに上半身起こせるようになったところで、キーボードとマウスをベッドテーブルに設置しました。

そこでモニタアームの方向を変えれば、作業もしっかりとできる状態になってくれました。

モニタアームのおかげで入院中も問題なく

このモニタアーム、筆者が購入したのは非常に安価なものです。

2000円もしない、使い捨て覚悟で購入したモニタアームです。

要は、入院中に使用できればそれでいい、という感じだったのですね。

しかしこれが意外と丈夫で、退院後も実は使用しています。

パソコンとタブレットを同時使用する時に、パソコンデスクのポール部分に設置して使用すると、2つの画面が同時に楽に見られて作業効率アップしています。

使い勝手、思ったよりもよろしいので、かなりおすすめできます。

ただこの入院に関しての持ち込みについては、一応病院関係者に断りを入れることもおすすめします。

筆者もそれとなく、良いだろうかという感じで事前に聞いておきました。

後々妙な問題が起きないためにも、持ち込みにはやはり許可をもらっておくのがおすすめですね。

まとめ

家でのんびりしたいためにモニタアームというのもありですが、どうにもこうにも身体が自由にならない時、モニタアームは真価を発揮してくれます。

実は思いつきで持ち込んだというのが真実なのですが、非常に役立ってくれました。

退院後も。

パソコンデスクにこのモニタアームが陣取っています。

複数の情報が取りたい時に、タブレットとパソコンを同時使用できるのは、大変にありがたいですね。

思いつきで購入が大成功だった、筆者の体験談でした。






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