声優の専門学校の認可校と無認可校の見分け方ってある?

声優の専門学校

声優の専門学校には、認可校もあれば無認可校もあります。

むしろ無認可校も割と多いという印象を受けます。

でも実際、その学校が認可されている専門学校なのか、それとも無認可校なのかというのは、どのようにして見分ければいいのでしょうか?

それがわからないと、うっかり選び間違えることもありますよね。

そこでここでは、その見分け方についてみていきます。

>>私が絶対おすすめする声優専門学校はここ!


名前で判断できることもある

まず一番の判断基準は、やはり名前です。

もちろんすべてのところがそうだというわけではないですが、認可されているところの場合には、きちんと「専門学校」と名乗っているところが多いです。

逆に無認可校の場合には当然「専門学校」とは名乗っていない。

ではどのように名乗っているのかというと、たとえば、何々アカデミーとか名乗っている場合が多いです。

あるいはなになに総合学院とか、そういう名称であることが多いですね。

なのでまずはそれを一つの判断基準にするのがおすすめです。

少なくとも専門学校と名乗っているところであれば安心できます。

逆になになにアカデミーとかなになに学院とかだけど実は専門学校ということはあるでしょう。

昔は無認可でその名前でやっていたけど、最近認可されたという場合いまから名前を変えてそれまでの知名度をなくしてしまうのはもったいないですから。

でも、それの逆の場合はありません。

たとえば専門学校と名乗っているのにも関わらず、専門学校ではないということがあれば、それはもはや詐欺になりますよね。

だからそれは考えづらい。

少なくとも専門学校とついていればそれは信頼できるんです。

有名なところでも無認可のところは多い

こうした基準で考えてみると、「あれ?

あそこは専門学校ってついてないぞ?」と思うこともありますよね。

そしてそれは割と有名なところなのではないでしょうか?

そういうところは、無認可校である可能性が高いです。

なので、有名なところだからそこを卒業しておけば最低限専門学校卒業という肩書はつくだろうと思っていても、そうではないこともあるんです。

無認可校は専門学校ではないので、そこを卒業したとしても学歴はつきません。

だからもし専門学校卒という学歴がほしいのであれば、有名か無名かではなく、名前に専門学校がつくかつかないかで考えるのがおすすめです。

>>私が絶対おすすめする声優専門学校はここ!


修業年数で判断することもできる

名前以外の判断方法としては、そこでどのくらい学ぶことができるのかということで判断することもできます。

というのも、専門学校として認可されるためにはそこで最低1年以上は学ばないとならない、最低修業年限1年以上という条件があるのです。

なので、3か月くらいで卒業できるような専門学校の場合、それは認可されている専門学校ではなく無認可の専門学校だということになります。

実際声優の専門学校でも、3か月とか6か月くらいで卒業できるところもありますよね。

もちろん早く卒業することができれば、その分だけ早く声優になれる可能性も出てきますから、それにはメリットもあります。

でもやはり学歴がほしいのであれば、2年くらいしっかりと学べる、認可されている専門学校へ行かないとならないのです。

授業は800時間以上

またこの1年以上という年数は、ただ1年以上通っていればいいわけではありません。

たとえば1日1コマの授業でも、1年通えば専門学校として認可されるかというと、そんなことはないのです。

1日1コマの授業だと1年通ったところで、1年間で250時間程度しか学べないことになります。

それではやはり専門学校としての専門性が不足してしまうんです。

だからそういうわけにもいかず、専門学校として認可されるためには、最低の授業時間も設けられているんです。

それが、1年間で800時間以上というもの。

夜間の場合には、450時間以上になります。

これをクリアできない限り専門学校として認可されることはありません。

なので判断に迷う場合には、こうした授業時間から考えてみるということもできます。

誰でも入れるかどうかもポイント

もう一つ、専門学校が認可されているか認可されていないかを判断するポイントがあります。

それが、誰でも入れるかどうか。

声優の専門学校は、基本的には誰でも入れます。

特に本来の試験の意味がある実技試験等があることはありませんから。

でも、本当の意味で誰でも入れるのは、無認可校だけになります。

というのも、認可校の場合は、最低でも18歳以上でないとならないのです。

つまり、15歳くらいの人が入ることはできない。

でも無認可校の場合には、それぞれが独自に定めた条件があることはありますが、基本的には誰でも入れる。

そもそも認可されていなくて条件がないわけなんですから、15歳でも入れるところはあるんです。

もしそんな風に、どう見ても15歳くらいの人が通っていたりすることがあるのであればそれは無認可校である可能性が高いです。

若くて声優を目指している人も多いからこそ

特に声優の専門学校の無認可校では、年齢を問わないことも多いです。

たとえば中学1年生から通うことができるというような、ジュニアクラスがあるところもあるんです。

だから声優の専門学校に関しては、比較的にそこが認可校なのか無認可校なのかは判断しやすくなっています。

協会のHPでも確認可能

もっと確実に判断したい場合には、もう一つ方法があります。

それが、協会のHPを確認するという方法。

認可されている専門学校の場合、全国専修学校各種学校総連合会という協会に加盟することになります。

そしてそこの協会に加盟しているということは、そこの協会のHPに、各都道府県の協会のリンクがあります。

後はそれで自分が行きたい都道府県の協会のHPに飛んで、加盟校をチェックするだけ。

認可されている学校であれば、加盟校に名前が記載されているということになりますからそこで確認してみればいいのです。

この方法であれば、確実にそれが認可校か無認可校か確認することができます。

もちろん、専門学校とついているだけで認可校である可能性は限りなく高くなるので、ここまでする必要はないかもしれませんが、より確実に確認したいならばそうするのが良いでしょう。

直接聞いてみるのもあり

そこが認可校なのか無認可校なのか、100パーセント確実な判断をしないと怖いという時には、直接電話などをして聞いてみるのがおすすめです。

無認可校なのであれば、当然そこではきちんと無認可だと答えてもらえるはずです。

もし無認可校なのに認可校だと嘘をついたのであれば、それは100パーセント詐欺罪になりますから、法的な問題が生じてきます。

別に無認可校だってそこまでして認可校だとだましたいということはないでしょうから、質問をすればきちんと答えてくれる可能性はかなり高いです。

どうしても100パーセント確認をしたいのであれば、最終的にはそうするしかありません。

もちろん電話でなくて、オープンキャンパスなどで直接行ったときに直接聞いてみるというのもありです。

まとめ

認可校と無認可校は、基本的には名前で見分けていくのが一番です。

それでも信ぴょう性は高いですし、何より楽ですから。

でもどうしても不安な場合は、協会のHPを確認したり、直接聞いてみるのもあり。

無認可校の多い声優の専門学校だからこそ、より確実に判断したいという方も多いでしょう。

そういう方はぜひ、そうして確実に判断してみてください。






声優の専門学校