就職しないで編入?デザイン専門学校から美大に編入するメリットとは

専門学校で学ぶ

デザイン専門学校からは、そのまま美大に編入することも可能です。

勿論テストをパスしていかないと美大には入ることはできませんが、テストさえパスしていけば、美大に編入することもできるのです。

でも、そうして美大に編入していくことにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

ここではそんな、デザイン専門学校から美大に編入するメリットを紹介していきます。

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最終学歴が大卒になる

デザイン専門学校から美大に編入していけば、最終学歴が大卒になります。

専門学校卒でも大卒でも大差ないのではないかと思うこともありますが、その差は実はすごく大きいです。

勿論これから先、ずっとデザインの仕事をしていくのであれば、それはあまり関係ないかもしれません。

でも、実際これから先ずっとデザインの仕事をしていくかどうかはわかりません。

デザインの仕事は、基本的には過酷なものになります。

そんな過酷な仕事をしていたら、たとえその仕事が好きであっても、体力的に続けることができなくなることもあります。

そうして体力的にその仕事を続けることができなくなったとき、最終学歴が専門学校卒だと、受けることすらもできない求人が多々あるのです。

逆に最終学齢が大卒であれば、何か特殊な資格を必要とするような仕事でもない限り、基本的には就職していくことが可能になります。

だから、ぐっと就職できる可能性も高くなるのです。

ましてや、良いところに就職できる可能性すら出てきます。

大卒であることが給料につながることも多い

また、専門学校卒と大卒では、最初にもらえる給料が違う場合もあります。

特に一般企業でそれは多いのですが、別にデザイン関係の企業であってもそれがあることはあります。

そして最初の段階でそうして給料が違ってくるということは、当然それは最終的なもらえる額にも違いが出てくるのです。

確かに、デザイン専門学校から美大に編入していくとなると、その分だけ学費がかかるようになります。

しかし、その元を取り返せるくらいの差は、最終的にはついていきます。

だから、デザインの専門学校から美大に行くことは、金銭的にはおすすめできます。

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デザインのスキルをよりつけてから就職ができる

デザイン専門学校で学べるデザインのスキルは、いうなれば基礎的なことが中心になります。

デザイン専門学校に入るには、特別スキルのテストはないことがほとんどです。

ということは、よほど変なことをしない限りは、お金さえだせばしっかりと入学していけるものなのです。

なので、デザイン専門学校にはまだ基礎があまりできていない方も数多くいます。

そういう方が数多くいるということは、当然しっかりと基礎を埋めていかないとなりません。

だから、デザイン専門学校で学べることは基礎的なことが多いのです。

勿論基礎を改めて学ぶことはすごく大切です。

どれだけ難しいことができても、基礎ができていないと応用ができません。

プロの仕事は主に応用ですから、基礎ができていることはすごく大切なのです。

でも、基礎だけでは不安になることもありますし、明らかに自分のレベルが低くて就職できないと感じることも多いです。

そんな時に美大に行ったら、今度はそこでしっかりと応用も学ぶことができます。

結果、自分に自信がつき、プロの現場に飛び込んでいけるようになったりします。

デザイン専門学校から美大に行くことは、スキル的な面で見てもおすすめできることなのです。

良いところに就職できる可能性も出てくる

そうして美大でさらにデザインのスキルを上げていけば、デザインの専門学校からそのままデザイン会社に就職する時よりも、もっと良いデザイン会社に就職できる可能性も出てきます。

美大を出ていればデザインのスキルがあがるわけなのですから、その分ポートフォリオも充実していきます。

ポートフォリオが充実していれば、その分良い会社に就職できる可能性が高くなるのは当然です。

だから、デザイン専門学校から美大に編入すると、より自分の理想とする仕事や会社に近づけるようになるのです。

選択に猶予ができる

デザイン専門学校を出てからそのまま就職するとなると、高校をでてからだいたいの場合で2年しかたっていないことになります。

でも、就職の選択というのは、一生を左右する選択です。

そんな選択を、高校を出てからたったの2年でしていかないとならないとなると、失敗することも多くなります。

そもそも、まだこの2年というタイミングでは就職したくないと考える方も多いです。

もしデザインの専門学校を出た後に美大に編入していたら、その分選択に猶予がもてるようになります。

選択に猶予がもてるようになるということは、後悔のないようにじっくりと選んで就職していけるようにもなりますし、そのプラスされた2年でしっかりとやり残したことはしていけます。

なので、悔いのない就職ができるようになる可能性が高くなるのです。

違う選択をすることもできるようになる

先述のとおり、美大を出ていれば、デザイン関係の仕事以外への就職の間口も広がります。

だから、たとえばデザインのプロになるのではなく、美術の先生になるという選択肢も出てくるのです。

また、一般企業に営業職として就職するという選択もできるようになります。

それをして後悔しないためにじっくり考える時間ももてますし、実際にそういう選択もできるようになるわけなのですから、やはりデザイン専門学校から美大に進んでいったら、後悔しない就職ができるようになる確率が上がっていくということになります。

美大にも入りやすくなる

最後のメリットは、これまでとはまたちょっと毛色の違うメリットになります。

デザイン専門学校から美大に編入しようとしていたら、普通に美大に入学しようとするよりも、美大に入りやすくなります。

それは、試験のレベルが下がるとかそういうことではなく、しっかりと専門学校で学んでから美大の試験を受けることができるからです。

もちろん美大の試験を受ける際には、塾のようなところでデザインの勉強をしている方はたくさんいます。

しかし、専門学校の場合は年季が違います。

塾のようなところは、長くとも1年は通わないものです。

でも専門学校の場合はがっつり2年間通います。

なので当然レベルは塾に通うよりかは高くなるのです。

そうして自分のレベルが高くなっていけば、その分だけ美大に入り安くなるのは当然です。

失敗してもダメージが少ない

また専門学校から美大に編入しようとするのであれば、失敗してもそこまでダメージはありません。

これがいきなり美大であると、肩書きはただの高卒の浪人生になります。

しかし専門学校から美大に行こうとしてそこで落ちたとしたら、肩書きは専門卒になります。

だから最悪そのまま就職していくことも可能です。

リスクが圧倒的に少ないのが、デザイン専門学校から美大に編入を試みることになるのです。

出来れば、そういう特にメリットのないリスクは負わないでおきたいものです。

そういうところからも、デザイン専門学校から美大に編入するのはおすすめできます。

まとめ

デザイン専門学校から美大に編入することには、このようにいろいろな面で見てメリットがあります。

そしてそのメリットはどれもそれなりに大きいことになります。

だから、経済的にどうしても学費を払うことができないということでもない限りは、デザイン専門学校から美大に進んでいくというのは、おおいにおすすめになります。






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