後で後悔することも?デザイン専門学校に社会人が行く前に考えたい4つのこと

専門学校で学ぶ

デザイン専門学校には、別に何歳からでも通うことが出来ます。

また、社会人コースがある専門学校も最近では多くなってきているので、社会人だけでデザイン専門学校に行きたいと考える方も多いのが現状です。

しかし、実際に社会人の方がデザイン専門学校に行くのであれば、きちんと考えていかないと後悔することもあります。

そこでここでは、社会人の方が考えておくべき事を4つ紹介します。

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就職できない可能性も高いということ

社会人がデザインの専門学校へ行くのであれば、就職できない可能性も高いという事を考えておかないとなりません。

もちろん、就職できる可能性は0ではありません。

しかし、やはり社会人からデザイン専門学校へ行った後に、普通にデザイナーとして就職するというのは、いささか難しいところがあるのです。

それにはいくつかの理由がありますが、やはり一番ネックとなるのは年齢です。

確かにデザイナーは、デザインのスキルが高ければ、年齢などはあまり関係がない職業ではあります。

しかし、基本的には年齢が若ければ若い方が、就職はしやすいです。

そして社会人からデザイン専門学校に行くと言うことは、卒業するころにはある程度の年齢になっている方が多いでしょう。

だから、やはり就職は簡単ではなくなるのです。

専門学校は就職の為に行くもの

デザインの専門学校だけに限らず、基本的には専門学校というのは就職の為に行くところになります。

就職したいわけではなく、純粋にスキルを磨きたいだけならば、別に本を読んで独学でやっても今の時代問題なく出来ます。

むしろその方が、求めているスキルを迅速に身に着ける事が出来ます。

しかし、それでも人は専門学校に行きます。

それは、就職の際に、専門学校卒業と言う学歴がないと受験出来ない事があるからです。

そして専門学校に行けば、今までのコネクションなどを活かした、他のところには非公開の求人などもあるから、人は専門学校に行くのです。

それなのに、就職できる可能性が高くないのであれば、やはり専門学校に行くメリットはすくなくなります。

それでも専門学校に行きたいのかよく考えていかないと、後々後悔する可能性は高いです。

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今の仕事を辞めても良いのかきちんと考える

社会人がデザイン専門学校に行く場合、今の仕事は失うことになります。

もちろん、社会人コースのあるデザイン専門学校もありますから、そういうところであれば仕事は失わないのではないか?

と思う方も多くいることでしょう。

しかしそれは間違いです。

社会人コースのあるデザイン専門学校でも、今の仕事を今のステータスのままこなしながら通うのは難しいです。

基本的には社会人コースのあるデザイン専門学校に通う場合でも、雇用形態をアルバイトに切り替えて残業を無くしてもらったり、あるいは今の仕事をやめて、どこかでアルバイトや派遣社員などの残業なしの仕事をしていかないとなりません。

残業をしていたら、学校にはまず間に合いません。

結果、学費は払っているけどあまり学校には行けないという一番最悪の状態になってしまいます。

そういう状態になってしまっていたら、すごく勿体ないですから、そうならないように、デザインの専門学校に行くのであればまずは学校に通えるようにしないとなりません。

そのためには、残業のある雇用形態や仕事ではダメなのです。

だから、今の仕事は失うことになる事が多いです。

仕事がなくなれば収入も激減する

今の仕事がそこまで高収入ではない方もたくさんいます。

でも、それでも少なくともアルバイトよりはたくさん貰えるものです。

ましてやデザイン専門学校に通いながらアルバイトをしていても、けっしてたくさん働くことは出来ません。

学校では当然課題も出ます。

そしてそれをこなす事も大切なカリキュラムの一つです。

それをしないのであれば、やはりそれはデザインの専門学校に通う意味がなくなるという事です。

でもそれをするためにはやはり、しっかりと時間を確保しないとなりません。

だからやはり、デザイン専門学校に通いながらでは、アルバイトの時間すらあまりとれなくなります。

そんな収入の変化が起こってまでデザイン専門学校に行きたいのか、よく考えてみてください。

実際の収入の少ない生活は、すごく大変です。

みじめな思いもたくさんします。

それをリアルに想像してみて、それでもいきたいと思えたら、その時には社会人からデザイン専門学校に行っても、後悔することはありません。

自分だけレベルが低くても大丈夫か

社会人からデザイン専門学校に通うと、自分だけレベルが低くなる可能性も出てきます。

デザイン専門学校は、確かに別に実技試験があるわけではありません。

それはつまり、どんなレベルの方でも入学できるという事です。

だから、そこまですごくレベルが高いという事ではない事が多いです。

でも、デザイン専門学校に行きたいと思う方は、やはりそれなりにしっかりと勉強をしてくるものです。

たいして自分は、社会人として普通に働いていました、陰でひそかにデザインの勉強をしていた方もしれませんが、それにかけることが出来る時間、デザインの事を考える時間はやはり現役の方に比べると少ないです。

だから、デザインの専門学校に入った後、自分だけレベルが低い可能性があります。

それに耐える事が出来るかしっかりと考えておかないと、入ったはいいけどすぐに辞めたくなるという事が出てきてしまいます。

まわりはだいたい年下

ましてや、そのデザイン専門学校にいる方は、だいたい自分よりも年下になります。

そんな自分よりも年下の方ばかりの専門学校の中で自分だけレベルが低いとなると、それはやはりメンタル的にきます。

だから余計にしっかりとソレを想像しておかないとなりません。

もちろんかならずしも自分だけレベルがひくいというわけではないですが、その可能性は少なくないので、しっかりとそれは考えておくのがおすすめです。

本当にデザインがやりたいのかも考えておこう

そもそも本当にデザインがやりたいのかと言う事も、考えておかないとなりません。

たとえば、なんとなく今の仕事よりも格好よさそうだからとか、今の仕事をしていても先が見えないからデザインの専門学校に行きたいと考えている方もたくさんいます。

でもそんな風な考えでデザインの専門学校に行っても、上手くいきません。

デザインの世界も甘い世界ではありません。

たくさん勉強して、たくさん吸収して、そして自発的にたくさんアウトプットしていかないと成長しません。

だから、そういう気持ちでデザインの専門学校にいっても、結局ついて行けなくなったり、途中でモチベーションがなくなったりします。

結果、やめてしまうようになるのです。

全てを失うだけ

もしそうなってしまったら、その時にはすべてを失うだけになります。

お金もステータスも、全て失います。

さらに言えば、経歴に傷もつくのです。

そんなに勿体ないことはありません。

だから、今の仕事から逃げたいからデザイン専門学校に行くのではなく、本当にデザインがやりたいと思っているからデザイン専門学校に行きたいのか、自問自答してみてください。

まとめ

デザイン専門学校は、社会人でも行けてしまいます。

だからこそ、しっかりと考えておかないならないことがあるのです。

それを考えないでデザインの専門学校に行っても、後悔するだけの可能性がたかいですから、そうならないように、じっくりと考えてみてください。

そして、失敗のない、後悔のない選択をしていってください。






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