本当に無駄?デザイン専門学校はどんな人に向いているの?

専門学校で学ぶ

周囲を見渡すと、家具や洋服や小物に至るまですべてデザインという土台があってこそ成り立っています。

好きな分野のデザインについて学ぼうとする時、デザイン専門学校に通うことを迷う方がいます。

専門学校に通わなくても独学でデザインができる方が稀にいますが、デザイン専門学校に通うことは本当に無駄なのでしょうか。

ここでは、デザイン専門学校に通うことが本当に無駄なのか見ていきたいと思います。

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デザイン専門学校に通うことが無駄に思われる理由

デザイン専門学校で学ぶことにはいくつものメリットがあると思う方がいるのに対して、デザイン専門学校に通うことを無駄だと感じる方がいます。

そう思ういくつかの理由について詳しく見ていくことにしましょう。

学校を卒業してもデザイナーになれない場合があるため

デザイン専門学校では、在学中に段階に応じてデザインの基礎から応用までを丁寧に学んでいきます。

科目ごとに課題提出をしてプロの講師からアドバイスを受けることで、自分の実力を磨いていきますが、ただ授業をこなしていくだけで十分なスキルを身につけないまま卒業してもデザイナーになれない場合があります。

デザイン専門学校を卒業しても中にはプロとして活躍できない人がいるのを見て、専門学校に通うことを無駄に思う人がいるようです。

独学でデザインを学ぶより学費がかかるため

現在は書店に行けばデザインについて学べる本が並んでいる上に、パソコンにデザインソフトを入れることでデザイン制作できるため独学でデザインを学ぼうとする方がいます。

デザイン専門学校で学ぶと学費が必要となり、独学で学ぶよりお金がかかることに対して無駄だと感じる人がいるようです。

デザイン制作など実践に入るまでに時間がかかるため

デザイン専門学校ではじっくりと基礎を学んだ上で応用に入るため、デザイン制作など実践に入るまでに時間がかかります。

もともと絵やデザインのセンスがある方の中には、ソフトを使ってパソコンで手軽に作品を作れることから、遠回りをしてデザインについて学び作品を作ることに対して無駄だと思うことがあるようです。

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デザイン専門学校に通う人が多い理由

デザイン専門学校に通うのが無駄だと思う人がいる反面、プロのデザイナーを目指す人の多くはデザイン専門学校で学ぶことを選択しています。

デザイン専門学校に通う人が多い理由とはどのようなものなのでしょうか。

幅広い仕事依頼に対応するためのスキルが身につく

プロのデザイナーを目指す場合、幅広い仕事依頼に対応するためのスキルを身につける必要があります。

独学でもデザイン制作することはできますが、プロとしてクライアントのどんな要望にも応えるようにするためには基礎と応用を学んだ上で安定的なスキルを身につける必要があるのです。

その点、デザイン専門学校はプロの講師の指導を受けながら幅広いスキルを身につけることができるので、どのような仕事依頼にも対応できるデザイナーを目指すことができます。

プロの講師のアドバイスで自分の強みを伸ばせる

デザイン専門学校に通わなくても、デザインソフトを使えばある程度のレベルのデザインを制作することが可能です。

しかし、デザインの発想力を身につけたり、デザインソフトを使った高度なデザインのやり方を知らなければ幅広いデザインの作品を作ることができません。

その点、デザイン専門学校はプロの講師のもとで指導を受けながら的確なアドバイスがもらえるので自分の強みを伸ばすことができます。

専門学校ならではの質の高い求人が集まるため

プロのデザイナーとして安定的に仕事をするには、デザイン会社に就職するのが近道です。

デザイン専門学校には質の高い求人情報が集まるので、自分が働いてみたい会社に就職して本格的にプロのデザイナーとしての道を歩むことができます。

給料をもらいながらデザインの実績を積み重ねていくことができるので、やりがいを持って仕事を続けることができます。

就職活動の際にプロからのアドバイスがもらえるため

就職活動の際には、デザイン作品をファイルしたポートフォリオを制作して面接の時に持参します。

デザイン業界は履歴書の内容よりも実力を重視することが多いので、クオリティの高い作品を集めたポートフォリオが結果を大きく左右します。

就職活動の際にデザイン専門学校のプロの講師からポートフォリオの制作や面接についてのアドバイスをもらうことで、効率良く就職活動することができます。

デザイン専門学校で学ぶことが向いている人の特徴

デザイン専門学校で学ぶことにはいくつものメリットがありますが、独学で学ぶか専門学校で学ぶか迷っている場合には、どちらの方法で学んだほうが向いているか確認すると良いでしょう。

ここでは、デザイン専門学校で学ぶことが向いている人をご紹介しましょう。

まったく初めてデザインについて学ぼうとする人

もともとデザインセンスを持っている方の中には、市販のテキストをもとにデザインソフトなどを使っていきなり作品を作れる方もいます。

しかし、デザイナーを目指したくても、絵を描くことが苦手でデザインの初歩的なこともまったく分からないという方がいます。

このような場合には、デザイン専門学校で基礎や応用をしっかり学ぶことで、イメージ通りの作品が作れるデザイナーを目指すことができるでしょう。

将来幅広いデザインの仕事を手掛けたい人

アマチュアとしてたまにデザインの依頼を受けるのではなく、プロのデザイナーとして仕事を続ける場合には幅広いデザインを手掛ける必要があります。

プロとして確かな実績を積むことでより大きな仕事が舞い込むこともあるので、デザイナーとしての可能性を伸ばすことができます。

将来幅広いデザインの仕事を手掛けたい場合には、デザイン専門学校でデザインについてじっくり学ぶのがおすすめです。

将来フリーランスのデザイナーとして実績を積みたい人

デザイン会社で実力を磨いた後、フリーランスのデザイナーに転身して実績を積みたい場合には、デザイン専門学校で幅広いスキルを身につけておくことをおすすめします。

フリーランスの場合、仕事依頼が途切れないようにすることが安定的な収入に繋がるので多方面からの仕事依頼に十分に応えられる実力を備えておくことが大切です。

デザイン専門学校でプロに必要なスキルを身につけておけば、どのようなタイプの仕事にも対応しやすくなります。

デザイン専門学校に通うことは無駄にならない

現在はデザインについて学ぶための情報が溢れているので、わざわざデザイン専門学校に通うことを無駄に感じる方が増えているようです。

しかし、独学でデザインについて学ぶプロセスで、自分がどのくらい実力が身についているのか客観的に判断できない場合があります。

また、プロとして本格的に仕事を続けていくためには、仕事依頼の選り好みをせずに幅広い仕事の実績を積むことが大切なので偏ったデザインの学び方をしていると、せっかくの仕事の依頼に対応できないことがあります。

デザイン専門学校はデザイン初心者の方にとって、基礎から応用までを丁寧に学べる上に分からないことが生じた場合でもプロの講師に質問できるので、着実にデザインの実力を磨いていくことができます。

また、もともとデザインセンスのある方がデザイン専門学校に通えば、よりクオリティが高い作品を制作できるデザイナーを目指すことができるので大きな仕事に挑戦することも夢ではないかもしれません。

どちらにせよデザイン専門学校に通うことはプロを目指す上で無駄にならないので幅広いタイプの方におすすめです。

まとめ

デザイン専門学校に通うことを無駄に思う人がいるかもしれませんが、デザイン専門学校ならではのカリキュラムを通して学ぶことでプロに必要なスキルをしっかり身につけることができます。

基礎を築いた上で実践的なデザイン制作に入るのでイメージを作品にしやすくなり、結果的に幅広い仕事依頼に対応できるようになるのでデザイナーとしての実力が磨かれていきます。






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