液晶モニタはどう選ぶ?4つの用途から考える選ぶためのポイント

2017年6月24日液晶モニタ

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液晶モニタを購入する場合、どう選べばよいのか悩む場合があります。

一口に液晶モニタと言っても、その機能はさまざまなので、簡単には決められません。

そこで、ひとつの目安として、「何に使うか」ということを考えてみましょう。

使い方によって、あると便利な機能は異なるものです。

ここでは、4つの使い方を挙げ、それぞれどこに注目して選べばよいのか、説明していきます。

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仕事で使う

画面を広く使えるか

パソコンを使う仕事の場合、画面がいくつもあると、視線が行ったり来たりするので、閲覧や入力がしづらくなってしまいます。

そこで、画面の表示領域が重要になります。

表示領域が広ければ、より多くの情報を表示することができるため、仕事の効率が上がります。

そのために必要な機能が、「マルチディスプレイ」です。

この機能があれば、複数のパソコンの画面を、ひとつ大画面にまとめて表示することができます。

また、ノートパソコンの画面を、より大きな画面に表示することも可能です。

他にも、解像度が高いものを選べば、表示領域は広くなります。

スペースを有効に使えるか

仕事で液晶モニタを使う場合、その置き場所も問題です。

なるべく解像度の高いものがよいとは言え、あまり大きすぎると場所をとってしまいます。

仕事のデスクであれば、モニタ以外にも必要なものは多いので、省スペースは重要です。

そんなときは、「スクエアタイプ」の液晶モニタを使ってみましょう。

ワイドタイプとは異なり、ほぼ正方形の形をしているため、横幅をとることがありません。

これは、縦に広くなっているため、ブラウザなどを閲覧しやすいというメリットもあります。

また、フルHDでありながらコンパクトなワイドタイプもあります。

目を酷使しないためには

仕事で液晶モニタを使う場合に心配なのは、長時間画面を見つめることで、目に大きな負担がかかってしまうことです。

ブルーライトが発せられていることを考えれば、この負担はなるべく減らしたいところです。

そのためには、「ブルーリダクション」という機能が、便利な働きをしてくれます。

これが搭載されていると、画面自体がブルーライトを軽減してくれるのです。

通常は、専用の眼鏡をかけたり、フィルターを張ったりして対策するものですが、この機能があれば、そのまま使っていてもブルーライトを抑えられます。

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写真・動画・ゲームに使う

写真をきれいに映せるか

写真を表示するときに気になるのは、「色がしっかり再現されているか」、「角度によって色が変わらないか」ということです。

特に、高精細な写真を表示する場合には、その美しさを損なわないようなモニタを使いたいものです。

これには、「広色域パネル」や「広視野角パネル」がおすすめです。

広色域パネルは、元の画像の色を鮮やかに再現することができるので、写真には最適です。

また、広視野角パネルは、どの角度から見ても色が変化したりせず、美しい画像を楽しむことができます。

高画質な動画を再生できるか

動画を高画質で再生するためには、やはり「4K」がおすすめです。

フルHDの約4倍もの情報量を表示することができるので、より繊細で迫力のある映像が楽しめます。

大自然の鮮やかな色や、人物の微かな表情の変化なども、余さず映し出してくれます。

動画にこだわるなら、ぜひ4Kを検討してみましょう。

また、動きのある動画をきれいに再生するには、「オーバードライブ」も便利な機能です。

この機能は、動きの残像を軽減することができるので、よりクリアな映像になります。

映像の世界に入り込めるか

映画やゲームを楽しむ際には、その世界にどれだけ没入できるかも、大切なポイントです。

些細なことが気になって集中できないようでは、作品の魅力も伝わりにくくなります。

特に、ゲームにおいては一体感も重要になるため、没入できるかどうかは重要です。

この点を優先するなら、「フレームレスパネル」を選びましょう。

これは、通常のモニタのような周囲のフレームがなく、画面だけが切り取られて浮いているような感覚を軽減できます。

さらに、マルチディスプレイ機能を併せて使えば、より没入感を高めることも可能です。

教育に使う

楽しい授業をするためには

パソコンなどを使った授業では、ただ勉強するだけでなく、楽しく学ぶことも大切です。

楽しんで学ぶことで、しっかりと知識が身につきます。

そこで、タッチパネル液晶を活用してみましょう。

タッチパネルに対応した液晶モニタであれば、字を書くのも絵を描くのも、自由自在です。

キーボードやマウスを使うのが苦手な人でも、直感的に操作できるので、とても簡単に学習を進めることができます。

タッチペンを使用すれば、さらに細かい作業をすることも可能です。

大人数で使うためには

学校の授業となれば、複数の生徒が液晶モニタを使用します。

教室内に十分な数を用意しなければなりませんが、大きいモニタはかさばります。

それで作業しにくいような環境になっては、効率のよい授業はできません。

そのため、省スペースに有効な「スクエアモデル」がおすすめです。

仕事の環境を整えるためにも便利ですが、ストレスなく学習するためにも、省スペースは欠かせません。

授業のために何台も液晶モニタを設置するなら、このモデルを検討してみましょう。

耐久性があるか

授業で使う液晶モニタは、消耗しやすいものです。

大勢の生徒が使用するので、それだけ酷使するということです。

そのため、授業で使う液晶モニタを選ぶには、耐久性にも注目しなければなりません。

そこでおすすめなのが、「保護フィルター」です。

このフィルターがついたモニタであれば、タッチパネル操作による傷も、大幅に減らすことができます。

ガラスの2倍の強度をもつフィルターもあるので、授業で使うには最適です。

さらに、「耐指紋コーティング」があれば、指紋もつきにくくなり、手入れの手間が省けます。

プライベートで使う

家族や友人と楽しむためには

プライベートでは、家族や親しい友人と、楽しく液晶モニタを使う機会も多いものです。

そんなときに便利なのが、「PIP機能」と「POP機能」です。

PIP機能は、画面の中にもうひとつ、サブ画面を表示させることができます。

これを使えば、一方ではゲーム、もう一方ではテレビというように、ひとつの画面を複数で使うことができるのです。

重なって見にくいようなら、POP機能を使えば、画面の外にサブ画面を表示させることが可能です。

さらに、HML対応のモニタであれば、スマートフォンやタブレットの画面を映すこともできます。

目の負担を軽減できるか

液晶モニタを長く見続けるのは、仕事のときだけではありません。

プライベートであっても、趣味や娯楽のために長時間見つめることもあります。

そのため、プライベート用の液晶モニタを選ぶ際も、「ブルーリダクション」は大切な機能と言えます。

また、目を酷使しないためには、非光沢のモニタもおすすめです。

これは、画面の映り込みを防ぐため、目にかかる負担を抑えてくれます。

趣味や娯楽で使うならば、映り込みが少ないことで、より映画やゲームに没入できるというメリットもあります。

自宅でも大画面で楽しむには

自宅で液晶モニタを使う場合も、やはり場所の問題は発生します。

しかし、仕事や勉強で使うわけではないので、なるべく大きな画面で楽しみたいものです。

そんなときは、「フレームレスパネル」を選ぶとよいでしょう。

フレームレスパネルは、没入感を高めてくれるだけではありません。

これは、すっきりとしたスタイリッシュなデザインになっているため、大画面でありながら、場所をとらないというメリットもあるのです。

さらに、スピーカーが内蔵されているモニタであれば、スピーカーのスペースも節約できます。

まとめ

液晶モニタには、多くの便利な機能が備わっています。

それらの機能と、用途を照らし合わせて考えれば、最も適したモニタを選ぶことができます。

そのため、液晶モニタを購入する際には、どんな機能があるのか、それで何ができるのか、詳しく調べることが大切です。

せっかくお金を払って買うのですから、あとで後悔しないように、慎重に選びましょう。






2017年6月24日液晶モニタ