激安液タブの新星「raytrektab」の魅力を徹底解説

液タブ(液晶ペンタブレット)

raytrektab DG-D08IWP 筆圧感知ペン付き8インチタブレット

液タブといえば、10万円は下らない価格である…というのが、従来の常識でした。

5〜7万円台の液タブが各種海外メーカーから次々に発売されており、液タブ市場の動向に注目が集まっています。

そのさなかで登場したのが、ゲーミングパソコンで定評のあるドスパラの”raytrektab”。

そのスペックや魅力をお伝えしていきます。

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raytrektabのスペック

raytrektab DG-D08IWP 筆圧感知ペン付き8インチタブレット

5万円以下の液晶ペンタブレットが次々に発売されていますが、ドスパラから満を持して「raytrektab」が発売されました。

2017年冬のコミックマーケット企業ブース・ドスパラ直営の一部店舗で試し書きをすることが出来、今注目を集めています。

まずはその基本性能から紹介していきます。

基本性能

「raytrektab」は、OS内蔵型の液晶ペンタブレット。

別途PCを用意する必要がなく、これ1台とペイントソフトを用意するだけでイラスト・漫画の制作をすることができます。

サイズは8インチとなっており、Appleの主力タブレットよりもひと回り小さいサイズ感。

本体重量は400gで、女性でも片手で持ちながらお絵かきすることも可能です。

気になるマシンスペックは、インテル製のクアッドコアCPU(1.44Ghz/2MB)とメモリ4GBを搭載。

多数のアプリケーションを立ち上げる場合は心もとないものの、主要なペイントソフトに向いたグラフィック出力性能があります。

筆圧感知性能は4096ポイントとなっており、Adobe製の高機能グラフィックソフトでも不満のない書き心地。

少年漫画風の力強いタッチにもおすすめできます。

本体ストレージは64GBと、完成した作品を多く保存する上ではやや物足りないものの、Dropboxなどの各種クラウドソフトを活用することで快適に使いこなせます。

価格と他製品との比較

5万円以下の液晶ペンタブレットの選択肢は少なくないのですが、いずれも海外製でサポートに不安があるのが不満点となっていました。

この製品はドスパラで保守・サポートを得られるので、英語に自信のないかた・海外製品の品質に疑問のあるかたでも安心できます。

一方で、ややネックとなるのは、画面サイズになります。

他の格安液晶ペンタブレットでは、軒並み10〜21インチほどの大きさを期待できるのですが、こちらは片手持ちサイズとなるのが気になるところ。

ペイントソフトで各種ツールのウインドウを開きながら描画面を表示させると、手狭に感じる可能性があります。

とは言うものの、Photoshop系のシンプルなUIのペイントソフトを愛用しているかた、ちょっとした落書き用途としてお考えのかたであれば、問題なく使えます。

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紹介されているメディアと特徴

この製品の液晶パネル・ペンの技術は一流と評されており、コンセプトも「本格的な液タブに手を出せないかた向け」となっています。

各種イラスト講座やツイッターでも盛んに評されていますが、ここからはその詳細をお伝えしていきます。

ワコムの強力なサポート

筆圧や傾き感知の技術は、ワコム協賛の信頼できるものとなっています。

生産ラインや使用パーツのコスト削減を徹底して行い、より買い求めやすくした…というのが、本製品の趣旨になります。

修理やメンテナンスの際も、ワコムからの技術提供・人材派遣を受けて行うとの情報があり、長く使いたいかたでも安心。

将来的にはワコム製品のアクセサリー(フィルム・替芯)との互換性も見込まれており、発売したばかりにもかかわらず期待を集めています。

”いちあっぷ”のバックアップ

この製品の魅力については、コミックイラストの通信講座をメイン事業として行っている「いちあっぷ」が伝えています。

これによると、従来の主流液タブにあったペン機能にこだわりがあるとのこと。

ペン先で描画・そのままペンを逆さにすれば消しゴムになるという基本機能をしっかりと作り込み、ペンそのものの太さもちょうど握りやすく調整しています。

熟練のイラストレーター・漫画家が行うような、ゴムグリップを巻きつける・ペン先に削りをいれて書き心地をアナログに近づけるなどといったカスタマイズにも対応できるように作り込まれており、デジタル作画に慣れているかたでも満足できる使い心地。

近年は2in1PCや高性能タブレット端末での作画も流行っていますが、寝室やお出かけ先で気軽に作画できるという特徴・液タブとして備えておくべき基本機能をミックスし、手頃な作画環境を実現しているとの開発者コメントがあります。

また、ショートカット機能も充実。

小型液タブには「物理ボタンを搭載できない」という弱点がありますが、この製品ではタッチ画面内にショートカットキーを出現させ・それらに割り当てることで、良好な作画効率を実現しています。

対象ユーザーは、高校生やアマチュア作家などを想定しているとのこと。

ここで紹介している「いちあっぷ」内の無料講座や、左記サイト上で講師をしているプロクリエイターの解説もあり、デジタル作画初心者でも安心して使えます。

サポートと価格

Amazon・ドスパラ公式サイトのいずれで購入しても、1年間の本体保証付き。

さらに、月々380円の保証プランに加入することで、無料の点検サービス・ハードまたはソフト面の故障の場合の修理も無償になります。

保証プランには、ドスパラの下取りサービスで買取価格10%アップの特典も付随。

修理中も代替機でイラスト・漫画制作を続けたい方は、月々980円のアップグレードプランに加入することで、貸出を受けることができます。

前述しましたが、説明書・電話サポートともに日本語対応してくれるのも嬉しいポイント。

他の格安液晶タブレットにはない、大きなメリットです。

分割払いでよりお得に

一括で購入しても46,112円(税抜)と非常にお買い得ですが、最大48回の分割払いにも対応しています。

ドスパラでは定期的に分割払い手数料無料のキャンペーンも行っており、これを利用すればよりお得に購入することも可能。

また、購入から手元に届くまでの期間が短いことも、特筆すべき点でしょう。

Amazonで購入する場合は注文数によって到着日が左右されますが、ドスパラでは原則として注文した当日に出荷します。

安心して製品を使いたいかたには、公式サイトでの注文をおすすめします。

タブレット端末としても使える

液晶ペンタブレットというコンセプトで販売されているこの製品ですが、タブレット端末としての機能も優れています。

SDカードスロット・Bluetoothも搭載しており、各種外部端末を接続することが可能。

液晶モニタに出力するためのUSBポートもついており、お絵かき配信をしたいかたにもおすすめです。

GPSや加速度センサーもついており、テザリングでマップを確認したり、ゲームを楽しむこともできる万能端末。

使用中に「より高性能な液タブに買い換えたい」と思った時も、そのままモバイル機器として流用することもできます。

“タブレット端末”と銘打って販売されている製品にひけをとらない性能であるため、デジタル作画を継続できるか不安な人でも、購入の価値アリと言えます。

まとめ

“raytrektab“は、プロ向け液タブの基本性能・充実したサポートに加えて、タブレット端末としての機能も十分に備えた逸品です。

デジタル作画がはじめてというかたにも勿論、メインの作画マシンとは別に気軽に使える液タブが欲しい・末永くモバイル端末として活用したいというかたにもおすすめできます。

各地のドスパラ直営店で試し描きができるので、是非足を運んでみてください。