無料のプログラミングスクールと有料のプログラミングスクールは何が違うの?

プログラミングスクール

プログラミングスクールには、有料のものもありますし、無料のところもあります。

無料と有料のものがあるのであれば、やっぱり無料のところが良いのではないかとおもってしまいますよね。

でも、実際にどちらが良いのかというのは、その二つの違いをしらないとわかりません。

そこでここでは、有料と無料のプログラミングスクールの違いについてみていきます。

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有料のプログラミングスクールには年齢制限がないことが多い

有料のプログラミングスクールと無料のプログラミングスクールの違いとして大きいのは、年齢制限の違いです。

無料のプログラミングスクールには、年齢制限があることが多いんです。

それに対して有料のプログラミングスクールの場合には、それがないこともあります。

なので無料のプログラミングスクールには、行きたいと思ってもいけず、有料のプログラミングスクールにしか行けないことが出てきます。

でも、なぜ無料のプログラミングスクールの場合には年齢制限があるのでしょうか?

無料の場合には就職してもらってなんぼになるから

それは、無料のプログラミングスクールの成り立ち方に関係があります。

有料のプログラミングスクールであれば、そこでの生徒からの学費が収入になります。

でも、無料のプログラミングスクールは無料になるわけなのですから、それはあてにできません。

ではどうしたらそれが成り立つのか。

必ずどこかから収入を得ないと成り立つことはありません。

無料のプログラミングスクールは一体どこから収入を得ているのでしょうか?

それは、生徒の就職先です。

生徒に就職先を紹介して、そこに就職してもらった時、人材紹介の報酬として、企業からお金をもらうという仕組みになっているのが、無料のプログラミングスクールなのです。

ということはつまり、無料のプログラミングスクールは、生徒に就職してもらって何ぼになります。

生徒に就職をしてもらうということは、やはり生徒は就職しやすい人材でないとなりません。

ではどういう人材が就職しやすいのか、それはやはり若い人になるんです。

だから、無料のプログラミングスクールには年齢制限があることが多くなります。

それも厳しめの。

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就職先の指定があるのが無料プログラミングスクール

無料のプログラミングスクールは、そのように人を企業に就職させていくことによって報酬を得ています。

でもそれは、どこの企業でもよいわけではありません。

当然ながら、人を紹介してそこの対価としてお金を得るためには、そういう契約を結んでいるところでないとだめなのです。

ということはつまり、無料のプログラミングスクールの場合には、就職先の企業の指定があることが多いということになります。

有料の場合は自由に決めていけることが多いです。

その差は、特定の企業で働きたいというビジョンがある場合には、大きな問題になります。

ただ、どこでもいいから就職できればいいというのであれば、それはそこまで大きな問題ではなくなりますね。

むしろプラスに働くこともあります。

就職しやすい可能性も高い

そのように就職先が指定されているということは、その分だけ就職しやすい可能性も高いです。

たとえば、全くそのプログラミングスクールとつながりがないところに就職するためには、普通にプログラミングのスキルと人柄の問題になります。

でも、つながりがあるところであれば、最低限そのつながりのプラスアルファが乗ってくるんです。

だから、その分だけ就職しやすくなることがあります。

もし就職先に特にこだわりがないのであれば、とにかく就職することが大切になりますよね。

それならば、むしろ無料のプログラミングスクールの方が良いことがあるんです。

もちろんそれは、年齢制限をクリアできる場合の話にはなりますが。

カリキュラムの違いもあることが多い

無料のプログラミングスクールと有料のプログラミングスクールでは、カリキュラムにも違いがあることが多いです。

もちろん必ずしもそうだというわけではないですが、無料のプログラミングスクールには教室形式のところが多く、有料のプログラミングスクールにはマンツーマン形式のところが多いです。

ということは、やはり有料のプログラミングスクールの方が、授業が自分に合った内容になりやすいんです。

それに対して無料のプログラミングスクールの場合には、全体で基礎的なスキルを高めていくという形になります。

だから、中にはついていけなくなる人が出てくる可能性もあるのです。

コミュニケーション力が求められるのが無料式

では、無料のプログラミングスクールで、しっかりとついていけるようにするにはどうしたら良いでしょうか?

それにはやはり、わからないところをしっかりとその都度解決していくことが必要になります。

わからないところをわからないままにしてしまうから、ついていけなくなるんです。

それをしっかりと解決していくことができれば、そうなることはなくなります。

だから、わからないところは都度解決できるようにしないとなりません。

そのためには、質問をすることは欠かせません。

そして教室形式で毎回しっかりと質問していくためには、コミュニケーション力が必要になります。

なので、無料のプログラミングスクールに行く場合には、ある程度コミュニーション力が求められると思っていたほうが良いです。

初心者が多いのが無料のプログラミングスクール

有料のプログラミングスクールと無料のプログラミングスクールの違いとして、言えることがもう一つあります。

それが、そこにいる人の層の違いです。

無料のプログラミングスクールの場合には、初心者の人が多いです。

それに対して有料のプログラミングスクールの場合には、ある程度自分で勉強してきた人が多いです。

それは、普通に考えればそうなるでしょう。

無料のところであれば、無料で通えるわけなのですから、とりあえず、取り急ぎ行ってみようと考えることが多いです。

でも、有料のプログラミングスクールの場合には、そんなに軽い感じでは行くことはできません。

軽い感じでいくには、ちょっとお金がかかりすぎるんです。

だから、行くならばそこでしっかりと、自分が求める結果を出せるようにしていきたいと思うものなのです。

では、どうすればそうして自分が求める結果が出せるようになるのか、それはやはり、ある程度予習をしてから行くことになるんです。

無知識で有料でも別に問題はない

ただ、こういうレベルの違いがあっても、別に無知識で有料のプログラミングスクールに行くことがおすすめできないわけではありません。

有料のところであればマンツーマンで教えてくれることも多いんですから、何も知識がなくてもしっかりとついていくことはできます。

むしろ、何も知識がないフラットな状態である分、逆に勉強が進みやすいという可能性もあるくらいです。

だから、何も知識がないからと言って、本当は有料のプログラミングスクールに通いたいのに、無理して無料のプログラミングスクールに行く必要はありません。

まとめ

有料のプログラミングスクールと無料のプログラミングスクールの違いは、このようなところにあります。

中でも大きいのはやはり、年齢制限の有無と、就職先指定の有無になりますね。

そして当然ながらより大きいのはお金がかかるかかからないかです。

比較的に若くてお金がないようならば無料を、ある程度余裕があり、自分にあったかたちで学びたいならば有料を選ぶとよいですね。