2K/4K超高画質液晶テレビ”FUNAI”の実力とは?

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ハイセンス 43V型 フルハイビジョン 液晶 テレビ HJ43K3120 外付けHDD録画対応(裏番組録画) メーカー3年保証

まだまだブランド信仰があつい我が国で、「船井電機のテレビ」と言えば…チープで格安なものを想像しがちでしょう。

しかし、海外での豊富な売り上げ実績・ニーズを吸い上げて帰国・そして堂々と発表された液晶テレビシリーズ"FUNAI"には、多くの家電批評家の注目が集まっています。

ここでは、その詳細を紹介したいと思います。

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船井電機ってどんなメーカー?

日本から出航したメーカー、ついに帰国

20世紀後半では、日本でテレビ周辺機器を販売していた船井電機。

しかし、お世辞にも「ブランド力」があると言えず、プチプラ家電メーカーとして当時の人は記憶していました。

その後、船井電機は舵を切り、北米へ進出。

薄型テレビの出現前から徐々にシェアを伸ばし始め、日系企業としては液晶テレビシェアNo.1のテレビメーカーとして現地で知られているそうです。

そんな船井電機が、高パフォーマンスな製品を携えて帰国。

その製品こそ、4K液晶テレビの市場を良い意味で混乱させるであろう、"FUNAI"ネームのものになります。

今年5月に国内で製品発表を行った後、6月には発売。

売り上げを徐々に伸ばし、各種家電批評雑誌でも取り上げられる注目の製品となっています。

“FUNAI"はどこで買える?

FUNAIの販売にあたって、メーカーが提携しているのはヤマダ電機。

実店舗・オンラインショップともに、FUNAIを購入できるのは上記家電店のみです。

ヤマダ電機で購入するメリットとして、

  • 7年または5年への保証延長
  • 48回まで分割手数料無料
  • ヤマダ電機指定のネット回線加入で、最大35000円のキャッシュバック
  • ポイント優遇(一部店舗)

これらがあります。

普段はヤマダ電機を利用しない…という人にも十分メリットがあるので、興味をお持ちになった方は是非公式サイトご参照を。

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FUNAIの魅力1—デザイン

まず目をひくのが、他の液晶テレビにはない「近未来感」。

ヘアライン加工された金属フレームのスタンドとなっており、まるでテレビそのものが浮遊しているような印象を受けます。

「家電」というふてぶてしさを敬遠したい人には、一見の価値があり。

ともすると「こんなスタンドで大丈夫かな?」と思ってしまうほどの繊細なデザインですが…存外にがっしりとしており、お子様のいたずら程度では転倒しないような作りになっています。

耐震性に関しても言及すれば、建築にも用いられる三角形の構造を上手く利用しているので、ある程度持ちこたえることが予想されます。

注意したいのは、この独自のスタンドが4Kモデルに限られること。

2Kモデルには搭載されていません。

加えて、テレビ専用の耐震マットは使えない・もしくは不向きではないかという指摘もできます。

テレビスタンドの取り外し・壁掛けも可能ですが…家屋によっては対応が厳しい場合も考えられるでしょう。

万一のときが心配なかたは、倒れてもケガをしないようなスペースに設置することをおすすめします。

FUNAIの魅力2—独自高画質技術

最大の特長が、「プチプラ家電」のイメージを払拭しうる、超高画質エンジンです。

極めて繊細で深度の高いカラー表現

採用されているのは、「クリアピクスエンジン4K HDR」このHDRとつくエンジンの搭載は、今のところFUNAIのテレビラインナップしか存在しません。

色彩の表現がとりわけ得意で、黒~白のコントラスト・中間色の表現共に他メーカーを圧倒します。

合わせて目を引くのが、4K対応でない各種映像…デジタル放送、ブルーレイ・DVDなどをリマスターしてくれる機能。

違和感なく解像度・カラーコントラストを4Kレベルに変換してくれるため、手持ちの録画映像に愛着のある人にはおすすめ。

また、映像技術について詳しく述べると…特に人間の目に「鮮やか」と捉えられやすい、赤・青の色相表示域をグンと伸ばしています。

これにより、一点のくすみすらない表現が可能。

激しい動きのあるシーンでも、色表現を瞬時に切り替える超高速エンジンが搭載されています。

アクションやSF映画好きな方はもちろん、スポーツ観戦にもおすすめ製品となります。

ただし、有機EL派の人からは、ちょっとした指摘も。

シーンによって全体的に青っぽく・または赤っぽく感じるときがあるのだとか。

スポーツシーンでは残像もやや残る印象があり、目に若干の負担を感じるとのことです。

近視・弱視のかたは、注意が必要かと考えられます。

気になる方は、店頭で一度チェックしてみてください。

FUNAIの魅力3—周辺機器へのこだわり

もともとは地道にテレビ周辺機器を生産していたメーカーということもあり、快適な使い心地を追求した独自のアクセサリーも気になるところ。

ボタン感触の気持ちいいリモコン

付属されているリモコンの感触も、本体のデザイン同様に近未来的です。

カチっとした感触がしっかりとあり、それでいて硬さを感じません。

テレビ/録画/ネットコンテンツへの切り替えもワンタッチで、ボタン数を敢えて減らし・わかりやすく表記しています。

高齢者がいるご家庭や、家電製品のリモコンの多機能化に疑問をもつ人にももってこい。

しかしこれにも異論があり、特にお若い方が使用されると、「反応が悪い」と感じられるときがあるそうです。

リモコン使用範囲も、他社製液晶テレビよりやや狭く、13畳以上の広めのリビングだと「リモコンが効かない」ときもあるのだとか。

内部HDD+レコーダーも!

55型に限り、内部HDD搭載モデルを選ぶことが出来ます。

そのサイズ、なんと2週間分の録画が可能な3TB。

しかし、他のサイズを選びたいという人もご安心を。

純正のブルーレイディスクレコーダーも発売されており、2~3チャンネルの同時録画に対応しています。

しかし、筆者の印象としては、純正品レコーダーには割高感があります。

同性能の国内製他メーカーであれば、通販などを利用するとグッと価格を抑えて購入することも可能。

アジア系メーカー製品などは特にその傾向が見られます。

店員さんのすすめで純正周辺機器を買ってしまうその前に、他の気になるレコーダーとの価格比較をしてみるのをおすすめしたいところ。

FUNAIの魅力4—音声出力

気になる音の表現ですが、液晶面の内部にステレオスピーカーを内蔵。

聴力が衰えたかたでも聞き取りやすいよう、超高音を押さえて耳障りの言い中音域を強くアピールしています。

この点は、国内でずっとシェアを守ってきた他の液晶テレビメーカーと全く遜色ありません。

ただし、映画にありがちな、低音域が特に目立つ「轟音」のとき、本体が揺れるような感覚があります。

地上波を観る上ではほとんど問題ありませんが、ブルーレイ視聴をメインに考えておられるかたは、オーディオを別に用意したほうがよさそうです。

すっきりとしたデザインなので、狭いスペースでも大型のアクティブスピーカー・ネットワークオーディオなどを置くのに抵抗がありません。

5.1chにしてもきれいにインテリアになじむので、オーディオマニアも安心です。

まとめ

液晶テレビは「高ければ」「よく知られたブランドであれば」よいという時代は、終わりつつあります。

格安テレビやアジア系テレビの失敗が相次ぐなかで、"FUNAI"は日本らしい発想・海外らしいカスタマーレスポンスを持った、バランスの良い製品に仕上がっています。

ヤマダ電機でしかお目にかかれないレアリティ感も、興味をそそるところではないでしょうか。

ぜひ一度、実物をご覧ください。






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