ここがポイント!モニタアームを買う際には意外と「厚み」に注意
モニタアームを買う際には、基本的には一番気にするのは耐荷重なのではないでしょうか?
せっかくディスプレイを浮かすことができても、重さに耐えることが出来ずにどんどんディスプレイの位置が下がってきてしまっていたら、ストレスがたまる一方になります。
だからそれはチェックするでしょう。
でも意外と、厚さに対してもチェックが必要なのです。
チェックするべきは二つの厚みへの対応
厚みと一口に言っても、何の厚みかわかりませんよね。
その厚みというのは、モニタアーム自体の厚みではありません。
そうではなく、モニタアームを取り付ける方の厚み、あるいは取り付けられる方の厚みになります。
つまり、ここでいう厚みと言うのは一つのことではないのです。
一つはディスプレイの厚み
まず一つは、ディスプレイ自体の厚みをチェックしないとなりません。
ディスプレイには、意外と厚みに個体差があるものです。
そしてその厚みをチェックしておかないと、後々痛い目に合う可能性が高くなります。
机の厚みも要チェック
もう一つチェックしておかないとならないのが、机の厚みになります。
机の厚みは、けっしてそこまで厚くはないものが多いです。
特に、PCデスクという名目で売られているもので、厚みがやたらとあるというようなものは、めったにないです。
だから、もしかしたらPCデスクを使用している場合には、そこまで気にする必要はないかもしれません。
でも、デスクにもいろいろな物があります。
たとえば、ダイニングテーブルをデスクとして使用しているということもあるでしょう。
その場合にはこの机の厚みが重要になる事があります。
或いは自作でテーブルを作って、それをPCデスクにしているという方もいるかもしれません。
そういう方も、机の厚みに関しては注意深く見ておかないとだめです。
ディスプレイの厚みを見る理由
ではなぜその二つの「厚み」が重要なのかということについて見ていきたいと思います。
まず、ディスプレイの厚みが重要な理由です。
ディスプレイの厚みが重要だというのは、それによって重さのかかり方が変わってくるからです。
モニタアームの試験は、そこまで厚みがあるディスプレイで行われるわけではありません。
だから、すごく厚みがあるディスプレイの場合には、その体重のかかり方の違いから、重さに耐えられなくなることがでてくるのです。
それは、たとえ耐荷重の中におさまっているディスプレイをつけていても、です。
もし耐荷重を超えるディスプレイをつけていたのであれば、だんだんと髙さが落ちてきてしまっても文句は言えません。
でも、この場合は耐荷重の中におさまっているにも関わらず、落ちてきてしまうことがあるのです。
それはすごく嫌な気持ちになりますし、すごく損した気持ちになることは間違いありません。
だから、そうならないようにディスプレイの厚みは見ておかないとなりません。
モニタアームが想定している厚みも見ておくこと
もちろんそれは、ディスプレイの厚みだけ見るのでは意味がありません。
ディスプレイの厚みが分かっても、それがそのモニタアームの対応している厚みなのかどうかを見ないとだめです。
たとえば製品のホームページなどをチェックすると、それを確認することが出来ることがあります。
必ずしも記載されているわけではないかもしれませんが、記載されていることもありますから見ておくべきです。
ではもしそれをチェックして記載されていなかった場合には、どうしたらよいでしょうか?
厚みがあまりないものを買えば良い
その際の対処方法は簡単です。
ディスプレイ自体を、あまり厚みがないものにすればよいのです。
ディスプレイの重心が変でなければ、基本的には耐荷重内であれば問題なく耐えてくれるわけですから、どう見ても重心が変ではないような、薄めのディスプレイにすれば解決です。
またそういう厚みがないようなディスプレイであれば、基本的には重さもあまりなくなっていきます。
重さがより軽くなれば、もしそれの重心が変だったとしても、きちんと耐える事ができるでしょう。
そういう意味でも厚みがないディスプレイを選ぶことはおすすめです。
机の厚みを見る理由
ディスプレイの厚みを見る理由は、それによってモニタアームがそれに耐えられるか耐えられないかが変わってくるからでした。
では、机の厚みをみる理由はどこにあるでしょうか?
机の厚みを見る理由はすごくシンプルです。
それは、机の厚みがあつすぎると、モニタアームをそこに取り付ける事が出来ないことが出てくるからです。
もちろんそれは別にすべてのモニタアームでそうだというわけではありません。
机に穴をあけて固定するタイプのモニタアームであれば、別に厚みがあってもあまり関係はなくなることが多いです。
場合によっては関係あるものもありますが、基本的にはそこまで問題はないでしょう。
ただ、挟んで固定するタイプのモニタアームだった場合、厚みはすごく大切になります。
厚すぎると挟めない
当然と言えば当然ですが、厚みがあり過ぎると、挟んで固定しようと思っても、きちんと挟むことが出来なくなるのです。
きちんと挟むことが出来ないのであれば、それを固定することは出来ません。
それにディスプレイなんてつけた日には、すぐにそれが落下してしまう可能性も高くなります。
それが落下してしまっていたら、ディスプレイが壊れてしまう可能性があるというのはもちろんのこと、地面にも重大なダメージを追う事が多くなります。
それは避けないとなりません。
だから厚みがある机を利用している場合には要注意です。
しっかりと対応範囲を調べよう
当然これも、机の厚みだけを見て、あとはカンで判断するというのは良くありません。
この机の厚みの場合には、販売サイトにきちんと明確に数字が記載されていることが多いです。
だから、いちいちホームページなどを訪れなくても問題ないのです。
もちろんホームページにも出ているでしょうから、ホームページを見て決めるというのも悪くはありません。
ですが、たくさんの物を見て、自分の机に対応しているモニタアームを探した方が早いのは間違いないので、まずアマゾンなどの販売サイトを見るのがおすすめです。
余裕のあるアイテムを選ぶのが正解
ディスプレイでもそうですが、机においても、そして当然モニタアーム自体においても、ある程度余裕があるものを選ぶのがおすすめです。
たとえば机であれば、5センチくらいの厚みのものを選ぶのです。
そういうものであれば、ほとんどの場合で問題無くモニタアームを取り付ける事ができますから。
そうして余裕があるものを選んでいけば、今後机を変えたくなったり、あるいはディスプレイを変えたくなったり、モニタアームを変えたくなったりした時でも、問題なく対応できるようになります。
逆にここでクセのあるアイテムを選んでいると、当然次も選択肢が狭くなります。
選択肢をそんな風に狭くして良いことなんてそうそうありません。
だから、なるべく無難で余裕があるものを選ぶべきなのです。
まとめ
こうした厚みは、ついつい見落としてしまうのではないでしょうか?
たとえばどういう取り付け方でつけるのかとか、或いは値段がいくらなのかとか、そういうことは当たり前に目を通すものですが、この厚みに関してはついつい忘れがちになります。
でもしっかりとチェックしないとなりません。
きちんとチェックして、適切なモニタアームを買っていってください。