どのくらいで買い替えるのが正解?液晶テレビの寿命とは
液晶テレビは、一度購入したらデキる限り長く使いたいと思うものです。
確かに最近では価格も下がってきてはいますが、それでもまだなおそれなりの価格ではありますから、そうそう買い替えたくはないでしょう。
でも実際、液晶テレビの寿命はどのくらいなのでしょうか?
ここではそんな、液晶テレビ寿命について紹介していきます。
液晶テレビの寿命はだいたい10年程度
まず結論から見ていくと、液晶テレビの寿命はだいたい10年程度になります。
なので家電製品の中では、比較的に長持ちする方だと言えるのではないでしょうか?
たとえば10年程度使用出来れば60000円で液晶テレビを購入したとしても、年間6000円程度で使用できることになります。
もちろんそれに電気代は加わるわけですが、それでも基本的にはかなり安いと言えるでしょう。
でも3年程度で壊れることも珍しくはない
ただ、基本的には10年程度は使える液晶テレビですが、3年程度で壊れてしまうことも珍しくはありません。
当然のことではありますが、家電製品の寿命と言うのは、正確にはそれの使用環境に応じて全然変わってくるでしょう。
なので、乱雑に使用していると、当然その分だけすぐに壊れてしまうことになります。
もし液晶テレビを少しでも長持ちさせたいのであれば、なるべくしっかりとケアをしつつ、丁寧に使用することを心がけていくと良いでしょう。
液晶テレビを長持ちさせるためには
では、液晶テレビの寿命を少しでも長持ちさせるためのケアとは、どんなことをしていけばよいのでしょうか?
そのケア方法が分からないと、いざ丁寧にケアしていこうと思っても、何をしたら良いか分からなくなるでしょう。
ほこりを掃除機などで吸ってあげる
液晶テレビのケア方法としてまずするべきなのは、たとれば液晶テレビの上の方や、あるいは後ろのほうにあいている穴の辺りについているであろうほこりなどを、掃除機で吸ってあげるというケアです。
液晶テレビの上や後ろには、液晶テレビに熱がこもらないようになのか、ある程度の穴が開いているはずです。
そこには、ほこりがすごくたまりやすいです。
でもそういうところにほこりを溜めたままにしてしまうと、それがいつしか電気系統にも影響を与えるようになり、液晶テレビの状態を悪くしてしまうでしょう。
なので、そうならないようにするために、そこは掃除機で吸ってあげるべきなのです。
なんとなく液晶テレビの周りについているようなほこりは、乾拭きしたりしてとっているという方も多いでしょう。
でも、そうした穴の辺りのほこりは、ただ拭くだけではとれません。
そのあたりの汚れをしっかりと取るためには、ただ拭くだけではなく、掃除機などでしっかりと吸ってあげないとならないのです。
なので、その分手間はかかりますが、掃除機を活用して、丁寧にほこりをとっていってあげてください。
なるべく直射日光の当たらないところに移動させる
液晶テレビのケア方法として、熱からのケアも大切になると言えるでしょう。
基本的に電化製品と言うのは、極度に暑くなったりすることは苦手なものが多いです。
なので、少しでもソレを長持ちさせたいのであれば、夏場の直射日光などは、避けてあげるべきなのです。
でも、液晶テレビというのは、えてして窓の近くに置いてあるのではないでしょうか?
窓の近くに置いてあるということは、それだけ直射日光が当たる可能性が高くなるという事になります。
だからその分寿命が短くなってしまうことが考えられます。
それを避けるためには、そういう窓際から離してあげて、直射日光が当たらないところに置いてあげるというケアが必要になります。
部屋の汚れをためないようにすることも重要
液晶テレビを少しでも長持ちさせるためには、部屋の汚れを溜めないようにすることも重要になります。
部屋の汚れを溜めないようにすることと、液晶テレビの寿命なんて全然関係ないのではないかと思うこともあるでしょう。
しかし、液晶テレビの寿命と部屋の汚れは意外と密接な関係にあるのです。
というのも、部屋が汚れていると、ふとした時にその汚れが舞い散り、それが先のほこりが溜まりがちなところにたまってしまうことがあるのです。
あるいはもっとダイレクトにテレビの内部に侵入してしまうこともあるかもしれません。
そうなったら、当然液晶テレビの寿命は短くなるでしょう。
部屋に散らばっている汚れというのは、ただ部屋を歩くだけですごく舞い散ったりするという特徴を持ちます。
そんな風にただ部屋を歩くだけで舞い散ってしまうのですから、日々すごい量の汚れが液晶テレビに向かって飛んでいってしまうことになるでしょう。
それでは、液晶テレビの寿命が短くなるのも当然だと言えるでしょう。
それをさけるためにも、部屋の汚れはしっかりと掃除をしておくべきなのです。
無駄につけっぱなしにしないことも一つのケア方法
液晶テレビを少しでも長持ちさせたいのであれば、無駄につけっぱなしにしないと言うことも、一つのケア方法だと言えます。
液晶テレビの寿命が10年くらいだというのは、一般的な使用量で考えた場合の話です。
なので、一般的な使用量の倍くらい使用するのであれば、その半分の5年程度で寿命が来てしまうと言えるでしょう。
でもそれは逆に言えば、あまり無駄に付けておかないようにすれば、その分だけ寿命が延びるということになります。
見ていないのにつけるのをやめる
テレビは、別にみていないけどついているという方も多いのではないでしょうか?
特に一人暮らしの方は、ほとんどがそうしているでしょう。
家の中で自分の生活音以外の音がないのはやはり寂しいですし、見ていなくてもついついつけてしまうものです。
でも、見ていないのにつけていても、それはただただ寿命を早めてしまうことに繋がるのです。
だから、もしどうしても見たいのでないのであれば、基本的には消しておくことをおすすめします。
寿命を持たせるのは良いことばかりではない
ただ、液晶テレビに関しては、寿命を延ばして使用するのが、必ずしも良いことではないと言えるでしょう。
もちろんいい面もあることは確実なのですが、液晶テレビの寿命を頑張って伸ばして使用していくのには、デメリットもあるのです。
そのデメリットがなんだかわかりますでしょうか?
デメリットは電気代の差が生まれること
液晶テレビを、頑張って寿命を長くして使用することには、電気代の差が生まれるというデメリットがあります。
液晶テレビは、5年程度で電気代にかなりの差が出てきます。
それは、使い古したものの電気代があがっていくという事ではなく、新しく登場してくるテレビの省エネ具合の成長がすごいということです。
なので、古いテレビを1年使用するのと、新しいテレビを1年使用するのでは、倍以上電気代が変わって来ることも少なくないです。
そしてそれはこれから、ますます大きな差になることが想像できます。
なので、古い液晶テレビをいつまでも頑張って使用していくのは、必ずしも良いことではないと言えるでしょう。
まとめ
液晶テレビの寿命は、だいたい10年程度になります。
でも、それは使用環境次第で延びたり縮んだりするので、延ばしたいのであれば、しっかりと丁寧にケアをしつつ使用していくようにしていきましょう。
そして、寿命を延ばす努力をする際には、本当に寿命を延ばして使用するのが自分にとって得になるのか、それも同時に考えていく事をおすすめします。