アリ?ナシ?液晶モニタをテレビ代わりにするメリットとデメリット
液晶モニタはそれなりに高価な物も多いです。
それなりに高価な物も多いということは、出来ればそれを幅広く使いたいと思うのは当然です。
だから、出来れば液晶モニタをテレビ代わりに使いたいと考えている方もたくさんいることでしょう。
でも、液晶モニタをテレビ代わりにすることにはデメリットもあるのです。
以下ではそのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリットはテレビが要らなくなること
液晶モニタをテレビ代わりにすることのメリットは間違いなく、テレビが要らなくなることでしょう。
液晶モニタをテレビ代わりにすればわざわざテレビを買わずともテレビを見ることができますし、テレビの分のスペースを省略することができます。
テレビと液晶モニタを両方おいてしまうと、どうしても大きな二つの物を置かないとならなくなります。
そうして大きな二つの物を置いてしまうと、当然ながらそれによって部屋は狭く見えてしまうでしょう。
実際に狭くもなります。
なぜなら、テレビはテレビボードに置かないとなりませんし、液晶モニタはパソコンの近くに置かないとならないからです。
まず間違いなく、テレビボードとパソコンがおいてあるところが同じということはないでしょう。
テレビボードは高さが低いことが多いですから。
テレビボードの高さが低いということはそこにパソコンを置いていたら、液晶モニタの位置も低くなります。
だから同じところに置くという事はまずないのです。
別々のところにおくということはその分だけスペースを使います。
そうして家がせまくなってしまうのです。
一人暮らしの場合はさらに狭くなる
これがもし実家暮らしなのであれば、別段問題にはならないでしょう。
実家で、家が一部屋しかないという方は最近ではあまりいないはずです。
だいたいの人において、ある程度の部屋数のある家に住んでいるでしょう。
そうしてある程度の部屋数のある家に住んでいるのであれば、テレビと液晶モニタを別々においておいても、あまりスペース的には困らないはずです。
部屋を変えれば良いのですから。
でも、これがもしワンルームだったら、テレビと液晶モニタを二つおくというのは大きな問題になります。
それだけで部屋の多くが埋まってしまう事になるでしょう。
液晶モニタをテレビ代わりにすれば、テレビボードのスペースが要らなくなるので、一人暮らしの部屋の貴重なスペースを確保できるようになります。
デメリットは映像に弱いこと
では、液晶モニタをテレビとして使う事のデメリットはどこにあるでしょうか?
まず大きなデメリットして、その画質があります。
テレビは、そもそも映像を流すために作られているものです。
でも液晶モニタは、基本的には静止画をうつす目的で作られているものだと考えた方が良いでしょう。
静止画を映す目的で作られているものは、当然ながら映像を流す力が多少なりとも足りないと言えるでしょう。
しかしテレビの世界で静止画が流れることはほとんどありません。
だから、液晶モニタをテレビ代わりにすると、どうしても多少画質があれてしまうのです。
中には映像も綺麗に映せるものもある
ただ、中には映像も綺麗に映せるものもあります。
映像も綺麗に映せるものは、もちろんそれだけお値段も張るようになるでしょう。
なので、だったらもはやテレビ用としてテレビを購入し、パソコン用として液晶モニタを購入した方が安くあがることもあるかもしれません。
最近ではテレビの値段もどんどん下がってきていますし、中古で良ければ10000円代からわりと有名なモデルのテレビを購入することもできます。
スペースの問題はありますが、もしスペース的に問題がないのであれば、そうしてテレビと液晶モニタを別にすれば画質問題は安値で解決します。
角度に弱いという弱点もある
液晶モニタをテレビ代わりにすることには、まだまだデメリットがあります。
それが、角度に弱いという事です。
液晶モニタは、テレビと比べると角度に弱い傾向にあります。
角度に弱いというのは、きまった角度から見ないと画面の色が暗く見えたり、見えづらかったりするという事です。
テレビの場合はその角度の問題があまりなく、どんな角度から見ても綺麗な発色で、かつ出来る限り見やすくなるように作られています。
しかし、液晶モニタをテレビ代わりにすると、ちょっと変な角度でテレビを見ようとすると、見えない可能性があります。
寝転がってテレビを見られないかもしれない
それはつまり、寝転がってテレビを見られないかもしれないという事になります。
全ての人がそうだというわけではないのですが、基本的に多くの人が、寝転がってテレビを見る習性があるのではないでしょうか?
それが一番のリラックス方法だという方も世の中にはたくさんいます。
でも、液晶モニタをテレビ代わりにしている場合、それもかなわない可能性があるのです。
もしそれがかなわないなら、テレビを見ないという方も多いかもしれません。
寝転がってテレビを見たい人には、液晶モニタをテレビ代わりとして使う事はおすすめはしません。
サイズが小さいものが多い
液晶モニタをテレビ代わりとすることのデメリットとして最後に言えることは、サイズが小さい事が多いという事です。
液晶モニタは、テレビのように40インチなどの大きなものはあまりないと言えるでしょう。
もちろん全くないことはなく、あったら間違いなくテレビのそういうものよりは安いのですが、それでもテレビの方が大きいものは多いと言えるでしょう。
だから大きいサイズでテレビを見たいという方には、液晶モニタはあまり向かないかもしれません。
家族で見るなら大きいに越したことはない
もちろん一人暮らしであれば、そこまで大きなサイズのテレビは必要ないでしょう。
むしろ先述のように、ただただ大きいテレビにスペースを邪魔されることとなるので、一人暮らしの場合は小さいサイズのテレビの方が良いでしょう。
しかし、家族で見るとなると、テレビは大きいにこしたことはなくなります。
みんながみんな同じ位置から見るわけではなくなりますから、ある程度遠くから見ることも出てくるでしょう。
ある程度遠くから見るのであれば、小さいテレビではそもそも見えない事も出てきます。
だから、家族で見るようなテレビの場合は、ある程度大きいものが求められるのです。
ということは、家族で見る場合には、液晶モニタをテレビ代わりにすることは向かないと言えます。
家族か一人暮らしかによってかわってくる
液晶モニタをテレビ代わりにするのがアリなのか、それともナシなのかというのは、家族と一緒に住んでいるか、それとも一人暮らしをしているのかというところによって変わってくると言えるでしょう。
もし家族と一緒に住んでいるのであれば、液晶モニタをテレビ代わりにするよりも、テレビはテレビとして購入した方が良いでしょう。
液晶モニタをテレビ代わりにすることのメリットがなくなるわけですから。
でももし、一人暮らしをしているならば、液晶モニタをテレビ代わりにするメリットを最大限享受できますから、デメリットに目をつぶれれば、十分アリだと言えるでしょう。
まとめ
基本的に液晶モニタをテレビ代わりにすることには、メリットよりもデメリットの方が多いと言えます。
sore
で、液晶モニタを使うならば、適材適所でパソコン用に使うのがおすすめですが、最後にも述べた通り、一人暮らしの場合は話が別です。
自分の立場や自分の家の大きさを良く考えて下さい。
そして、適切な選択をしていきましょう。