オンラインのプログラミングスクールのデメリットは解消できる?
通学タイプのプログラミングスクールにも、オンラインタイプのプログラミングスクールにも、デメリットはあります。
それぞれメリットもありますが、問題になるのはデメリット。
実際通学タイプの、通学に時間がかかるなどのデメリットは、どうしようもありません。
しかしオンラインタイプであればデメリットも解消できそうな気もします。
それは解消できるのでしょうか?
オンラインタイプのプログラミングスクールのデメリット
まずは、一度オンラインタイプのプログラミングスクールのデメリットをまとめていきましょう。
オンラインタイプのプログラミングスクールのデメリットは、いくつかあります。
たとえば以下の点。
- モチベーションに左右される上にモチベーションが下がりやすい
- わからないところがすぐに解決できないことがある
- 就職サポートに難あり
これらのデメリットはどれもすごく大きいです。
自分でやらないといけないのがオンライン
たとえばモチベーションに関して言えば、オンラインの場合、自分でレッスンを予約して、そして自分で受講しないといけません。
なので、やる気がでない時には、予約をしないままどんどん時間だけがたってしまうこともあるということになります。
それでは当然スキルも身につきません。
また、周りにライバルがいるわけでもありませんし、自分がどのくらいのレベルになったのか、周りと比べて自分の立ち位置を確認できるわけでもない。
だからどうしてもモチベーションは下がりやすいんです。
モチベーションに大きく左右される環境にあるにも関わらず、モチベーションが下がりやすい。
となると当然、スキルが身につかない可能性が高くなります。
質問するのが難しいこともある
オンラインスクールの場合、やはり会話のリズムもありますし、講師との関係性も深めづらいです。
ということは、わからないことがあっても、スムーズに確認出来たりしないことも出てくるんです。
でも、わからないところをその都度しっかりと解決していかないと、当然いつまでもレベルは上がりません。
出来ないことをできるようにすることでレベルが上がるのですから、わからないところはどんどん聞いていかないといけないのです。
それが出来ないこともあるというのは、間違いなくデメリットです。
就職時も対面の方が的確なアドバイスはもらえやすい
当然ながら、直接自分を見てくれている人の方が、オンライン上で自分を見てくれている人よりも自分のことを理解できるものです。
たとえばその人を理解するには、ただ会話をするだけではなく、会話をするときの足や手の動きなどのボディランゲージなど、全体の雰囲気を見ながら会話をした方が的確になります。
でもオンラインではそれが難しい。
だから就職のサポートをしようと思ってもあまり手厚いサポートにはならないことも多いんです。
それではやはり苦労することも出てくるでしょう。
モチベーションは目標を作ってカバー
では、これらのオンラインのプログラミングスクールのデメリットは、どうすればカバーできるのか、それぞれ見ていきましょう。
まず問題になるのは、モチベーションです。
モチベーションを上げてさえいれば、モチベーションに左右されるという問題はなくなります。
だからまず問題となるのはモチベーションをいかにしてあげるのかということ。
ではどうすればプログラミングスクールで勉強をするモチベーションが上がるでしょうか?
モチベーションを上げるためには、目標を作るのがおすすめです。
たとえば、一日に何時間勉強をするということを目標にして、それを1週間続けられたら何かを買っていいということにしたり、あるいは1日一つ新しいことを覚えるという目標を作ってみたりするのもいいでしょう。
そうして目標を作ると、勉強へのモチベーションが上がるというよりも、その目標をかなえるためのモチベーション上がったりするんです。
それでも、モチベーションが上がっていることには変わりはありません。
結果、よりしっかりと勉強に打ち込むことができるようになるんです。
目標はぎりぎり叶えられそうなものを
ただこの目標、高すぎると逆効果になるので注意が必要です。
たとえば1日3時間勉強するという目標にしたとします。
これは、決して簡単ではありません。
日々の仕事の時間は通勤や着替えを含めたら12時間くらいはある方が多いはず。
それに加えて睡眠で6時間くらいとったとします。
するともう残り時間は6時間しかありません。
その6時間のうち、2時間は食事やその準備で消えるでしょう。
そしてさらにお風呂で1時間。
残るは、3時間しかありません。
さて、3時間しか空き時間がないなかで、3時間も勉強はできるでしょうか?
1日2日くらいであれば、問題なくできるものです。
でもそれをずっと続けるのはむずかしい。
出来ないと、そのせいで落ち込んでやる気がなくなります。
だから、1日1時間というようなぎりぎりかなえられそうなものにするべきなのです。
質問できる相手を他にも探す
もちろん講師の人にきちんと質問できればそれが一番いいですが、場合によってはそれが出来ないこともある。
なので、わからないことがわからないままになることがあるというデメリットを解消するためには、別のところで質問できる環境を作っておくことをおすすめします。
別にわからないことは、必ずしも講師の人に効かないといけないというわけでもありません。
たとえばネットで質問してみるのも良いのです。
もちろんその答えが正しいとは限りません。
時には正しくないこともあるものです。
でも、正しいことを教えてもらえることもあります。
結果わからないところが分かるようになることもある。
だからそうして質問できる相手、場所を探しておくことは非常に大切です。
本などで自分で勉強してみるのもあり
また、そうした質問は、何も人にしなくても大丈夫です。
たとえば、本などにその答えを探してみるのもありなのです。
プログラミングスクールで勉強を始めると、そのままそこだけの勉強で満足してしまうことも珍しくはありません。
しかし、そこだけの勉強ではわからないこともあるもの。
でもそれは角度を変えた説明をしてくれる本を読めば、簡単に理解できるようになることもあるんです。
だから、違う本に答えを探してみるのもおすすめできます。
サポートはリアルな知り合いに
では、就職のサポートに関してはどうすればいいでしょうか?
スキルは今更どうしようもありませんし、ポイントとなるのは面接などでの受け答えになるでしょう。
それはやはり、リアルな知り合いに頼んでみるのが一番。
たとえば友達や家族等に模擬面接をお願いするのです。
そうすればリアルに自分を知っている人である分、どういうところがだめなのか、しっかりと指摘してもらえます。
その結果、より弱点のない自分になれるようになるんです。
そうして友達や家族にその役目をお願いするのは抵抗がある方もいるでしょう。
しかし一度それをすればいいだけなので、恥をしのんでお願いしてみるのがおすすめ。
まとめ
オンラインのプログラミングスクールには確かにデメリットもありますが、それはこうして解消もできます。
通勤のプログラミングスクールの、通勤に時間がかかるとか、学費が高いとかはどうしようもありませんが、これらは解消できるわけですから、オンラインのプログラミングスクールでプログラミングを学ぶというのは、すごくおすすめできるんです。