スキルアップのために、プログラミングスクールの選び方のポイントとは
学習指導要領の改訂により小学校などでもプログラミングの授業が取り入れられるようになりました。
IT社会が発展していくにつれてプログラミングができる人材は特に重要になってきており、今後多くの人材の確保が必要になってきます。
そのため、プログラミングができることは就職や転職において有利になってくることが考えれます。
今回はプログラミングの基本を学ぶためにおすすめなプログラミングスクールの選び方について紹介していきます。
プログラミングの重要性
日々日常的に使っている電化製品を中心としたものはプログラムによって動いています。
そのため、家電製品を正常に動かすためにプログラムを組むプログラミングはとても重要になってきます。
また、インターネットやスマートフォンの普及によって誰でもどこでもメールのやり取りなどが簡単にできるようになりました。
それもすべてプログラマーがプログラムを作ってくれているおかげであり、現代社会においてプログラミングは欠かせないものになっています。
独学とスクールどちらがいいのか
プログラミング学ぶためにまず考えるのがスクールで学ぶか、独学で学ぶかのどちらかになってきます。
独学はお金をかけずに自分のペースで学べますが、何かわからないことがあっても詳しい人に聞いて解決できすることができません。
そのため、詳しい人に聞ける環境のない人の多くは挫折してしまい、9割近くの人がプログラミングについて学ぶのをやめてしまいます。
対して、スクールで学ぶ場合は費用がかかりますが、わからないことが出てきたら詳しい講師の方に質問できる環境が整っています。
また、一緒に学ぶ仲間もできるためなかなかうまくいかなくてもモチベーションをうまく保てます。
プログラミングを本気で学んでスキルを身に着けたい人はスクールに通って学ぶのがおすすめです。
受講方法で選ぶ
プログラミングスクールの受講方法はオンラインで学べるスクールと対面で学べるスクールの2種類があります。
スクールを選ぶにあたってまずはどちらのほうが自分のライフスタイルとあっているか考える必要があります。
オンラインで学ぶ
インターネットを利用して自宅などで学ぶオンライン形式のプログラミングスクールもあります。
オンラインで学ぶ利点としてはどこでも気軽にレッスンを受けることができ、遠方の方でもレッスンを受けることができます。
インターネットの環境によっては会話を快適に行えないことも考えられますが、スクールに通うことが難しい人におすすめです。
対面で学ぶ
詳しく講師とやる取りしながらプログラミングを学びたい人に対面式のスクールはおすすめです。
場所や時間は制限されてしまいますが、エラーなどが出た場合にすぐに対応してもらえやすく、講師の方とコミュニケーションを取りやすいです。
しっかりと講師の方に見てもらいながらプログラミングを学びたい人に対面式のスクールは向いています。
目的で選ぶ
プログラミングスクールを選ぶときに続いて重要になってくるのが、どのような目的でプログラミングを学ぶのかということです。
目的によって向いているスクール、向いていないスクールとあるためプログラミングを学ぶ目的をしっかりとしておくことが重要になってきます。
転職を考えている場合
プログラミングスクールに通い、プログラミングのスキルを磨いて転職やスキルアップを考えている場合、転職支援が充実したスクールがおすすめです。
また、転職後にしっかりと戦力になれるように実戦的なことが学べることも重要になってきます。
スクールに通って転職などを考えている場合はこの2点を考慮して選ぶのがおすすめです。
フリーエンジニアを目指している場合
近年働き方の変化でフリーのエンジニアも増えてきました。
特にWEB業界ではプログラミングスキルを持っていれば営業をかけなくても企業側のほうから声がかかることが多いです。
しかし、フリーランスのプログラマーで一番重要なのが信用になってきます。
信用を築くためには実績を残すことが必要になってくるため、実績を残すために必要なことを学べるかという点がスクール選びにおいて重要になってきます。
オリジナルのアプリ制作を考えている場合
オリジナルアプリの制作を考えている場合は、アプリの開発から運用まで学べるスクールかどうかが重要になってきます。
また、一般的にアプリ開発の現場で活躍するためには1年から2年の実務経験を積む必要があると言われています。
プログラミングスクールに通ってアプリ制作を行っていきたいと考えている人は開発から運用までしっかりとサポートしてくれるかが重要です。
オリジナルコンテンツの開発と起業を考えている場合
オリジナルコンテンツを開発して企業を考えている人は技術的なこと以外にも経営的なこともサポートしてくれるようなスクールを選ぶのがおすすめです。
プログラミングについてはある程度短期間で学ぶことができますが、経営に関してはある程度の長い期間学ばないと身につかない部分も多数あります。
起業も考えている場合はしっかりとスクールを卒業後のことも考えて選ぶ必要があります。
学べるプログラミング言語で選ぶ
プログラミングにおいて重要なものがプログラミング言語です。
どのようなプログラムを作るかによって使われているプログラミング言語が異なるため、どのプラグラミング言語について学べるのか調べてプログラミングスクールを選ぶ必要もあります。
HTML/CSS
HTMLとCSSはインターネット状にあるウェブページを構成するために使われるプログラミング言語です。
ホームページを構築する際に必要になってくるため、独自のホームページやブログなどを構築及び管理する場合は必要不可欠になってきます。
JavaScript
JavaScriptはさまざまなアプリケーションを構築するために必要になってくるプログラミング言語です。
パソコンのアプリケーション、アンドロイドのアプリケーションを開発する場合は習得する必要があります。
C言語 C/C++
C言語はロボットやOS、ソフトウエアのプログラムを構成するために必要になってくる言語です。
また、そのほかの言語はC言語をもとに作られているため、C言語をマスターしておけばほとんどのものを開発できます。
Python
AIやビッグデータなどの注目によって人気が出てきたプログラミング言語がPythonです。
ウェブアプリケーションの開発だけではなく、ビッグデータの活用もできるプログラミング言語です。
C＃
C＃はC言語を改良して作られたプログラミング言語ですが、難易度はC言語に比べると簡単です。
C#では制御系や業務系、アプリケーションの開発など幅広くできるため、プログラマーとして稼いでいこうと考えている人は身に着けておくと役に立ちます。
Unity
Unityはゲーム開発のために作られた開発環境です。
Unityを使ったゲームは多数あり、ゲーム開発を行っていくにあたってマスターしておく必要があります。
ゲームプログラマーにとって欠かせないプログラミング言語です。
まとめ
今回はIT社会の発展に伴い欠かせなくなってきたプログラミングについて学べるプログラミングスクールの選び方について紹介してきました。
今後プログラミングができることは大きな武器となることが予想されます。
プログラミングと聞くと難しく感じるかもしれませんが、基本をしっかりと覚えればあとは応用していくだけです。
自分に合ったプログラミングスクールを見つけ、プログラミングの技術を磨いていきましょう。