タブレット端末のサイズや重量は使用目的にも関わってくる?
元々タブレット端末とは、手軽にネットにもアクセス出来てしかもスマホに比べて能力も高く、仕事用にもつかえるPCと言う製品です。
初めての購入の時に確認したいことは、勿論スペックやOSをどれにするか目的は何か等、色々と考えての購入になるものです。
しかし一番ベーシックな選び方として、サイズと重量の問題があります。
サイズは勿論のこと、重量は特に外出時に使用したい人にとっては問題になってきますので、慎重に選ぶことが大事です。
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サイズと重量の問題は切り離せない2つのポイントです
当たり前と言えば当たり前のことですが、サイズが大きくなれば重量も重くなってしまいます。
これは切り離せないポイントでもあり、時には二律背反に陥ることもある問題点です。
使用目的によってサイズを選んでも、重量が邪魔をして使いづらくなることもあるわけですので、そこも突き詰めて購入時にチェックを入れましょう。
ちょっと持っただけでは重量と言うのは把握しづらいのですが、立ったままそれを最低30分は使うと言う前提で見た場合、また違った面が見えてくると思われます。
しかしさすがに売り場などで、30分もサンプル品を持って感覚を把握するわけにもいきません。
重さの目安を、次に見てみましょう。
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重さの大体の目安とは
このタブレットは300gと表示されていても、では300gとはどの程度の重さなのか、実感はあるでしょうか。
大体の目安ですが、250gとなっている場合普通サイズのリンゴ1個分の重さと思っていいでしょう。
また標準的な缶のドリンクの重量が350gですので、その辺りも目安になります。
またペットボトルだと、500g1000g2000g、つまり500mlから2lと言う感じで目安にしてみてはいかがでしょう。
例えば500gのペットボトルを荷物に入れて運んだ場合、重さはどのくらい増えたように感じるでしょうか。
またそのペットボトルを、30分ほども片手で持ち続けた場合の負担は、どんなものでしょう。
タブレット端末の選択前に、ちょっと試してみるとよろしいかもしれません。
実際にタブレット使用した場合の重さと言うのが、実感できることと思われます。
サイズ別に適した使用法と重量も検証してみます
勿論目的によってサイズも決まって来るでしょうし、どうしても使用法として譲れない部分もあることでしょう。
こちらは、タブレット端末購入時の選択法の、一つの基準としてお読みください。
代表的なサイズのタブレット端末で、見てみましょう。
7インチタブレットの場合
最もポピュラーなサイズのタブレット端末です。
最も普及しているタイプで、使い勝手も良いので品数も多く出ていますが、近年のスマホの大型化によって少し影が薄くなってしまったようです。
とは言えやはり、一番の売れ筋であるには変わりません。
サイズ的にはスマホより二回り大きいサイズですが、機能的にはタブレットPCですので処理能力は段違いです。
女性でも片手で扱うことの出来るサイズですので、操作も問題ありません。
しかもこの二回り大きいサイズが、画面の文字などの読みやすさを大きく変えています。
重量は250gから290g辺りまでですので、大きめのコーヒー缶かリンゴ1個の重さと考えてよろしいでしょう。
軽さとサイズから、外出時に持ち歩いてネット検索などの多い方には、見やすい上に軽いのでおすすめのサイズです。
特に、加齢などによりいささか視力が衰えた方の場合、スマホより見やすいので扱いやすいサイズの機種になります。
SIMフリーの物を選ぶと、外出時のネットの使い勝手が大変いいいので、このサイズのタブレットにはおすすめです。
8インチタブレットの場合
7インチより少し大きい、と言った感じですがこの1インチが結構大きいのも事実です。
8インチのタブレット端末になりますと、横向けでスタンドに立てかけての作業でも、画面の見やすさが大きく違ってきます。
ただ片手持ちでの作業は、少々辛くなってくるサイズでもあります。
手の大きめの女性や、男性の手でしたら方手持ちもまだ出来るサイズですが、7インチの物の様に楽々とはいかない感じです。
重量については7インチのものとあまり大きな変化はありませんので、その点では屋外での操作もまだ充分に対応できます。
とは言え片手で長時間の作業には、ちょっと向かないサイズでもありますね。
このサイズになりますとさすがに、歩きタブレットは不可能と考えて頂くとよろしいでしょう。
外出時にもそこそこ使えて、屋内でキーボードにつなげての作業も可能なサイズですので、SIMフリーでもWi fi専用機種でも状況に合わせて購入しては如何でしょうか。
9・10インチタブレットの場合
9インチの物はあるにはあるのですが、数が少ないのと画面のサイズ的に10インチのものとあまり変化がありませんので、一緒にまとめます。
この2つのサイズの物になりますと、完全に片手操作は無理になります。
両手持ちで画面を見るか、もしくはスタンドに立てかけたり机に置いたりして操作する、と言ったサイズと言う事です。
その代わりに画面のサイズ的にはPCに近くなってきますので、非常に文字も動画なども見やすくなります。
外出時にどうしても見たい動画がある、などと言う時には便利なサイズですし、長距離移動中に仕事での作業などにはこのタイプがあると便利でしょう。
また家の自分の部屋で、ベッドにでも寝転がって映画を鑑賞したい、と言う場合にも活用できます。
重量は軽いものでしたら500g以下の物も出ていますが、ペットボトル1本を1時間持ち続けるのはさすがに辛いことになりますので、スタンドなど活用することになります。
PCを立ち上げるのがいささか面倒、等と言う場合に手軽に遊びにも仕事にも使用できるサイズの、タブレット端末です。
基本的には、Wi fi接続を前提として考えてはいかがでしょうか。
11インチ以上の物の場合
12インチのタブレット端末、と言うのも市場に出回っています。
正直このサイズになりますと、2in1にしたほうが性能的にもいいのではないかと言う感じですね。
重量的にも1k近くなってきますので、持ち運びはせいぜい屋内でと言う感じです。
海外などに長期旅行や出張の多い方には、SIMにしたこのサイズの物をキーボードと共に持っていけば、出先での仕事には充分に役立つでしょう。
まあ特殊な場合以外は、あまり使われることの無いサイズではあります。
重さは本体の自重だけでないことをお忘れなく
持ち歩けるサイズとしては、7インチから8インチのタブレット端末になります。
飲み物1本分くらいなら軽いと思うかもしれませんが、持ち歩くのは本体だけでないのも把握しておきましょう。
本体を衝撃から守ってくれるケースや、外出先で作業するためのキーボードなども、持ち歩く荷物に加わります。
そして意外に重いのが、タブレット端末用の保護ケースです。
軽いものでは100g台からあるのですが、しっかりしたケースだと200gを越えてきます。
つまり本体と同じくらいの重さがあるわけです。
単純計算すると、1台の端末を購入した場合、重さは2台分と考えるといいでしょう。
またキーボード付きのケースの場合、400gほどにもなりますので、本体の倍の重量にもなってしまいます。
この辺りも含めて、特に片手操作の多い方の場合、しっかりと重さもチェックして選ぶようにしましょう。
まとめ
サイズと重さは切っても切れない関係にあります。
機械に詳しい人ほどどうしても、スペックや操作性に目が行ってしまうものですが、この一番の基本を見逃すとせっかくの便利なタブレット端末がお蔵入りになってしまいます。
一瞬だけ手にするものでは無く、一定時間以上手に持って作業すると言う事も考慮に入れて、サイズを選んでいきましょう。
勿論家置きや会社置きにする場合は、重量などは考えなくてもと思われるかもしれません。
しかし、タブレット端末の一番の長所で特徴である「持ち運びできるPC」を考えた場合、この2点はしっかりと把握して選択したい重要なポイントと言えましょう。