テレビに興味津々!液晶テレビに近づいてしまう赤ちゃんへの5つの対策
液晶テレビは赤ちゃんにとって興味深いものです。
液晶画面には映像が映り、音が出るため、興味を持って当然です。
赤ちゃんが液晶テレビに興味を持つことでテレビに近づき、ペタペタ触ったり、叩いたりしてしまう場合があります。
そのようになると、テレビが傷ついたりするだけでなく、赤ちゃん自身が危険な目にあう恐れがあります。
そこでここでは、液晶テレビに近づいてしまう赤ちゃんへの対策を紹介していきます。
目次
赤ちゃんはなぜ液晶テレビに近づくのか
生まれたばかりの赤ちゃんの視力はまだ未熟で、あまり見えていません。
赤ちゃんの視力がしっかりするには、結構年月がかかり、3歳くらいまで視力は発達し続けていくといわれています。
視力がしっかりするまでは、見る物全てぼんやりと見えてしまい、テレビもぼんやりと見えてしまいます。
多くの赤ちゃんは動いているものに興味を持ちます。
そのため、液晶画面の映像を見てテレビにも自然と興味を持ってしまいます。
テレビに興味を持つことでテレビを見ようとしますが、ぼんやりと見えていて、ハッキリ見ることができません。
そのことから、テレビの近くまでいって見ようとすることは当然の行動といえば当然です。
赤ちゃんが液晶テレビの近くまでいってしまうと、近くにある物でテレビを叩いたりする可能性もあり、とても危険なため、赤ちゃんには液晶テレビに近づかせないことが大切です。
対策1.液晶テレビ自体を吊るす
赤ちゃんが液晶テレビに近づくなら、赤ちゃんの手が届かない位置にテレビを設置すれば良いのです。
その位置とは、赤ちゃんの手が届かない高いところです。
液晶テレビ自体を吊るすことで、テレビを高い位置に設置することができ、赤ちゃんの手がテレビに届かなくなります。
テレビ自体を吊るしてしまえば、赤ちゃんが近づいて手を伸ばしてもテレビに触れることはできません。
テレビを吊るし、赤ちゃんの手がテレビに届かなくなることで、テレビを叩いたり、叩くことでテレビが倒れるという心配はなくなります。
液晶テレビを壁にかけたいけど、壁に穴を空けるのに抵抗があるという方は、専用の液晶テレビを吊るすポールを購入して吊るすと良いでしょう。
そして、赤ちゃんが成長し、テレビにいたずらすることのない年齢になったら、元に戻すなり、そのままにするなり、好きなようにすると良いです。
対策2.液晶テレビの周りに人工芝を敷く
赤ちゃんは生まれて間もないため、大人と比べると皮膚は弱く、ちょっとした皮膚への刺激でも反応してしまいます。
そのことを上手く利用した方法が、液晶テレビの周りに人工芝を敷くことです。
液晶テレビの周りに人工芝が敷いてあると、赤ちゃんがテレビに近づく過程で人工芝に触れることになります。
肌が人工芝に触れると、チクチク感じてしまいます。
先程も言ったように、赤ちゃんの皮膚は大人よりもの弱いため、ちょっとの刺激でも感じやすくなります。
つまり、液晶テレビに近づくと人工芝に触れてチクチクした嫌な刺激が赤ちゃんに加わり、テレビに近づくことができないという訳です。
テレビに近づくとチクチクするのが分かれば、自然にテレビに近づかないようになることでしょう。
人工芝を簡単に突破されたら裏返す
赤ちゃんが、液晶テレビに近づくのを防ぐ効果が期待できる人工芝ですが、中には人工芝を簡単に突破してしまう赤ちゃんもいます。
赤ちゃんによって性格は異なり、痛みに対して弱い赤ちゃんや怖がりな赤ちゃん、好奇心旺盛な赤ちゃんや慎重な赤ちゃんなど様々です。
性格により、人工芝をすぐに突破してしまう赤ちゃんがいれば、2、3歳くらいまで人工芝が有効になることもあります。
赤ちゃんが液晶テレビに近づくのを防ぐために人工芝を敷いたが、人工芝を簡単に突破してしまったという場合や、人工芝に慣れてしまったという場合は、人工芝をひっくり返すと良いでしょう。
人工芝の表側は結構柔らかいため、すぐに突破してしまう赤ちゃんもいます。
そのような場合は、人工芝の裏を表にくるように敷きましょう。
人工芝の裏側は結構硬く、大人が踏んでも痛みを感じます。
そのため、人工芝を突破されたら、裏返して使用することをおすすめします。
人工芝を使用する場合の注意点
赤ちゃんが、人工芝は痛いと思ってしまうと、外の自然な芝生も避けようとしてしまう場合があります。
そのように、人工芝をテレビの周りに敷くことで、自然な芝生も痛いと思い込んでしまう可能性があるのです。
ですが、心配はいらなく、もし自然な芝生を嫌がる場合は、自然な芝生を何回か歩かせて慣れさせると良いでしょう。
慣れることによって、「芝生=痛い」という先入観はなくなります。
それと、人工芝を裏返して使用すると、大人でも痛く感じる場合があるため、嫌な痛さを避けるためにも強く踏みつけたりしないように、大人も注意すると良いです。
対策3.ベビーゲートを使用する
赤ちゃんを液晶テレビに近づけさせない3つ目の対策として、ベビーゲートを使用する方法があります。
ベビーゲートとは、赤ちゃんがキッチンや階段などの危険な場所に行かないようにするための小さな柵のような物です。
そのベビーゲートを液晶テレビの周りに囲うことにより、赤ちゃんは液晶テレビに近づくことができなくなります。
液晶テレビの周りをベビーゲートで囲うと、人によっては見た目が少し悪く思えたり、違和感を感じる場合がありますが、ベビーゲートを利用することで、赤ちゃんから液晶テレビを守ることが可能になります。
ベビーゲートは、赤ちゃんが倒すことのできないものを選ぶと良いです。
対策4.高いテレビ台を使用する
高いテレビ台を使用することにより、液晶テレビの位置を高くすることができます。
そのことにより、赤ちゃんの手が届かなくなるため、赤ちゃんが液晶テレビを叩いたり、ペタペタ画面を触ったりするのを防ぐことができます。
赤ちゃんが触れることのできる高さのテレビ台を使用している方は、テレビ台の下にテレビ台を足して高くしても良いでしょう。
ですが、テレビ台を高くしたり、高いテレビ台を使用する時は、テレビ台自体が倒れないようにすることが大切です。
赤ちゃんの力は強くはありませんが、赤ちゃんが触れることで倒れる危険性は少なからずあるため、事故を回避するためにもテレビ台は倒れないようにしましょう。
対策5.赤ちゃんがテレビに近づき過ぎたらテレビを消す
赤ちゃんは、この世に生を受けたばかりで、動くものには興味津々です。
液晶テレビをつけておくと、液晶画面には様々な映像が映ります。
赤ちゃんは、その映像を見て「なんだろ~?」などと思っているのか思っていないのか分かりませんが、テレビに近づいてしまう場合は多くあります。
そのように液晶テレビの映像に興味を持って近づくため、赤ちゃんがテレビに近づいたらテレビを消せば良いのです。
赤ちゃんが液晶テレビの画面に集中し、近づいていったらテレビを消し、テレビに近づいてはダメということを優しく教えてあげると良いでしょう。
赤ちゃんが液晶テレビに近づくたびに、そのようにすれば、赤ちゃんは学習して液晶テレビに近づかなくなる可能性もあります。
まとめ
以上が、液晶テレビに近づいてしまう赤ちゃん対策になりますが、対策をして赤ちゃんがテレビに近づけなくなっても、テレビに物を投げてしまう可能性もあります。
液晶テレビにおもちゃなどの物が当たってしまうと、液晶画面が傷ついたり破損したりしてしまいます。
そのため、液晶画面を保護するパネルやフィルムなどを購入し、使用することをおすすめします。