プログラミングスクールに行くのと専門学校に行くのはどっちが良い?
プログラミングを仕事にしたいと思った時、プログラミングスクールに行くという選択肢と、専門学校に行くという選択肢が浮かんできます。
では実際のところ、プログラミングスクールに行くのと専門学校に行くのでは、どっちの方が良いのでしょうか?
ここではそれぞれのメリットから、どっちに行くのがおすすめできるか、チェックしていきます。
専門学校は専門卒になれる
専門学校を卒業するメリットは、これです。
専門卒というステータスになれるというのは、時に役立つこともあるんです。
というのも、日本では今だに学歴で判断されることもあるのです。
新進気鋭のベンチャー企業などは、自身が高卒だったり、あるいは中卒だったりすることもあるくらいですから、学歴は求められないことが多いです。
でもIT系の企業でも老舗のようなところでは、学歴を求められることがあります。
なので応募資格が、専門卒以上になったりすることもあるんです。
専門卒しか応募できないとなると、専門を出ていないことが不利になりますよね。
そうした不利をなくせるのが、専門学校を卒業するメリットになります。
結局大卒でないとダメなこともある
ただ、では専門学校を卒業していればそれだけですごく受けられる企業が増えるのかというと、そういうわけでもありません。
というのも、専門学校卒どころか、そもそも大卒以上を求められることもあるんです。
少なくとも大卒であれば受けられない企業というのはなくなります。
でも専門学校卒くらいの場合には、受けられない企業というのも全然あるんです。
だから、専門学校を出ていればそれで安心かと言われたらそうではないのです。
もちろん少なくとも高卒よりは受けられるところは多少増えますが、思ったほどの恩恵を受けられないことはあるんです。
プログラミングスクールは学歴にならない
残念ながらプログラミングスクールは学歴にはなりません。
プログラミングスクールは、いうなれば予備校のようなものになるんです。
予備校なようなところには、残念ながら学歴はつきません。
だからそこを出たところで、肩書き的なメリットは何もないのです。
プログラミングスクールはすぐに卒業できる
専門学校を出るメリットは、実は上の一つくらいになります。
では逆にプログラミングスクールに行くメリットはどのあたりにあるのでしょうか?
それにはいくつかのことが挙げられます。
たとえばすぐに卒業できるという点。
プログラミングスクールは、比較的にすぐに卒業できるものになるんです。
というのも、専門学校は、最低でも1年以上は通わないといけませんよね。
昼間の専門学校の場合にはまず2年は通います。
それに対してプログラミングスクールであれば、1か月とか2か月とかのものも全然あります。
通う期間が全然違うんです。
当然ながら、学校を早く卒業すればするほど、早く職につけて早くお金をもらえるようになります。
その方が良いという方は多いのではないでしょうか?
仕事で学ぶ方が早い
そうして早く職についてしまうと、スキル不足なんではないかと思うこともあるでしょう。
たしかに入った当初はスキル不足であることもあるでしょう。
でもプログラミングのスキルというのは仕事を通してどんどん成長していくものなのです。
むしろ仕事を通して学んでいく方がはるかに成長していきます。
たとえばいつ使うかわからない知識を身に着けても、その知識を学んだことすら忘れてしまいがちです。
でも、確実にこの仕事のここで使うと分かっていて学ぶ知識であれば、それは今後おなじシーンが出てきたときにすらっと出てきます。
結果、いつしか高いスキルを身に着けることができるようになるんです。
早く実践に出るというのが早く成長するための一番のポイントなのです。
そしてそれが出来るのが、プログラミングスクールになります。
プログラミングスクールなら時間や場所も臨機応変にできる
プログラミングスクールのメリットは、時間や場所の柔軟さにもあります。
というのも、プログラミングスクールは、時間や場所の選択肢が多いのです。
たとえば自宅でやるというプログラミングスクールもありますし、専門学校のように学校に通って学ぶというものもあります。
さらに時間も、自宅でやる場合には割と朝早くとか夜遅くとかにすることもできます。
働きながら学ぶことも無理ではない
それが何を差すかというと、働きながらでも学ぶことができるということ。
もちろん働きながらプログラミングの勉強をするというのは、簡単ではありません。
でも、やろうと思えばそれが出来るというのは、すごく助かるポイントです。
そうすれば、最悪プログラミングスクールを経て就職できなかったとしても、金銭的にも仕事的にも問題がないようになりますから。
そうした最悪の場合の保険があれば、精神的に余裕を持てるようになります。
余裕をもって学ぶ方が頭に入りやすくなることもあるので、これは間違いなくプログラミングスクールのメリットだと言えますね。
プログラミングスクールは効率が良い
さらにもう一つ、プログラミングスクールの方が効率が良いということも挙げられます。
プログラミングスクールは、専門学校と比べて学ぶことも少ないです。
専門学校は2年近く年月をかけられるわけですから、割と手広くいろいろなことを学んでいくことができます。
それに対してプログラミングスクールはかなり短い期間でプロとしてやっていけるレベルまでもっていかないといけないわけですから、必要な知識以外を学ぶことはありません。
なのでその分だけ効率は良くなるんです。
たしかに、広くいろいろなことを学べていれば、思いもよらぬアイデアが浮かぶようになることがあります。
しかし、それはともすれば効率が悪いということにもつながります。
余計なことを学んでいたせいで、逆によくわからなくなってしまうということもあるでしょう。
その点必要なことだけ学んでいれば、そうなることはありません。
もちろんわからないことが出てこないわけではないですが、わからないところで止まる回数は、専門学校で学ぶのと比べてはるかに少なくなる可能性が高いです。
結果、よりスピーディーに高いレベルに持っていけるようになるんです。
効率よく学べるからコスパも良い
効率よく学べるというのは、コスパの良さにもつながります。
やはり時間をかけて学べば学ぶほどに、かかるコストは高くなります。
でも、プログラミングスクールのように効率よく学ぶことができるのであれば、数十万円で済むことも出てくるんです。
2年も通わないとならない専門学校の場合、200万円から高い時には250万円くらいかかってきてしまいます。
家がお金持ちなのであれば、それは別に問題はないでしょう。
しかしもし家が学費を出してくれない場合、自分で用意しないとならなくなります。
数十万ならばまだしも、250万円ともなると、ためるのに数年かかる可能性が極めて高いです。
その間に心も折れてしまうでしょう。
なのであまりお金をかけられない場合には、プログラミングスクールがおすすめになります。
まとめ
専門学校には専門学校の良さもきちんとあるのですが、トータルで見るとプログラミングスクールの方が魅力的に見えます。
メリットも多いですし。
なので、基本的にはプログラミングスクールに行く方がおすすめではあります。
もちろん学歴は大切ですから、専門学校に行くことも全然なしではないですが、どちらかといえばおすすめはプログラミングスクールなのです。