ペンの滑りを好みに調節!ペンタブの上に敷くのは何が正解なの?
ペンタブを使う際には、ペンの滑りを自分の好みに調節するために、上に何かを敷いて使用しているという人もたくさんいます。
でも、そうして上に何かを敷いて使うのであれば、その上に敷くのは何かが良いのかということが問題なります。
実際何を敷くのが良いのでしょうか?
ここではそんな、ペンタブの上に敷くのは何が正解なのかということについて見ていきます。
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ペンタブの上にはコピー用紙が定番
ペンタブの上に敷く物として定番なのは、コピー用紙でしょう。
コピー用紙を上にしいてイラストを描くようにすると、より紙に描いているのと近いような質感になります。
元々ずっとデジタルで描いてきたという方には、ペンタブのペンの滑りもあまり気にならないでしょうが、元々アナログで描いてきた歴が長いというのであれば、ペンが滑りすぎるのは考え物になるでしょう。
だから、上にコピー用紙を敷いて調節するのです。
液タブの場合は使えない
ただコピー用紙にも問題があります。
まず一つ目の問題は半透明だったり透明だったりしないということです。
これがもし板タブであれば、別に下が透けていようがいまいがまったく問題はなくなるでしょう。
しかし、液タブの場合はそれがゆゆしき問題なのです。
液タブの利点は、液晶がついていて、その上にイラストを描くようにしてペンタブを使えるということです。
つまり、よりアナログに近い使用感で使えるのがペンタブなのです。
そんなペンタブの上に下が透けないものを敷いてしまったらどうなるでしょうか?
液晶が見えなくなってしまい、結果的に板タブを使っているのと変わらなくなります。
液タブと板タブでは、値段も全然違いますから、そうして液タブを板タブとして使うしかないような状況にしてしまうのはすごく勿体ないことです。
だから、液タブの場合はコピー用紙を使えないと言えるでしょう。
汗などで歪んでしまう
次に問題となるのは、汗などで歪んでしまうということです。
コピー用紙は、まぎれもなく紙です。
紙は、一般的に水分に弱いです。
でもペンタブを使用してイラストを描いていると、それによって手に汗をかいてしまう事もあるでしょう。
そうして手に汗をかいていってしまったら、その汗の水分でコピー用紙がゆがんでしまったりするのです。
すると当然、その上にイラストを描くのも難しくなるでしょう。
だから、汗をかきやすい人にもあまり向いていないと言えるかもしれません。
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デスクマットが意外と効果的
コピー用紙以外のもので言えば100均などで購入することが出来るデスクマットが、実は効果的だったりします。
デスクマットは、色つきのものもあるでしょうが、半透明になっているものもあるので、たとえ使っているペンタブが液タブだったとしても問題なく使用することが出来ます。
固さ的にも固すぎず柔らか過ぎずに、すごく適度な固さになります。
だから、使っていて不快に思うことはまずないでしょう。
水分も問題にならない
そしてデスクマットは、水分も問題になりません。
紙のように水分でよれてしまうことはなく、むしろ水分はしっかりとはじいてくれると言えるでしょう。
そのため、夏場でも汗を描きやすい人でも問題なく使用していけるはずです。
なかなかそういうものは他にはないと言えるでしょう。
だから、一番おすすめできるのはこのデスクマットになります。
描き心地も紙のよう
デスクマットをペンタブの上に敷くと言うと、描き心地は大丈夫なのだろうか心配になることもあるでしょう。
しかし、デスクマットは実は描き心地にも定評が合ったりします。
というのも、描いている質感は、アナログの紙のかいているような質感になるのです。
そもそも上に何かを敷くときにはそうしたアナログのような質感を求めて敷くはずです。
だから実際にアナログの様にかけるコピー用紙を敷く人が多いのですから。
誰もがそういう質感を求めているということは、デスクマットのその質感も、万人受けするということになります。
これといった穴のない、非常に効果的な敷物と言えるでしょう。
カッターで切らないとならない
ただ、デスクマットをペンタブの上の敷物として使う場合には、カッターでソレを切らないとならないという問題もあります。
デスクマットは基本的には机の上に置いて使う物なわけですから、サイズが大きいです。
ということは切らないとならないのですが、紙と違ってはさみでは簡単に綺麗に切ることは難しいでしょう。
だから、それを切るためにはカッターを使わないとなりません。
カッターを使うということは当然、そのカッターが地面を傷つけてしまわないように下敷きが必要になります。
デスクマットを買う際に100均で合わせてカッターとカッターマットも購入しておくと良いでしょう。
ちょっと高いけどオーバーレイシートを変えるのもアリ
今までのものに比べるとやや費用は高くなりますが、そもそものオーバーレイシートを変えてしまうというのもアリです。
オーバーレイシートは消耗品です。
だから、ペンタブがつるつるして描きづらいという方は、もしかしたらそもそもそれが寿命になってしまっているということもあるでしょう。
それが寿命になってしまっているということは、単純な話ソレを新品のものに変えれば、またあまり滑らないような、描きやすい描き心地を体現することが出来るということになるでしょう。
だから、そうするのもおすすめです。
見た目も良くなる
コピー用紙やデスクマットを上に敷くことに比べると、オーバーレイシートははるかに見た目が良いというところも良い点でしょう。
コピー用紙やデスクマットを上に敷くと、それを固定するためにテープをつけたりしないとならなくなります。
ペンタブに色々とテープがついていると、そのペンタブがすごくぼろいもののように見えてしまうでしょう。
もしそれがそう見えてしまったら、やはりモチベーションに影響するでしょう。
誰だってきちんと綺麗な状態のペンタブにイラストを描いた方がテンションはあがるでしょう。
そういう意味でも、オーバーレイシートはおすすめできます。
ただやはりそれなりに費用はかかるので、あまり経済的な余裕がない人にはおすすめはしません。
レポート用紙2枚重ねもあり
コピー用紙と同じ問題が起こることはありますが、それがあまり問題にならないのであれば、レポート用紙2枚重ねで使うというのもおすすめです。
レポート用紙は、2枚重ねで使うとちょうど良い質感になり、アナログで描いているような雰囲気に近くなるのです。
なので、そうするのもアリでしょう。
学生さんであれば、レポート用紙が家にあるという方も多いのはでないでしょうか?
逆に学生さんでなければ家にはコピー用紙の方がある可能性は高いと言えるでしょう。
いずれの紙を使うにしても、自分の家にあるものを使うようにするのがおすすめです。
あえてわざわざ紙を買いに行くのはちょっと違うでしょう。
今家にそれがないということは本来の用途でソレを使うことはないということですから。
そうなると大量に持てあますことになる可能性は高いです。
まとめ
ペンタブの上に敷くものは、これらの4つの中から選んでいけば間違いはないでしょう。
そうして、アナログっぽい描きやすい質感を手に入れていってください。
描きづらい状態で描こうとしてもなかなかうまく描けなくて、ペンタブが嫌いになってしまうだけです。
何を選ぶにしても、描きづらい状態で粘るのだけは止めた方が良いでしょう。