ペンタブで使うソフトについて

2016年1月29日デジ絵ソフトウエア, 全件

ペンタブ ソフト

デジ絵を描くためにペンタブを買ったなら、次に必要になるのはソフトです。

プロのイラストレーターが良く使用しているソフトといえばアドビ社のPhotoshopが有名です。他にはセルシスから発売されているクリップスタジオ、corel社のPainter、さらにネットでダンロード販売されているSAI、無料で利用できるpict bear、pixiaなどがあります。

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高機能なソフトほど、パソコンのスペックが高いほうが快適に動く

ソフトの説明をしたいところですが、大事なことなので先にハードの説明をしたいと思います。ハードの性能によってソフトの快適さが大きく変わります。ソフトだけを気にしてしまうと、実際ソフトを使おうとしたら、重くて話にならない、なんてことがありえます。

まず、ソフトを購入する前に自分のパソコンのスペックをチェックしておきましょう。最低でもOSはVISTA以上でないとソフトの動作が安定しない可能性があります。新しいソフトを使うならなおさらwin7の64bit以降のOSを用意しておきましょう。互換がない場合ソフトが落ちるなどの誤作動の原因になります。

また、CPUは最低でもCORE2duo以上のものを搭載したものを選びましょう。メモリは最低でも4GBは必要です。どうしてもイラストソフトはデータが大きくなりますので安定した環境を保つためにはメモリは多めが推奨です。

さらに、ソフトで描く上で必要なのがグラフィックカードです。グラフィックカードは画像処理に特化したパソコン部品の一つです。このグラフィックカードが付いていると描画処理が早くなりソフトを使用している時のストレス軽減になります。

種類は多くありますがGeForceシリーズのDirect X11以上のものを選べば大丈夫です。グラフィックカードは性能によってカード自体の物理的な大きさが変化しますので、増設する場合はパソコンケースの大きさに気をつけて購入しましょう。

高機能なソフトほど、パソコンのスペックが高いほうが快適に動きます。まずソフトを購入する前にソフトの推奨環境を事前にチェックしておきましょう。

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ペンタブで使うソフトについて

ではここからはソフト初心者におすすめのソフトを紹介します。

PIXIA、pictbear(無料ソフト)

両ソフトともWindowsでのみソフトが公開されています。簡単に言ってしまうと無料で使えるフォトショップの簡易版と表現してもいいでしょう。線を描くのには弱いですが、低スペックのパソコンからでも安定して動作しプラグインなどでカスタマイズも可能です。

手始めにペンタブで絵を描いてみたいという人はこれらのソフトから試してみるのもいいと思います。

Photoshop(有料ソフト)

多くのクリエイターが使用している本格的なレタッチソフトです。元は写真の編集などを行うソフトですが優れた描画力と編集力でイラストソフトとしても不動の地位を築いています。

ブラシのカスタマイズ性は非常に高く、様々なタッチが表現可能です。ユーザーも多いため素材も充実しています。

機能は非常に多いので初心者がいきなり使うのは少しハードルが高いです。最近はパッケージ販売から完全にダンロード販売に移行しているため月額980円から利用できるソフトになりました。

クリップスタジオ(有料ソフト)

セルシスが販売している漫画、コミックイラストに特化したソフトです。

Photoshopに比べるとより感覚的に絵を描けるソフトになっており、パース定規やコマ割りなど簡単に行なえます。ペイント力も非常にカスタマイズ性が高く、Photoshopと遜色ない表現が可能です。

値段も定額で2万円台ですので初心者が買うのにはおすすめのソフトです。

ペインター(有料ソフト)

shadeなどで有名なcorel社が発売しているペイントソフトです。Painterはよりアナログの表現を目指して開発されたソフトのため、実際に油絵や水彩などアナログ作業になれていたユーザーはこちらのほうが描きやすいかと思います。

価格は5万円と高価ですが、一度購入すると一生ものですのでガッツリとした厚塗りを再現した人にはおすすめです。

SAI(有料ソフト)

ネットで有料配布されているペイントソフトです。価格は5400円と安く初心者でも取り扱い安いインターフェイスで幅広い層に愛用されています。

厚塗りから水彩までブラシの種類も多く、初心者が描いてもそれなりに映える塗りができるのが特徴です。

低スペックのパソコンでも安定して動作するので初心者向けのソフトです。

まとめ

ペンタブで使うソフトについて説明してきましたが、いかがでしたか?

ペンタブと言っても、風景画・漫画・イラスト・フォトレタッチなど様々な使い方ができ、それぞれに合ったソフトの特徴があります。

ご自身が使われる用途も踏まえてソフトを選んでいきましょう。

また、ソフトを動かすハードも重要になるので、合わせてチェックして見て下さい。




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