ペンタブの誤作動が頻発する場合はどうするか?
今や、絵を描くことですらパソコンで行います。
その作業を行う上で重要なツールがペンタブレット(以下、ペンタブ)です。
このペンタブが活躍する場は、一般ユーザーの使用からマンガやアニメ制作などのプロにも使用されています。
そのペンタブですが、パソコン同様に精密機器のため誤作動があります。
しかし、誤作動=故障ではないので見極めが必要です。
その見極め方法について、紹介致します。
>>私が絶対おすすめする液タブ・ペンタブランキングはこちら
一般的なペンタブの誤作動
一般的に誤作動として多いのが、ペン先がタブレットに接触していないのに反応してしまうことです。
自分では、ペン先をタブレットに近づけようとしているだけなのに、クリックやダブルクリックされた状態になります。
または、全く意図しない動作をしてしまったりと困り果てることがあります。
特に、マウスよりペンタブでクリック操作をする方にとっては、このような誤作動は、大問題です。
インターネットでネット決済をする気も無いのにペンタブの誤作動で決済されてしまうことだってあります。
そこで、誤作動発生時にトラブルシューティング方法を紹介します。
>>私が絶対おすすめする液タブ・ペンタブランキングはこちら
先ずはペン芯を確認する
一番最初に確認する部分はやはり、ペンタブの先端です。
ペンタブの先端に突出しているペン芯はセンサー部になるため、接触不良が誤作動の原因だったりします。
この場合は、ペン芯を抜き差ししてみたり、新しいペン芯に交換することをオススメします。
これだけで改善される場合は、ペンタブ先端にあるコイルとペン芯の距離が狂っていたり、ペン芯自体が磨耗して細くなっていたりして誤作動を引き起こします。
設定を初期化する
意外にありがちなのが、ペンタブの設定が変更されている場合です。
自分では全く記憶がなく、筆圧の感度調整やその他の設定が全て狂っている可能性があります。
この現象は、ペンタブの設定を行った際に誤って異常な設定を保存してしまうことで発生します。
この場合は、設定を全て初期化してしまうことをオススメします。
この初期化でペンタブの誤作動が改善されない場合は次の方法を行います。
ドライバの再インストール
設定に初期化でもダメな場合は、ペンタブのドライバを再インストールします。
この現象の多くは、ドライバを構成するデータファイルの破損やWindowsアップデートによる影響です。
ただし、購入時に付属していたCDからドライバを再インストールするのはオススメできません。
再インストールする場合は、メーカーホームページより最新版のドライバをダウンロードし、再インストールすることをオススメします。
Windowsアップデートの影響で誤作動を起こしている場合は、最新版のドライバでなければ誤作動を繰り返します。
消しゴム機能の確認とUSBポートの変更
消しゴム機能搭載型のペンの場合、消しゴム機能側が正常に動作しているか確認します。
ペン先では誤作動を起こしても、消しゴム側で正常な動作をしていればペン本体の故障と判断します。
また、有線式のペンタブの場合はUSBポートを変更します。
USBポートに異常が無く、ペンタブだけに異常が見られる場合は、完全に故障と判断可能です。
この際は、諦めて新品を購入する事をオススメします。
USB接続式の場合、USBケーブルの断線が誤作動の原因となっている可能性があります。
この場合は、自己修理は不可能です。
もし、自分で何とかしたいとお考えの方は、自己責任においてペン本体を分解して、修理されてみては如何でしょう?ダメ元で修理するのもありだと考えます。
まとめ
筆者自身、ペンタブの誤作動について対応したことがありますが、基本的にはドライバが古く、Windowsのセキュリティー強化により、誤作動を引き起こしていました。
その後は、使用する方に定期的にドライバの更新をオススメしています。
特にWindowsアップデート直後に誤作動が生じた場合は、メーカーホームページを確認することが重要だと思います。
意外に見落としがちなので、初心者の方はご注意ください。