ペンタブを正しく設定して効率アップ
ペンタブを購入したら、自分の筆圧やくせに合わせて設定をカスタマイズしてみましょう。
ここでは多くのユーザーが使用しているワコムのペンタブを例にして設定してみたいと思います。
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目次
設定を行うにはまずドライバをインストールする
ワコムのペンタブを購入したら、まずワコムのサイトに行き、ドライバをダウンロードします。このドライバをダウンロードしないと筆圧を感知してくれません。
ドライバをダウンロードしたらそれらをデスクトップで解凍しソフトをインストールします。ソフトがインストールできたらプログラムの欄に新しく”ワコムタブレット”という欄が登場します。
タブレットの設定はこの欄のなかにあるワコムタブレットのプロパティというところから設定していきます。
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ペン、テールスイッチ、マッピングを設定する
入力欄はペン、テールスイッチ、マッピングの3つです。
「ペン」の部分はタブレットと同梱されていたペンの設定を行うことができます。筆圧のチェックやペンの感触の強弱、ボタンの設定、傾きの感度などです。
筆圧が弱い場合はペン先の感触は柔らかめにし、逆に強い場合は強いに設定しておきます。この設定はソフトを使う際に反映されます。
テールスイッチはペンのおしり部分についているボタンの設定です。こちらはデフォルトが消しゴム機能に設定されていますが無効にすることもできます。ここでも消しゴムの筆圧を調節することができます。
マッピングはタブレットの入力画面の設定です。ファンクションキーの場所や表示エリアの範囲をここで調節することができます。
左利きの人はここの設定のファンクションキーを右側にすればOKです。他にもタブレットを縦に使用したりもできます。
ここはそこまで重要ではありませんのでファンクションキーを右にするか、左にするかだけ設定すればいいと思います。
いずれも基本的な設定ですが、ペンタブの使い勝手が大きく変わります。
ファンクションキーを設定してペンタブ作業効率をアップさせる
ワコムのIntuosシリーズではファンクションキーがついています。これはショートカットキーを登録したり、中心のホイール部分を利用して拡大縮小、レイヤーの変更などを行うものです。
ワコムのタブレットにはプレジションモードというものがついておりファンクションキーにプレジションモードを設定しておくと、画像の一部分で細かくペンを動かせるようになります。
わざわざ画像を拡大しなくても細かく描写できるので作業の効率化が期待できます。
他にもラジアル機能を使うと作業の一覧が表示されソフトの終了やインターネットの閲覧、メールの閲覧などをスムーズに行うことができる機能もあります。もちろん、これらの機能もカスタマイズ可能です。
ファンクションキーを上手に自分に合った設定を行うことで、ペンタブの作業効率が格段に上がります。
ペンタブ設定の削除・初期化とバックアップについて
これらの設定はプログラム内のワコムタブレットメニューのワコムタブレット設定ファイルユーリティに保存されます。
このデータを削除するとペンタブの設定も初期化されます。また、設定をバックアップして読み込むこともできます。
まとめ
ペンタブの設定についてご説明してきました。
ペンタブには設定箇所が意外にたくさんあります。
同じように描いても、設定が適切でなければ上手な絵は描けません。
また、ファンクションキーなど、絵を描く環境に関する設定もあり、絵を効率的に描くための設定を試しながら探してみていただければと思います。