ペンタブを買うなら板タブと液タブどっちが正解なの?

2017年2月19日ペンタブレット(板タブ)

ワコム 液晶ペンタブレット 13.3フルHD液晶 Cintiq 13HD 【新型番】2015年7月モデル DTK-1301/K0

ペンタブには、液晶がついているペンタブと、それがついていないペンタブがあります。

なので、いざペンタブを買おうと思った時にどちらを買うべきか迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか?

では、実際問題、板タブと液タブはどちらを買うべきだと言えるのでしょうか?

ここではそれについて見ていきたいと思います。

>>私が絶対おすすめする液タブ・ペンタブランキングはこちら


液タブはアナログのようにかける

液タブと板タブの違いとして一番大きいのは、完全にアナログのようにかけるかどうかという点でしょう。

ここでいうアナログのようにかけるかどうかというのは、筆圧の問題ではありません。

筆圧の問題は、ペンタブである限り乗り越えることは出来ないことです。

だから、それをのりこえて100パーセントアナログのように描くことが出来るようになるまでは、まだまだ技術的に時間がかかるでしょう。

でも液タブの場合は、そうした筆圧の問題以外は限りなくアナログのように描けていくはずです。

なぜなら、文字通り液タブには液晶がついているからです。

ペンタブが画材のようになる

液晶のついていない板タブの場合は、液晶が別なので、板タブに直接描いているという感覚はあまりないでしょう。

そして当然、板タブと液晶のサイズは違うので、自分が描きたいところにうまく描けない可能性も出てきます。

しかし、ペンタブに液晶がついていたらどうでしょうか?

そこにペンを走らせたら、その液晶の中に線を引けたり色がつけれたりします。

つまり、そのペンタブがアナログの画材のようになるのです。

そういう状態なら描きたいところにかけないはずもありません。

だから、まずノーストレスでイラストを描いていくことが出来るようになるでしょう。

板タブでもなれれば大丈夫だが…

もちろん板タブでも、慣れればアナログのように描いていけるようになるでしょう。

でもそれは本当にがっつり馴れないと難しいでしょう。

ペンタブの画面と液晶の画面の微妙な違いをしっかりと理解でき、いちいち頭で考えないでもその差を意識してかけるようになってこそ、液タブと同じように使えるようになるのです。

そうなるまでは、かなりの時間がかかることは想像に難くありません。

>>私が絶対おすすめする液タブ・ペンタブランキングはこちら


液タブの方がはるかに高い

一見すると上記の利点だけでも、もう液タブの方がいいのではないかと思うものです。

もし液タブとペンタブの値段が同じならば、誰もが迷わず液タブをおすすめしてくるのではないでしょうか?

しかし、残念ながら液タブとペンタブの値段は同じではありません。

液タブとペンタブでは、値段はかなり違うと言えるでしょう。

もちろん液タブにもペンタブにも色々な物があるので、一概どのくらい値段に開きがあるのかということは明確には言えませんが、液タブはだいたい8万円から10万円くらい、板タブはだいたい2万円くらいで買うことが出来るという認識でいれば間違いないでしょう。

それだけ値段に開きがあるわけですから、液タブを万人におすすめするわけにもいかないのです。

仕事にしていきたいなら液タブ

これからたくさん使う予定で、将来的にはそれで仕事も出来たらいいなと考えているのであれば、液タブを買った方が間違いないと言えるでしょう。

しかし、ただ趣味で使うだけなのであれば、あえて液タブを買う必要もないのではないでしょうか?

先述の通り、板タブだって長い時間をかけて慣れてしまえば、液タブのようにアナログ感覚で使えるようになります。

趣味として使うのであれば、そうして慣れないと使いづらいものを使っていた方が、逆にたくさん練習するようになって良いかもしれないという事もあります。

なので、なんのためにペンタブを導入して、将来的にどうなりたいのかで決めていくと良いでしょう。

液タブを使うと板タブにもどれなくなる

液タブと板タブどちらの方がよいのかというのは、それを使う状況にもよるところがあります。

たとえば今仕事で板タブを使っている人が、家でもペンタブを導入しようと考えていたとします。

もしそんな状況なのであれば、家でも板タブを使用することをおすすめします。

なぜなら、やはり使いやすさに関して言えば明らかに液タブの方が使いやすいと言えるからです。

液タブは、アナログのように描けますが、板タブはそうではないので、板タブと液タブを併用していると、その微妙な感覚の違いをより強く感じるようになってしまうでしょう。

もしそうして感覚の違いを感じてしまったら、液タブの使いやすさに気がついてしまいます。

使いやすいものと使いづらいものがあったら、どんな人だって使いやすいものを使いたいと思うものです。

だから、液タブを使うと板タブにかえれなくなるのです。

でも、仕事で板タブを使っているのにそういう状況になってしまったらどうなるでしょうか?

日々ストレスの中仕事をすることになるでしょう。

そうなってはすごくやっかいです。

なのでそうならないように、仕事で板タブを使っている人は、家でも板タブを使うべきだと言えるのです。

液タブなら単独で使えるものもある

液タブには、実はパソコンとつながないで単独で使えるものもあります。

板タブの場合は、そもそも液晶がついていないので、まず間違いなくパソコンありきでの起動になりますが、液タブだったらいちいちパソコンをつけなくても気が向いた時にさらっと描くことができたりするのです。

それも、液タブのすごく大きな強みなのではないでしょうか?

24時間常時パソコンがついているという人ならば良いですが、なかなかそんな人もいないのではないでしょうか?

なのでだいたいの場合イラストを描こうと思った時にはパソコンを起動しないとなりません。

でも、いちいちそのタイミングでパソコンを起動するというのは、地味に面倒です。

そうして地味な面倒さを感じてしまうと、「やっぱりやめた」と思ってしまう可能性も高いです。

そこでやっぱりやめたと思ってしまったら、イラストを描く機会が少なくなり、ペンタブを導入した意味もなくなってしまうでしょう。

もし液タブを使っていたら、まずそうなることはありません。

それはどんな体勢でも使えるということ

パソコンとつながないで単独で使えるということはつまり、どんな体勢でも使えるという事です。

たとえば仕事などの真剣な取り組みであれば、しっかりと椅子に座って描くべきですが、これが趣味ともなると、ごろごろしながら描きたいという方も多いのではないでしょうか?

でも板タブの場合は、パソコンとつながないとならないので、それは出来ません。

もちろん使っているパソコンがノートパソコンなのであればそれも可能ですが、パソコンでイラストを描こうというひとは、デスクトップ型のパソコンを使用していることが多いのではないでしょうか?

もしそうなら、パソコンに繋がらないとならない板タブでは、椅子に座って使用すること以外できないと言えます。

しかしスタンドアローン型の液タブなら、どんな体勢でも使用することができます。

なので、気楽にイラストを描くことが出来るでしょう。

まとめ

もしお金に余裕があり、仕事等でも特に板タブを使っていないというのであれば、やはり液タブは魅力的だというのがここでの結論になります。

板タブは価格も安く、初心者でも導入しやすいというメリットはありますが、それでもやはり機能面では液タブには勝てないと言えるでしょう。

お財布や状況と相談しつつ、適切なペンタブを選んでいってください。






2017年2月19日ペンタブレット(板タブ)