ペンタブレットの基本的な選び方とポイント
最近、絵を描くことを趣味としている人が増えていますね。
今はアナログで絵を描いていて、そろそろデジタルに移行したいと思っている方も居るのではないでしょうか。
デジタル絵にペンタブレットは必須です。
しかし初めてペンタブレットを買う時に何を見て選んだらいいのかわからない人も多いでしょう。
今回はペンタブレットの選び方を紹介します。
>>私が絶対おすすめする液タブ・ペンタブランキングはこちら
1.価格と性能で選ぶ
ペンタブレットはメーカーやシリーズなどで性能が変わり、その性能によって値段が変わります。
安いもので5000円、高くなると3万円を超えるものもあります。
安いものは性能が低く、高性能になればなるほど値段が高くなっていくのは当たり前ですね。
高性能なものは例えば筆圧感知性能が高かったり、ショートカットボタンが多かったりと絵を描く上で便利なつくりになっています。
性能が低くても十分に絵を描けるペンタブはあるので、まずは安いものを使って慣れてから高いものに買い替えるのも良いでしょう。
>>私が絶対おすすめする液タブ・ペンタブランキングはこちら
2.大きさで選ぶ
ペンタブレットは大きく分けてS/M/Lの3サイズがあります。
大きければ良いというわけではなく、基本的には大きいモニターには大きいペンタブを、小さいモニターには小さいペンタブを使うことが良しとされています。
ペンタブレットを製造販売しているWacomの公式サイトでは、15インチ以下のモニターにはSサイズ、15~24インチのモニターにはMサイズ、24インチ以上のモニターにはLサイズのペンタブレットを推奨していました。
サイズを合わせるとペンを動かす手の動きと画面上のカーソルの動きが同じような感じになります。
モニターとのサイズがあまりにも違い過ぎるととても描き辛くなってしまい、思ったような絵が描けなくなってしまいます。
ペンタブを置くスペースとも相談が必要ですね。
スペースが無いのに大きいペンタブを買っても不便なだけなので。
また、絵を描く時に、腕を動かして描くのか、手首だけ動かして描くのかでもある程度サイズを決めることが出来ます。
腕を動かして描く人は大きめ、手首だけの人は小さめのペンタブレットを買うと良いでしょう。
3.付属ソフトで選ぶ
最近のペンタブレットは付属で何かしらのソフトが付いてくることが多いです。
同じメーカ、シリーズ、同じサイズであっても、付属ソフトだけ違ったりもするので、自分の用途に合ったソフトを選ぶと良いでしょう。
例えばイラストや漫画が描きたいと思っている人は、ペイントソフトが付属しているペンタブを買ったり、
写真の加工がしたい人は加工用ソフトが付属しているペンタブレットを買うと、後で専用のソフトを捜す手間を省くことが出来ます。
また、なにもソフトが付いていないペンタブもあり、そちらはソフトが付属していない分だけ値段が安くなっています。
4.メーカーで選ぶ
ペンタブレットのメーカー自体はいくつかあるのですが、その中で最も使われているのはWacom製のもので、全体の7割~8割のシェアと言われています。
PRINCETONやHUIONなどのメーカー製のペンタブはWacom製の物と比べると価格が安くなっています。
これは付属ソフトが無かったり、ショートカットキーが少なかったり、筆圧レベルが低かったりするからです。
機能よりも安さを重視するのであればWacom製のものでなくても十分だとは思います。
Wacom製ペンタブレットの強みは機能性もそうなのですが、
使用者数が圧倒的に多いので何か困ったことが起きた時に調べやすいことだと思います。
長く使用するのであればWacom製のペンタブレットを選んだ方が無難と言えます。
まとめ
ペンタブは長く使えるものです。
本格的に使う場合は初期投資として価格が高くて高性能なものを買うのも良いでしょう。
しかし初めてペンタブを買うのであれば、価格の安いものをお試しとして買って、
デジタルで絵を描くことに慣れてから高性能なものに鞍替えするのも有りだと思います。
自分に合ったペンタブを見つけて楽しいお絵描きライフを過ごせると良いですね。