ペンタブレットを手に入れてインターネット上でお絵描き活動をしてみよう!

ペンタブレット(板タブ)

pixivイラストレーター年鑑 2017

インターネットはとても広大な世界です。

もしかしたら現実世界よりも広がりがあり豊かな世界ということができるかもしれません。

物理的な制約を無視して色んな人と出会ったり色んな場所へ行くこともできます。

もし絵という領域でインターネットの世界に飛び込むならペンタブレットが良い相棒となるでしょう。

今回はインターネット上に広がるお絵描きの世界をみていきます。

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国内最大手の絵描き交流サイト「Pixiv」

プロからアマチュアまで様々な絵描きが集まるのが絵描きさんの交流サイト「Pixiv」です。

そこには誰でもが描いた絵を投稿することができ、様々な作品が掲載されています。

2007年にサービス開始してから登録者はどんどんと増えていき、最早お絵描き系のSNSとしては最大手といえるでしょう。

かつて絵描きさんが交流する場所として「お絵描き掲示板」というものがありました。

もちろんこうしたお絵描き掲示板は現在でも利用されているところもあるのですが、現在ではPixivがその代わりを果たしているといえるかもしれません。

なおPixivではお絵描き掲示板で描いた絵が投稿されていたりもします。

もちろん簡単な絵だけではなく、本気で描いた絵もたくさん投稿されている形です。

中には仕事のポートフォリオとしてPixivの自分のアカウントを利用している方もいるとのこと。

様々な目的をもって描かれている絵が混在しているというのもPixivの特徴といえるでしょう。

プロの漫画化やイラストレーターとして活動している作家さんもPixivで絵を投稿していたりします。

また、同人活動をされている同人作家さんもPixivで自分のサークルの作品を宣伝することがある形です。

最早Pixivは仕事や創作活動をする上でなくてはならない存在とすらいえるのかもしれません。

といっても気軽な気持ちで絵を投稿してはいけないわけではありません。

簡単に描かれたものもあれば数分で描いたものだってアップロードされているのです。

それどころか小学生が描いた絵や作品の年表なども投稿されていたりします。

こういった自由度の高さもPixivの魅力といえるでしょう。

インターネットに接続できる環境があり、ペンタブレットなどのお絵かき用デバイスを持っているならPixivに絵を投稿してみると良い経験になるかもしれません。

もちろんマウスでも構いませんがペンタブレットがあると何かとはかどります。

他の絵描きさんと交流できれば絵描きとしての世界も広がっていくものです。

少し勇気が必要になりますが、思い切って絵を投稿すれば何かしら身になるものが得られるでしょう。

評価を気にする必要もなくなった

Pixivでは2017年まで10段階評価で絵を評価するというシステムがありました。

実はこの評価システムは以前から論争の的になりがちなシステムだったのです。

最初は絵を投稿して見知らぬ誰かに見てもらうことにドキドキするものなのですが、次第に評価を気にしてしまうようになります。

もちろん個人差はあるのですが、自信作が10段階評価で1とされてしまったらこれは大変なショックです。

8でも「あとの2点は何が足りなかったのかな」とか思うようになりますし、10が揃っていれば「いつか評価下がるのかな」と杞憂を抱いてしまいます。

そして評価を気にするあまり評価のために絵を描くような形となってしまい、心をすり減らすことになるのです。

これでは元も子もありませんし、絵を描く意味もネガティブなものとなるでしょう。

ところが2017年にこの評価システムは撤回されました。

変わりに「いいね!」を送るだけの方式に変更されたのです。

ということでもう評価を気にしなくて済むようになり、気軽に絵を投稿できるようになったといえるでしょう。

たまに「いいね!」を送られたら思い切り嬉しくなるはずです。

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もう1つのSNSサイト「TINAMI」

Pixivは膨大なユーザーを抱えるようになり、サービスとして膨れ上がりました。

そのため時折色々な騒動が起こるようにもなったのです。

アート団体の著作権騒動や新しいものでは社長のセクハラ問題などが表面化しています。

そんなPixivに反する形でユーザーが他のSNSサイトに移動したことがありました。

その中でも代表的なサイトが「TINAMI」です。

実はこのサイト、Pixivよりも以前からあった検索サービスだったのですがイラストによる交流の需要を受けて投稿型のSNSとなったという経緯があります。

サイトはイラストのみならず「マンガ・モデル・小説・コスプレ」といった分野に分かれているためPixivよりも広い領域にまたがった交流サイトといえるでしょう。

どちらのサービスも魅力的

トラブルがあるといってもPixivの登録者数は膨大で、たくさんの人が常に利用している状況です。

そのため何かしら作品をたくさんの人にみてもらいたい場合はPixivで公開すると良いでしょう。

いわゆる宣伝をする上でPixivは良い場所なのです。

対してTINAMIはイラスト以外の分野にも興味がある場合に良い活動拠点となるでしょう。

もしくは自信が様々な活動をしたいとき、マルチな作品を発表する場所として便利です。

Pixivほどの登録者数ではありませんが、より濃密な活動を行うことができるかもしれません。

国内の大手絵描き交流サイトは以上の2つとなりますが、他にも「GALLERIA」や「DreamTribe」といったものもあります。

自分のスタイルに合った交流サイトを利用してみると良いでしょう。

「Twitter」を利用して作品を発表

自分の描いた絵を投稿する方法は絵描き交流サイトを利用する以外にもたくさんあります。

というよりは自由なので手段はいくらでもあるのです。

その代表的な方法が大手SNS「Twitter」を利用した方法でしょう。

TwitterはオープンなSNSで、絵描きさんに限定したSNSではありません。

学生から社会人、日本人から外国人まで様々な方々が利用しています。

利用者数だけをみればPixiv以上に人の目に触れる可能性が高いサービスといえるでしょう。

もし自分の作品をとにかく多くの方に見てもらいたいならTwitterに画像を上げて発表するのは良い方法です。

もしその絵が話題を呼べばたくさんの人から注目を浴びることになるでしょう。

タグの付いた絵を投稿

Twitterには様々なタグが登録され、そのタグで検索すると関連した文章や画像を表示することができます。

そうしたタグに積極的に参加すると反応を貰う事ができるかもしれません。

TwitterというのはSNSであって他者と交流することができる場です。

積極的に参加してみましょう。

自分の居場所が作れるかも

色々な作品を発表したり何かのタグに参加することで誰かが自分の絵を好きになってくれるかもしれません。

もしくは自分が誰かの絵を好きになることもあるでしょう。

SNSを利用する中で相手に対して礼節をもって交流を深めていけば中も良くなる可能性があります。

そうすればそこは現実世界にはなかった居場所になるはずです。

自分の存在を好きな絵で保証してくれるような場所は現実でも得がたいものといえるでしょう。

悪意にはある程度警戒しておこう

ただインターネット上は悪意が渦巻く場所でもあったりします。

突然悪意にさらされるとショックを受けて筆を折ることにもなりかねないので「そういうこともあるかも」と心の片隅にでもとどめておくと良いでしょう。

そしてそうした場面に出くわしたら一旦距離を取り、冷静になりつつ事務的に処理を進めることをおすすめします。

まとめ

インターネット上に広がるお絵描きの世界についてみてきました。

PixivやTINAMIといった大手の交流SNSはもちろん、Twitterという場所でも活動をすることができます。

ペンタブレットがあればデジタル絵を思うように描くことができるので、インターネット上で色んな作品を発表することができるでしょう。

活動が順調なものになれば良い出会いから自分の居場所を見つけることもできるかもしれません。

悪意に対する警戒はもちろんしなければいけませんが、得がたい世界がそこに広がっている可能性もあるのです。