ペンタブレットを選ぶ理由とは?色々な面からペンタブレットと液晶タブレットを比較!

板タブ(ペンタブレット)

XP-Pen ペンタブ バッテリー充電不要 8192レベル筆圧 8個エクスプレスキー 10*6.25インチ Deco01

パソコンでお絵描きをしようと決意したとき、ペンタブレットと液晶タブレットのどちらを選ぶかは非常に悩むものです。

製品によっては高価なものもあり、性能もそれぞれ違うため何を買えば良いのか混乱してしまいます。

そこで今回はペンタブレットをメインに液晶タブレットとの違いについて比較していきましょう。

整理してみていけば欲しい製品も見えてくるはずです。

>>私が絶対おすすめする液タブ・ペンタブランキングはこちら


ペンタブレットの方が安価

ペンタブレットと液晶タブレットのどちらを買うかを考えたとき、最大の焦点となるのはやはり価格です。

同じお絵描きデバイスではあるのですが、価格差はかなり広いため特に予算が少ない場合にはネックとなるでしょう。

この点はどうしても見過ごせるものではありません。

Wacom社の製品でみていきます。

ペンタブレットで最も低価格なものは数千円で購入することができます。

サイズは小さいものの、モニター画面が小さければあまり問題なく使う事ができるでしょう。

数千円であれば費用としては小さく、捻出することは比較的楽といえます。

一方、液晶タブレットで最も小さいものは7万円程度からとなっている形です。

ペンタブレットと比較すると7倍以上もの価格差で、当然の事ですが7つペンタブレットが買えてしまいます。

またそれぐらいの値段のペンタブレットとなるとかなり大きなものを購入できたりするのです。

手に入れやすいデバイス

より大きな液晶タブレットはより高価で、中には30万円を超えるものもあります。

ポンと30万円を出せるほどお金があれば良いのですがそうした方は少ないでしょう。

価格だけをみればペンタブレットに軍配が上がります。

学生さんでも購入できる価格帯ですし、試しにお絵かき用デバイスを手に入れてみたいという方にぴったりといえる形です。

もちろん中にはプロの方もペンタブレットを好んで使っていたりします。

安価だからといって質が悪いわけでもなく、十分にお絵かき用デバイスとして使っていくことができるでしょう。

価格面でペンタブレットと液晶タブレットを比較した場合、やはりペンタブレットの方が有利といえます。

>>私が絶対おすすめする液タブ・ペンタブランキングはこちら


中華タブレットの躍進

これまで、お絵かき用デバイスは実質Wacom社製品が独占しているような状況でした。

そんな中に現れたのが中華タブレット。

中華タブレットがペンタブレット液晶タブレット問わずより安価な製品群を展開するようになっています。

中華タブレットというのは中国系の企業によるタブレットで、最大の特徴はWacom社のものより安価という点です。

一昔前は中国製品というと安かろう悪かろうのイメージがありましたが、近年ではきちんと品質も上がっています。

そのため普通に使えるお安いデバイスという製品群と評価できるのでおすすめです。

液晶タブレットも選択肢に入れられる

メーカーとしてはXP-pen社やHUION社、UGEE社など色々あります。

ペンタブレットはより安価に、液晶タブレットでも3万円台から購入できるのでチェックしてみるとグッと選択肢が広がるでしょう。

特にそれまで価格がネックとなって液晶タブレットを諦めていた方にとっては朗報といえるかもしれません。

サポートに不安は残るものの、段々と日本向けの体制も整ってきています。

これから中華タブレットが支持を集めるようになればWacom社との価格競争が始まりより安価にデバイスを購入できるようになるかもしれません。

ペンタブレットの手軽さ

ペンタブレットは液晶タブレットと比較すると手軽に扱えるデバイスということができます。

同サイズのペンタブレットと液晶タブレットがあるとして比較してみましょう。

まず重量ですが、明らかにペンタブレットの方が軽く液晶タブレットは重くなります。

液晶タブレットには映像を出力するために様々な機構が組み込まれており、またガラス板をはめ込んでいるため重くならざるを得ないのです。

対してペンタブレットは入力範囲を読み込めばよいだけなので液晶ユニットは存在せず軽いものに仕上がっているのです。

重量が軽いと邪魔なときにヒョイッとわきにどかすことができます。

液晶タブレットの場合は両手でヨイショッと持ち上げることになるでしょう。

特にスペースが狭くタブレットを常設できない場合この点は重視したいところです。

またケーブルについてもペンタブレットはUSB1本で済みますが、液晶タブレットは映像ケーブルや電源ケーブルも必要になります。

液晶タブレットはモニターを使用するので専用の電源が必要で、かつ映像を扱うため専用のケーブルが必須なのです。

ペンタブレットには細いUSBケーブルを1本指せば良いだけなので格段に取り回しが楽といえます。

液晶タブレットも進化中

ケーブルについて、通常の液晶タブレットはUSBケーブル・映像ケーブル・電源ケーブルの3つを必要としますが、新しい機種ではそれが1本にまとめられていたりします。

USB-Type Cというケーブルに電源供給から入力信号や映像信号のやり取りを全て任せるという機種で、それまでの液晶タブレットよりもはるかにすっきりとした環境を構築することができるでしょう。

液晶タブレットは登場してから間もない新しいデバイスです。

これからパソコンや規格回りの進化と共により使いやすいものになっていくでしょう。

そのためケーブルの問題については将来的には解決することができるのかもしれません。

重量についても小型のものであればノートパソコン並みの軽さを達成するようになりました。

大型のものになるとどうしても重くなりますが、小型のものについてはより軽量化していく可能性もあります。

液晶タブレットの現在抱えているデメリットは次第に解消されていっているのです。

描くときの姿勢を比較

ペンタブレットはモニターを見ながら描き、手元を見る事はありません。

そのため画面と頭が平行な関係にあり、また手は机につけたまま描くことができます。

背筋を伸ばして描いていけるので体への負担は小さいといえるでしょう。

対して液晶タブレットは直置きしている場合、真下を見ながら作業することになります。

そのためどうしてもクビは曲がり、自然と猫背になるはずです。

長時間体に負担を強いることになるため適度に休憩を挟まなければなりません。

また姿勢の悪化を防ぐために液晶タブレットにスタンドを取り付けて描く場合も、常に腕を宙に浮かす必要が出てきます。

腕は意外と重いものなので、次第に疲れてくるはずです。

スタンドを取り付けてもやはり液晶タブレットは身体的に負担を与えてしまいます。

モニタのバックライトにも注意

液晶タブレットの画面は液晶ユニットであり、液晶ユニットはバックライトの光によって画面を照らしています。

そのためお絵描きをするということはイコール目を液晶のバックライトに晒し続けることと同義ということになるのです。

特に光量が強いと目に悪い影響が出るかもしれないので注意しておくと良いでしょう。

一方ペンタブレットの場合も画面となる液晶モニタの光量に注意する必要があります。

まとめ

ペンタブレットと液晶タブレットを色んな角度から比較してきました。

どちらが良いというわけではなく、どちらにも有利な点と不利な点が存在します。

ただ中華タブレットの登場により価格が安価となったり、技術革新によってケーブルの取り回しが楽になったりと不利な点は年々改善されているところです。

現状をみるとペンタブレットは圧倒的に価格面で有利となっているため、初めてお絵かきデバイスを手に入れるならペンタブレットをおすすめします。

そして液晶タブレットについては中華製のものを検討してみると価格面から候補とすることができるでしょう。

色んなお絵描きデバイスを探してみて下さい。