モニタアームを使うと仕事が捗る? デスクワークで役立つ4つのポイント
モニタアームは、液晶モニタを取りつけて好きなように動かすことができる、とても便利な商品です。
これをうまく利用することで、仕事をよりスムーズに進めることが可能になります。
しかし、あまり馴染みのない場合は、「本当に便利なのか」「どう役に立つのか」という疑問をもってしまうこともあります。
ここでは、モニタアームが仕事に役立つポイントを、詳しく説明していきましょう。
デスクを広く使える
デスクワークでは、デスクの広さを十分に確保することが大切です。
狭いスペースで仕事をしなければならないときは、とても窮屈に感じてしまい、仕事の進行を妨げることがあります。
これは、単に狭さがストレスになるだけでなく、何かを置くスペースがないことも問題です。
デスクワークは、パソコンを1台ポツンと置いて作業するわけではありません。
ファイルや本、各種事務用品など、他にも必要となるものが多くあります。
ところが、デスクのスペースが狭いと、そうしたものを置いておくことが難しくなってしまうのです。
パソコンだけでほとんどのスペースを占領してしまい、他のものを別の場所に置かなければならないようでは、仕事の効率が悪くなってしまいます。
そのように、「これが近くに置けたらもっと便利なのに」といった不満を感じてしまうときは、モニタアームがおすすめです。
モニタを浮かせてスペースを確保
モニタアームを使うと、液晶モニタをデスクの上から離すことができます。
すると、通常は塞がっているはずのスペースが空き、他のことに使えるようになるのです。
それなら、他のものが必要なときに悩むことはありません。
スペースが広くなった分、余裕をもって置くことができるのです。
すぐ近くに必要なものを常備しておけば、仕事の効率も上がるので、スペースに悩んでいるなら、ぜひモニタアームを使ってみてください。
掃除や整理も簡単
モニタアームを使ってデスクのスペースを空けておけば、掃除や整理をするときも便利です。
狭いスペースにゴチャゴチャとものが置かれていると、きれいに片づけることは難しく、埃もたまりやすくなってしまいます。
しかし、デスクの上を広く使える状態になっていれば、その心配はありません。
ものを退けて掃除をしたり、使いやすいように整理整頓をしたり、仕事のための環境をしっかり整えることができるのです。
休憩もしやすい
デスクワークをする人の場合、休憩や昼食などもその場で済ませることがあります。
そんなとき、狭くて窮屈なデスクでは、気軽に弁当を広げることもできず、リラックスすることができません。
また、キーボードがすぐ近くにあったりすると、うっかり飲み物をこぼしたとき、大惨事になってしまうこともあるのです。
しかし、モニタアームで液晶モニタを浮かせておけば、そのような失敗は起こりません。
空いたスペースにキーボードを寄せて安全を確保しておけば、余計なことを気にせず休むことができます。
画面を好きなように動かせる
デスクワークで液晶モニタを使うときは、見やすい位置にすることが大切です。
画面が見やすい位置にあれば、余計なストレスを感じることもなく、スムーズに仕事を進めることができます。
しかし、液晶モニタを動かせる範囲は、それほど広いものではありません。
少しくらい向きを変えることはできても、自分にぴったりの位置を見つけるとなれば、なかなか難しいこともあります。
特に、デスクの上が狭いときは、思うように動かせず、見づらいままで作業を続けなければならないことも多いのです。
そのような環境では、仕事も捗りません。
こうしたデメリットを解消するためにも、モニタアームをうまく利用していきましょう。
4軸の商品でベストな位置を
モニタアームは、取りつけた液晶モニタの向きや角度を、自由自在に変えることができます。
その範囲は、普通にデスクの上に置いたときより、かなり広いものです。
デスクから離した状態であれば、他のものを置くスペースなどは考慮しなくてもよいため、見やすい位置を探しやすくなります。
ただし、モニタアームを自由に動かすためには、4軸になった商品を使うことが大切です。
軸の数が少ないと、それだけ可動域が狭くなるので、自分好みの位置を見つけたいとき、不便に感じてしまうことがあります。
4軸なら広い範囲に動かせるので、細かく調整して、使いやすい位置を探していきましょう。
縦向きのメリット
モニタアームで液晶モニタを動かすときは、見やすい位置や角度だけでなく、画面の向きにも注目してみてください。
普通なら、液晶モニタは横向きで使うものですが、縦にしても便利に使うことができます。
液晶モニタを縦にすると、ページをかなり下の方まで表示することができるため、一度に得られる情報量が大幅に増えます。
また、横向きだと左右のスペースに余白ができることもありますが、縦にしておけば、画面全体を無駄なく使うこともできるのです。
縦向きは、Wordで文書を作成するときにも役立つので、デスクワークをスムーズに進めるなら、ぜひ試してみてください。
複数のモニタを並べて使える
デスクワークでは、場合によっては、液晶モニタを複数同時に使いたくなることもあります。
例えば、資料を表示させ、それを見ながら入力作業を行うときは、画面が分かれていると、とても便利なものです。
片方の画面に資料を出しておき、もう片方の画面で入力を行えば、サクサクと仕事を進めることができます。
すべて同じ画面の中で済ませようとしても、見づらくなってしまうことが多いですが、複数の画面を並べることができれば、その心配はありません。
マルチモニタは、広いスペースに何冊も本を広げるようなものであり、いちいち入れ替えたりしなくても、すべてをまとめて見ることができます。
そして、マルチモニタ環境を構築するために必要となるのが、モニタアームなのです。
ひとつの画面に不満を感じているようなら、モニタアームの導入を検討してみてください。
液晶モニタ以外にも使用できる
モニタアームといえば、「液晶モニタを取りつけるもの」というイメージが強いですが、商品によっては、それ以外のものを取りつけることも可能です。
専用の商品を選べば、タブレットやスマートフォンも、液晶モニタと同じように、デスクから離して設置することができます。
それらを見ながら作業をしたいとき、普通ならデスクの上に置いておくことになりますが、その状態だと、目の前にあるのパソコンの画面を見るには不便なものです。
手元と正面で視線を上げ下げしなければならず、見ているうちに疲れてしまいます。
しかし、モニタアームにタブレットやスマートフォンを取りつけ、パソコンの画面の横に移動させてしまえば、視線がせわしなく動くことはありません。
つまり、マルチモニタと同じ環境をつくることで、より効率よく仕事をすることができるわけです。
無駄な動きが多いと、かなりストレスになってしまうことも多いので、なるべく集中して作業をするためにも、モニタアームをうまく活用していきましょう。
まとめ
デスクワークでは、ストレスなく作業できる環境づくりが大切です。
「画面が見づらい」「作業がしづらい」といったストレスがある状態だと、仕事もうまくいきません。
気持ちよく作業ができる環境をつくるためには、ぜひモニタアームを使ってみてください。
ここまで紹介してきたように、モニタアームには、デスクワークをもっと快適にできる機能が備わっています。
作業に最適な環境をつくり、常によい仕事ができるようにしていきましょう。