世界と日本は違う?世界でのタブレット端末の普及具合はどのくらい?
日本では、まだそこまでタブレット端末を使用している人は多くないと言えます。
でも、タブレット端末と言うものが登場して、それからかなりの年月がたったと言える今。
それでも普及率がそこまで高くないのであれば、これから爆発的に増える可能性も高くないかもしれません。
では世界的に見たらどうなのでしょうか?
ここでは世界のタブレット端末の普及具合について見ていきます。
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日本よりは2倍は普及しているところが多い
世界では、日本に比べるとタブレット端末は普及していると言えます。
だいたいアメリカで日本の2倍くらい、そしてもっとたくさんそれが浸透している中国などでは、3倍弱くらいの普及率だと言えるでしょう。
それだけ日本ではタブレット端末が普及していないのです。
日本でタブレット端末が普及していないのか、それとも世界でタブレット端末がすごく普及しているのかは微妙なところではありますが、いずれにしても海外では日本よりもタブレット端末は普及しているのです。
日本ではタブレットよりもパソコン
日本では、まだまだタブレット端末よりもパソコンを使用している人が多いです。
これにはもちろん会社の意向などもあるでしょう。
日本でパソコンを使用している人の9割程度は、仕事でソレを活用するからそれを使用しているのではないでしょうか?
そして仕事でソレを活用するということは、当然会社にあるパソコンと同じようなソフトウェアを使えないとなりません。
だから、日本ではパソコンの使用率が高いのでしょう。
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なぜ海外では普及しているのか
気になるのは、何故海外ではタブレット端末がそんなに普及しているのかという点です。
日本だって、スマートフォンの普及はすごくしています。
だったら同じような機能であるタブレット端末がもっと普及しても良いと言えるでしょう。
たとえ会社的にパソコンを使うことを義務づけられていたとしても、プライベートで使うことは問題ありません。
なので別に、持っている人がたくさんいても何も不思議なことはないのです。
それなのに海外に比べるとあまり浸透しているとは言い難い状態になっています。
それは何故なのでしょうか?
それにはいくつかの理由が考えられます。
インターネットが身近にある
まず考えられるのが、インターネットがより身近にあるということです。
日本では、まだあまりインターネットは身近にあるとは言えません。
それはインターネットへのつなげ方くらいは、誰もが知っているでしょう。
ではたとえばそれを利用して、家族のグループチャットがある方がどれくらいいるでしょうか?
親一人と子供二人くらいのグループはあるかもしれません。
でも、そこにもう一人の親はいなかったりしますし、そして何より、そういうグル―プが出来るのはかなり大人になってからだったりします。
なので、ごくごく日常的にインターネットが身近にあるとは言えないのです。
だから、ネットをする時にはしっかりやりたいと考える人が多いのでしょう。
しっかりとインターネットをするなら、やはりタブレット端末よりも大画面であることが多い、ノートパソコンやあるいはデスクトップのパソコンを使用したりするでしょう。
それだったら当然より普及するのはタブレット端末ではなくパソコンになります。
事実日本はパソコンであれば、世界の中でもかなり普及している方のポジションに位置しています。
そのことからも、インターネットとの距離感がタブレット端末の普及を邪魔していると言えるでしょう。
小さいころからタブレットに触れる環境がある
海外でタブレット端末がすごく普及している理由として、小さいころからタブレット端末に触れる環境が整っているからだということも言えます。
小さいころからタブレット端末に触れる環境が整っているというのは、たとえば小学校の低学年の授業でも、タブレット端末を使用するということになります。
そういう授業があれば、嫌でもそれに触れるしかなくなります。
そうして小さい頃からそれに触れているうちに、それがあるのが当たり前になるということになるでしょう。
だから、授業でそれを使わなくなったとしても、そのままソレをプライベートで使いたくなるのです。
そんな風にして普及率が増していっているところもあるのでしょう。
最近では日本でも、徐々にタブレット端末を利用しての授業をするところなども増えてきています。
そうしてタブレット端末を利用しての授業が増えてくれば、当然海外での普及背景と同じようなことが起こる可能性もあると言えます。
ただもちろん、日本は高齢化社会で、少子化が問題視されている国になりますから、爆発的に普及率が増すということはないでしょう。
でも、徐々には上がっていく可能性はあります。
海外の方がIT産業が活発だから
あとはシンプルに、海外の方がIT産業が活発だからと言う事もあるでしょう。
日本だって、ITの技術力には定評があるでしょう。
しかしやはり、世界を引っ張るようなIT産業は必ずしも海外から生まれると言えます。
たとえばSNS。
フェイスブックはアメリカ発です。
インスタグラム、ツイッターだってアメリカ発になります。
このように、世界的に流行するIT産業は必ず海外から生まれているのです。
それだけ世界的なサービスを生み出せるのは、やはりそれだけ業界全体が活発で、業界全体として、なにかを生み出そうとする力が高いからなのでしょう。
なにか新しいものを生み出そうと思うのであれば、当然世界の流れには逆らえません。
今の世界の流れは、世界的なスマートフォンの普及による、持ち運びできるIT産業というのがテーマになっているでしょう。
だったら当然タブレット端末を視野に入れて、それに対応できるものを作らないとなりません。
そういう人たちがいれば、その人達の分だけタブレット端末の普及率はあがります。
そしてさらに、そういう人たちがソレを使用しているのを見て、直接IT産業にかかわる人でなくても、そういう物に憧れを持ったりするのです。
だから、さらに普及率はあがっていきます。
そもそも国全体でIT産業が活発なのであれば、その国で普通に生きていれば、自然IT的なものに興味も出てくるでしょう。
でも、日本ではなかなかそういうことは起こりづらいでしょう。
日本はアメリカの3分の1くらい
では、日本のIT業界も規模は、世界的に見てどれくらいなのでしょうか?
日本のIT産業の規模も、アメリカの3分の1くらいだと言えるでしょう。
それだけの規模なのですから、IT産業にかかわる方を目にすることもあまりないでしょうし、その方達が使用しているタブレット端末などにあこがれづらいと言えるでしょう。
これからもっと爆発的にタブレット端末が普及していくためには、IT産業全体がもう少し盛り上がる必要が有るかもしれません。
このままではガラパゴス化してしまうかもしれない
日本では、かつてケータイ市場は完全にガラパゴス化していました。
このままでは、タブレット端末市場でもガラパゴス化してしまうかもしれません。
そうならない為には、これからもっと日常的に使いたくなるネットサービス等を作ったり、もっと幼少期からタブレット端末に触れる環境を作ったり、高齢者に使いやすいタブレット端末を作ったりしないとならないでしょう。
ただ技術力は確かな日本なので、いつかそういう日も来るでしょう。
なので、先にタブレット端末を買って、慣れておくのはおすすめです。
まとめ
日本では、そこまでタブレット端末は普及していませんが、海外では今やタブレット端末の方がパソコンよりも普及していたりして、すごく身近なものになっています。
そしてその差はだいたい2倍から3倍弱くらいと、かなりの差があります。
海外でそれだけ使われるということは使い勝手も良いということになるので、これからタブレット端末を取り入れることはおすすめできます。
そうして少しずつ普及していけば、ますますサービスなども良くなるでしょう。