今から勉強できるプログラミングスクール「ドットインストール」に迫る!
プログラミングスクールには様々なものがあります。
実際に通うものからオンライン専用のものまであり、カリキュラムの内容もスクールによって異なる状況です。
そのためどこで勉強したら良いのか迷ってしまうかもしれません。
そんなときにチェックしておきたいのが「ドットインストール」というオンラインスクール。
無料で利用することもできるので使ってみましょう。
動画によるコンパクトな講義
ドットインストールでは動画ベースで学習を進めていくことになります。
プログラム言語ごとにカリキュラムが組まれており、1つの講義は数分で終わるほどコンパクト。
そのため利用者が自分のペースで好きに勉強していくことができます。
毎日1つずつ講義を消化しても良いですし、一気に集中して取り組むのも良いでしょう。
自分に合った方法で利用できるというのはこれ以上無い快適な環境といえるかもしれません。
プログラミングを学習するペースというのは個人差があるものです。
既に1つでもプログラム言語を学習した方なら他の言語の理解は容易になりますし、初学者ならてこずるでしょう。
学習スピードを利用者自身が調整できるというのは利便性が高いといえます。
また動画はいつでも好きなときに参照することができるので、復習したりおさらいすることも可能。
学習の肝は復習にあるので、苦手な部分はどんどん繰り返し学習していきましょう。
このように、ドットインストールでは勉強する場が既に用意されており、後は利用者の使い方次第となっています。
つまり上手く使えば非常に効果的に学習を進めることができるというわけです。
無料で利用できるサービス
ドットインストールの利用料金は何と無料。
有料会員になると色々と便利な機能を使うことができますが、基本的には無料で十分です。
プログラミングスクールというとかなり高額な費用がかかったりするためこの点は利用者にとって助かるところ。
もしドットインストールが気に入ったなら有料会員になっても良いかもしれません。
なお有料会員になるとより高度なレッスン動画を閲覧することができるようになります。
講義内容としてはGoogle Chromeの拡張機能作成やスマートフォン用サイト製作といったものが並んでいる状況です。
より具体的な技術についての講義が揃っているため、自分が欲しい技術に関する講義があるなら有料会員になる価値は十分にあります。
JavaScriptの講義をみてみよう
ではさっそく有料会員どころか会員登録自体をせずに閲覧することができるJavaScriptの基本講義からみていきましょう。
まず初回はJavaScriptの説明や必要な前提知識としてHTMLとCSSが挙げられています。
それからJavaScriptを利用するためのHTMLをザーッと記述して終了。
必要最低限の基礎的な部分がコンパクトな動画としてまとめられている形です。
ではさっそく動画と同じHTMLファイルを作成していきましょう。
メモ帳さえあれば同じものは作れるので、スクリプト部分を一時停止して書き写せば大丈夫。
最後にHTMLファイルとして保存してブラウザで表示すれば次の講義の準備が整います。
次の講義ではJavaScriptのコンソールに文字列を表示するという命令を書くことになります。
ではコンソールとはどこかというと、Chromeの場合はF12を押してデベロッパーツールを起動してConsoleタブを選択することで表示できる形です。
またコメント(コードに影響の無いメモ)の書式と、HTMLから離れたスクリプトファイル単体の作り方と読み込み方が解説されて終わり。
結構ペースが速いので何度も見直しながら操作していくと良いかもしれません。
早速変数を使う第3回の講義
JavaScriptの講義の1回目と2回目はほとんど準備段階であり、第3回から本番が始まります。
第3回ではプログラミングに共通の概念である「変数」を解説し、文字列を変数に格納しそれを表示するというコードを書くことになる形です。
JavaScriptの変数はかなり特殊なので本当に理解しようとすると大変なのでさらっと学んでしまいましょう。
その後はJavaScriptで使えるデータ型の解説に移るのですが、これは初学者には少し難しいかもしれません。
文字列や数値はまだ分かるとしても、真偽値やオブジェクトの理解となるとプログラムの基礎知識が要求されるところです。
特にオブジェクトには配列・関数・組み込みオブジェクトといった初学者にとっては聞きなれない用語が並びます。
ここで取るべき姿勢は「そういうのもあるのね」といった理解の仕方でしょう。
やっていくうちに段々と理解できるようになっていくものなのです。
むしろ最初からこれらの概念について正確に講義しようとすると途轍もなく大変なことになるのは間違いありません。
とりあえず先へと進みましょう。
第4回で数値・第5回で文字列を扱えるようになる
第4回のJavaScript講義では数値について扱っています。
整数・少数・負数が扱えることが述べられ、4則演算について語られる形です。
このあたりは他のプログラム言語でも同じようなものなので分からなかったらいっぱい復習しましょう。
ちなみに変数の宣言をする際に「var」と書かなければいけないのですが、この講義では「vav」と書かれてエラーが出ていたりします。
このスペルミスはプログラミングにはつきものなので要チェックです。
またエラーが起きるとその行に対する警告が発生するので、エラー処理を学べる動画ともいえるかもしれません。
基本的な数値計算について述べたらこの講義は終わりです。
第5回の講義では文字列を扱うことになります。
具体的には文字列をシングル/ダブルクォーテーションで囲むことと改行などの特殊文字の扱い、それから演算子「+」の扱いを学ぶ形です。
なお「var s = “5" + 5;」の出力結果は「55」という文字列になるという特殊な処理についても触れています。
ここまで学ぶことができれば色んな計算ができ、色んな文字を自由に表現することができるようになるでしょう。
第6回からはプログラミングならではの文法の講義が始まります。
条件分岐の基礎の第6回
プログラミングには条件分岐という重要な概念があります。
条件分岐を表す文はいくつかあるのですが、中でも基本的な「if文」について第6回で触れている形です。
他言語に慣れている方でもJavaScript的な記法については注意しておきましょう。
注意点としては比較演算子で両側が等しい場合「===」を使い、notの場合に「!
==」を使うという点。
他の言語では「==」や「!
=」だったりするので覚えておきたいところ。
また論理演算子のAND「&&」とOR「||」それからnot「!」についても把握しておきましょう。
やっぱりスピードが速いのでじっくり復習しながら覚えていくことをおすすめします。
ちょっと本格的になる第7回
第7回ともなるとちょっと本格的になり、三項演算子が登場します。
可読性が悪くなりがちなことも多い三項演算子ですが、動画内でも「他の人が書いたコードを読み解くには必要な知識」と述べているため把握する必要があるのでしょう。
またそれぞれのデータ型においてどのような場合にtrueとfalseを返すのか、も解説されています。
ある程度進めたら自分で何か作ってみよう
JavaScriptの基礎講義は全部で24個ありますが、応用編として「JavaScriptでおみくじを作ろう」とか「JavaScriptでストップウォッチを作ろう」といった講義もあります。
これらの講義を全部終える頃には何か作れるようになっているはず。
復習を兼ねて簡単なゲームを作ってみると面白いかもしれません。
まとめ
プログラミングスクールのドットインストールについて、JavaScriptの講義に沿ってみてきました。
このサイトは無料で利用できますし、有料会員の月会費もなんと980円と激安。
プログラミングスクール選びに迷っているならまずはドットインストールを使ってみましょう。
上手く自分のペースを掴んで勉強を進めていくことができればいつの間にかプログラミング言語を自由に扱えるようになっているかもしれません。