便利だけど注意もある?モニタアームを使用する際の注意点
モニタアームは、それをつけると省スペースにもなりますし、モニター自体もすごく見やすくなり、首や肩にかかる負担がなくなるというメリットがあります。
なので、すごく便利なアイテムであることは間違いないでしょう。
しかしそんな便利なアイテムであるモニタアームですが、使用する際には注意点もあります。
ここではそんな注意点について紹介していきます。
モニタアームの耐荷重に気をつける
モニタアームには、当然ながらそれで耐えることができる重さが決まっています。
なので、そのモニタアームで耐えることができる重さくらいのディスプレイでないと、そのモニタアームには設置できないと言えます。
だからしっからと事前にモニタアームの耐荷重を確認して、それの範囲内のディスプレイをつけるようにしていきましょう。
大きなディスプレイの場合超えることも多い
小さなディスプレイであれば、どんなモニタアームでもさして問題はないでしょう。
そもそもモニタアームとは、ディスプレイを接続するためのアイテムになります。
それなのに、小さなディスプレイすら接続できないような設計になっているのであれば、それの存在意義が問われてしまいます。
なので基本的には、モニタアームには、小さなディスプレイであれば問題なく接続できることが多いです。
しかしこれが大きなディスプレイとなると話が変わってきます。
基本的にモニタアームはスマートであることが多いです。
だから、すごく大きいようなディスプレイの場合、その重さに耐えられないことも珍しくありません。
そんなに大きなディスプレイを使用している方は多くはないかもしれませんが、もし30インチ前後くらいのディスプレイを使用しているのであれば、モニターアームの耐荷重はしっかりとチェックしておかないとならないでしょう。
耐えられないとどうなるのか
では、もしそのモニタアームの耐荷重を超えるような重さのディスプレイをつけてしまっていた場合、どうなるでしょうか?
もしそのモニタアームの耐荷重を超えるような重さのディスプレイをつけてしまっていたら、たとえばモニタアームを適切な高さに設定することができなくなったり、最悪の場合モニタアームが折れてしまったりもするでしょう。
ただモニタアームが適切な高さに設定できないだけならばまだしも、モニタアームが折れてしまったら、ディスプレイが壊れる可能性も高くなります。
だからそうならないように、しっかりと耐荷重はチェックしないとならないのです。
机の強度にも注意が必要
耐荷重に注意しないとならないのは、モニタアームの方だけではありません。
モニタアームは、基本的には机に取り付けることになるでしょう。
そうして机にモニタアームを取り付けるということは、机も、そのモニタアームによってかかる負荷に耐えることができないとなりません。
基本的にはどんな机でも、その上に何かが置かれる場合、その重さに耐えることは比較的に容易にできるでしょう。
しかし、モニタアームを使用した場合、負荷のかかり方はまたちょっと変わってきます。
というのも、モニタアームを使用した場合、机の端の方に、テコの原理のような負荷がかかるようになるのです。
そういう負荷の場合、机の強度が脆かったりしたら、恥の方だけ壊れてしまうこともあるでしょう。
ディスプレイも床も壊れる可能性が高い
そうしてモニタアームをつけていた机が壊れてしまったら、モニタアームごと、ディスプレイは床に落ちることになるでしょう。
そうしてモニタアームごと床に落ちてしまうと、まず高いところから落ちる衝撃で、ディスプレイがダメになる可能性は極めて高くなります。
また、そうして高いところから落ちる衝撃によって、ディスプレイだけでなく、床の方もダメになってしまう可能性は高いです。
ディスプレイが壊れるだけでも厄介なのに、そうなったらすごく面倒です。
だから机の強度もしっかりとチェックしておくべきなのです。
古い机の場合要注意
基本的には、新しい机の場合、よほどディスプレイが大きくて重たいということでもない限り、モニタアームをつけてもきちんとその負荷には耐えてくれるでしょう。
しかしその机が長年使用しているものである場合、脆くなってしまっていることも多いです。
そうして脆くなってしまっている場合、やはり壊れてしまう可能性は高いです。
だから、古い机の場合、ますます強度には慎重にならないとなりません。
全てのディスプレイをつけることができるわけではない
モニタアームを使用する際の注意点として、全てのディスプレイをつけることができるわけではないということも挙げられます。
基本的にはモニタアームでは、だいたいのディスプレイをつけることができるでしょう。
しかし中には、そのモニタアームにつけることができないようなディスプレイもあります。
だから、それをきちんと理解して、自分が使用しているディスプレイをつけることができるようなモニタアームを買っていかないとなりません。
どんなモニタアームならつけられるか調べておく
そのためには、どんなモニタアームならそのディスプレイをつけることができるのかを、きちんと調べておかないとなりません。
今の時代は、自分と同じディスプレイを使用している方もたくさんいるし、しかもそういう方たちがいろいろと情報を発信してくれる時代だと言えます。
ましてやモニタアームを使用するくらいの方は、ますますそういう積極的に情報を発信してくれる方であることが多いです。
だから、自分が使用しているディスプレイに対して確実に使用できるというモニタアームを見つけることも、決して難しいことではないと言えるでしょう。
自分が見やすいところに調節できるかにも注意
モニタアームを買うのはなぜかというと、それは、モニタアームを使用することによって、ディスプレイを自分の見やすいところに設置できるからになるでしょう。
そうして自分の見やすいところに設定できるからこそ、モニタアームを使用すれば首が痛くなったり肩が痛くなったりしなくなると言えますから。
ということはつまり、モニタアームを使用する際には、そのモニタアームが、きちんと自分がそこに設定したいというところに設定できるようなモニタアームでないとならないのです。
もし自分が設定したいところに設定できないようなモニタアームを使用しているのであれば、それはモニタアームの良さを全然いかせていないことになります。
それでは勿体無いでしょう。
可動域をきちんと調べる
そういう、自分が設定したいところに設定することができないようなモニタアームを買わないためには、そのモニタアームの可動域をしっかりと調べてから買うようにするのがおすすめです。
それをきちんと調べておけば、概ね問題ないでしょう。
ただそれを調べるためには、自分がどこにディスプレイを設定したいかということも、明確にしておかないとなりません。
それが定まっていないと、だいたいどのくらいの可動域があればいいのかもわかりませんから。
まとめ
モニタアームを使用する際には、こうした注意点がありす。
どれも、しっかり注意していかないと結果的に自分が損することになりますし、危険が生じる可能性もあると言えます。
なので、これらのことにはしっかりと注意していってください。
そして、失敗しないようにモニタアームを使用していきましょう。
それも決して難しいことではありませんから。