初めてペンタブを買おうと思った時に教えてほしかった4つの事
アナログで絵を描いていると、「デジタルに挑戦したい!」という気持ちが出てきませんか?
最近はiPadなどのタブレットで絵を描いている人も多く、パソコンで本格的な絵が描けるペンタブレットが注目されています。
これからペンタブを買う予定の人や、少し気になっているという人へ、筆者が「ペンタブを買う前に知っておきたかった…」というポイントをご紹介します!
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ペンタブを買う前に確認しておきたいこと
ペンタブレットを使って絵を描くにはパソコンが必要ですが、少し古い型のパソコンを使っている人は、色々と不安を感じてしまいますよね。
プロのイラストレーターのように高スペックなパソコン環境じゃなくとも、ノートパソコンでもイラストを描くことは可能です。
しかし使用するイラストソフト等によってはサクサクと動かなかったり、フリーズしてしまったりトラブルが起こるかもしれません。
ペンタブを買う前に、あらかじめ使いたいイラストソフトと使っているパソコンのスペックを考慮しておくと、予想外のトラブルを回避できます。
基本的には、メモリ容量が8GB以上あれば安定して使えるとされています。
4GBでも使うことはできますが、使っていくうちにフリーズが頻繁に起こるようならメモリの増設や買い替えを考えたほうが良さそうです。
CPUはcore i5以上がおすすめです。
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必要なのはペンタブだけじゃない!
デジタルで絵を描こうと思った時に意外と悩んでしまうのが、どのイラストソフトを使ったらいいのかという問題です。
無料のイラストソフトはたくさんありますが、個人的におすすめしたいのが有料ソフトです。
有料のイラストソフトのメリットは、有料だからこそ使いやすく、機能性に優れているという点にあります。
もちろん、無料のイラストソフトからデジタル絵に慣れていき、のちに有料ソフトに移行するという手もあります。
この場合だと、気軽に絵を描くところからスタートすることができます。
「こんな絵が描きたい」というビジョンがあるのなら、それに合わせたイラストソフトを選ぶことが大切です。
初心者で描きやすさ重視なら「ペイントツールSAI」、本格的な絵+写真の加工もしたいのなら「Adobe Photoshop」。
イラストだけではなく本格的な漫画を描く予定なら「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」と、自分に合ったイラストソフトを選んでみてくださいね。
ペンタブの選ぶ3つのポイント
初めてペンタブを買う時は、どのペンタブを買えばいいのか迷ってしまいます。
大きくて高いもののほうが良い絵が描けそうだけど、もし飽きて使わなくなってしまったら…と考えるとなかなか選ぶのが大変になってしまいます。
そんな時は消去法で自分に合ったものをチョイスしていきましょう!
サイズを決める
サイズは基本的には作業スペースを考慮して選ぶのがおすすめです。
常に設置しておくのか、持ち運んで使用するのか…。
使わない時はしまっておくという場合は収納先のスペースも考えておきましょう。
また、ペンタブとモニターは深く関係しており、ペンタブの描画領域に描いたものがそのままモニターに反映されます。
使用しているモニターの大きさとペンタプの大きさが近いほどギャップを感じにくいです。
とはいえ、大きいペンタブは細かい部分まで書き込みやすいという利点がありますが、腕や手首の使い方によっては、小さいサイズのペンタブのほうがより描きやすい場合もあります。
手の大きさや男性、女性によっても使い勝手が変わってくるので、実際に描き心地を試してみるのが一番良いのですが、手近なところに試せるお店がないのなら、しっかり採寸してサイズ感を想像しておきましょう。
価格で選ぶ
ペンタブの価格は3,000円代から10万を超えるものまで、さまざまなモデルがあります。
高価格なモデルになるほど機能が充実していますが、初めてペンタブを購入するならお手軽なモデルからはじめてみるのがおすすめです。
どんなペンタブも描けないということはまずありません。
使ってみたいイラストソフトがあるのなら、そちらとすり合わせて予算を決めましょう。
中にはイラストソフトが同梱されているものもあるので、チェックしておくといいかもしれません。
メーカーで選ぶ
どんなものを買う時でもメーカーやブランドは重要ですが、ペンタブに関してはほとんど、ワコム・HUION・UGEEの三強状態です。
HUIONやUGEEは海外メーカーなのでサポート面に不安が残ります。
初めてペンタブを購入するなら国内メーカーでサポートが充実しているワコムのほうがより安心して使うことができるので、基本的にこだわりがないのであれば、ワコムの製品から選ぶのがおすすめです。
ただ、海外メーカーのペンタブはかなり安価なモデルがあり、購入したいけど使い続けるかどうか不安に感じている場合は、思い切って手頃な価格のペンタブを購入するのもひとつの手です。
初心者におすすめのペンタブはコレ!
初めてのペンタブは使いやすく、慣れるために手軽な価格のものがおすすめです。
今回はペンタブが初めての人でも購入しやすい低価格帯のものを中心にご紹介します!
Wacom Intuos Draw small
ワコム製品の中で一番身近なこちらの製品は、エントリーモデルとして常に売れ筋1位に食い込むほどベーシックなモデルです。
なめらかな描き心地と充実した機能性を備えていながら、価格もAmazonなどネットショップであれば7,000円代と安く手に入れられます。
もはやペンタブの定番モデルなため、ユーザーが多く、疑問があってもすぐに調べて解決できる強みを持っています。
こちらはSmallなのでSサイズですが、Mサイズは16,000円から購入可能です。
HUION H610
デスクトップの液晶を使っていると、ワコムのSサイズだと少し苦労するかもしれません。
しかしワコムのMサイズは高すぎる!
という人におすすめなのが、こちらのペンタブ。
Mサイズながらも7,000円代とお手軽価格なのが魅力的!
海外メーカーのため、サポート面では不安が残りますが、HUIONはAmazonで公式販売しているので比較的安心できます。
HUION H420
同じくHUIONのこちらのペンタブは3,500円ととにかく安いのが特徴です。
「ペンタブがほしいけど、すぐにホコリがかぶってしまうかも」と心配な人はまずこの製品で慣れてみるのもおすすめです。
非常にコンパクトなので、持ち運び性に優れています。
外への持ち運びはもちろん、手書きで文字入力する時にもコンパクトなので活躍してくれます。
思ったようにペンタブが使えない…そんな時は
初めてペンタブで絵を描いてみると、おそらく誰もが「思うように線が引けない」と感じると思います。
あまりにも描けないので、そこで挫折してしまい、ホコリをかぶっているペンタブも多いはず…。
こればかりは慣れなのでどうしようもありませんが、そこでおすすめなのが、しばらくペンタブでパソコンの操作をする方法です。
ペンタブの操作性に慣れてしまうと、線も描きやすくなります。
また、どうしてもすべって描きにくいと感じるなら、紙を敷いてマスキングテープなどで固定すると描き心地が格段にアップします。
しかし摩擦によってペン先がかなり消費するので注意が必要です!
まとめ
アナログの場合は紙やペンなどの消耗品が必要ですが、デジタルであればほとんど買い足す必要なく、極端に言ってしまえばパソコンとペンタブさえあれば、無限に絵を描くことができます。
そしてペンタブは持っていると、いざという時に意外と役に立つのをご存知ですか?
イラストを描くだけではなく、写真の加工や切り取りに、ペンやカッターを使う感覚で使用できます。
年賀状でお馴染みの挨拶も自分の字で書くこともでき、時短だけではなく、手書きでちょっとした温かみを添えることもできます。
挫折してしまったら…という不安に負けず、この記事を参考にして、ぜひ自分に合ったペンタブを購入してみてくださいね。