初心者が液タブを選ぶ際のポイントを紹介!重要なのはコスパ?

液晶ペンタブレット(液タブ)

XP-Pen 液晶タブ Artistシリーズ FHD IPSディスプレイ 22インチ カスタマイズ エクスプレスキー16個 Artist 22E Pro

液タブを利用した事がない方は、どのような機種を購入したら良いのか悩んでしまいがちです。

もし、自分の好みに合わない機種を購入してしまえば、お金を無駄にしてしまったと思うので、注意しなければいけません。

そこで初心者でも利用しやすくて、満足しやすい液タブの特徴を紹介するので、どの機種を購入すべきか悩んでいる方は、参考にしてみて下さい。

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初心者が液タブを選ぶ際のポイント

初心者が、液タブを選ぶ際には、コスパが優れている上に、利用しやすい機種を購入したほうが良いです。

なぜ、このような機種が必要なのか分からない方は多いと思うので、その理由を解説していくので、みていきましょう。

適度なサイズ

液タブは、板タブとは違って、ペンタブの本体部分にイラストが表示されます。

そのため、視線はパソコンではなくて、液タブのほうになってしまうので、本体のサイズが極めて重要です。

サイズが小さすぎてしまえば、イラストが見えづらくなってしまいますし、サイズが大きすぎたらパソコンデスクにあまり物を置けなくなってしまいます。

初心者の場合には、自分が利用しやすいサイズが分かりづらいので、適度なサイズを選ぶようにして下さい。

適度なサイズであれば、ある程度までイラストが見えますし、パソコンデスクに様々な物を置く事もできます(パソコンデスクの大きさによって違いがあるので注意)。

筆圧レベル

液タブには、様々な機能があって、効率性を左右するもので『筆圧レベル』があります。

筆圧レベルは、専用ペンにかける力の入れ具合によって、線の太さを調整する事ができます。

板タブの場合であれば1024レベルの機種が多くなっていますが、液タブの場合であれば2048レベル以上の機種が多くなっているのです。

レベルの高い機種であれば、8192レベルまであります。

8192レベルもあれば、極細から極太の線まで描き分ける事ができるので、短期間でイラストを制作する事が可能です。

2つのタイプ

ペンタブを利用した事がない場合には、板タブと液タブのどちらが、自分にとって利用しやすいのか把握しておく事が重要です。

板タブは値段が安い代わりに、イラストがパソコンで表示されるので、あまり頭を下のほうへ傾けなくてもイラストを制作できるというメリットがあります。

それに引き換え、液タブの場合にはペンタブ本体にイラストが表示されるので、ある程度まで頭を下のほうへ傾ける必要があるのです(一部の機種ではパソコンにイラストを表示しながら制作する事が可能)。

首に負担をかけてしまいますが、アナログで紙にイラストを描く状況に近いので、初心者でも液タブを利用しやすくなっています。

値段と性能

初心者の場合には、液タブを購入した後に、機能を満足できない可能性があります。

そのため、最初から高額な機種を購入しないで、値段が安い機種のほうが、おすすめです。

仮に、機能に満足できなくても、値段が安ければ、それほど後悔する事はないでしょう。

ただし、値段ばかりに注目していたら、機能が低すぎる場合もあるので、値段と機能のバランスに注目して液タブを購入したほうが良いです。

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画力をアップさせるコツ

今まで液タブを利用していなかった場合には、本来の画力を発揮する事は難しいです。

そのため、短期間で液タブの操作に慣れる方法を紹介するので、参考にしてみて下さい。

画像をトレース

古来より、多くの画家たちが画力をアップさせる方法の一つとして、他の画家の作品を模写する方法がありました。

この方法は現代でも有効なので、他のイラストレーターや画家が制作した作品の画像を模写する方法があります。

現代であれば、インターネットまたは画集で、多くの作品を模写する事が可能です。

実際に、作品を模写すれば、キャラクターや背景の下描きから着色まで参考にする事ができます。

書籍を利用

液タブを利用する場合には、専用ソフトも利用する必要があるので、操作法を覚えておかなければ、イラストを制作する事は難しいです。

専門学校で、専用ソフトの操作法を学ぶ方法もありますが、多くの学費が必要になってしまいますし、様々な事を学ぶ必要があります。

しかし、書店で販売されている書籍には、専用ソフトの操作法について学ぶ事ができるので、手短に操作法を学びたい場合には書籍を利用した方が良いです。

おすすめの専用ソフト

デジタルのイラストを制作できる専用ソフトはいくつもあって、その中でも人気が高いのが『Clip Studio PAINT PRO』や『Illustrator』です。

この2つのソフトは、それぞれ特徴が大きく違うので、詳しく解説しましょう。

Clip Studio PAINT PRO

Clip Studio PAINT PROは、線を修正する機能が備わっているので、なめらかな線を引く事ができなくても、自然になめらかな線にする事ができます。

さらに『入り・抜き』が容易に描けるようになっているので、書き始めは細く描いて、少しずつ太くした後に、線を細くする事も容易です。

液タブでイラストを制作しようとしたら、線がハミ出てしまう事もありますが、Clip Studio PAINT PROには『ベクター用消しゴム』機能まで搭載されていて、ハミ出た線だけを消す事もできるのです。

Illustrator

Illustratorは、プロのイラスレーターも利用するほどの専用ソフトです。

ペンツールを利用して線を制作していくので、なめらかな線や真っ直ぐな線を引く事ができない方でも、ペンツールを活用する事によって、自由自在に線を引いていく事が可能です。

ただし、自由自在に線を修正していくためには『アンカーポイント』や『方向線』なども活用する必要があるので『ダイレクト選択ツール』も利用する必要があります。

操作を覚えるまで、時間をかけてしまいますが、自由に線を引く事ができればイメージ通りのイラストを制作する事ができます。

そのため、線を引く事が苦手な場合には、Illustratorはおすすめの専用ソフトです。

パソコン不要の液タブ

多くの液タブはパソコンを必要としますが、上位機種になればパソコンを必要としませんが、値段が高すぎるので、購入すべきか悩んでしまう方は多いでしょう。

そこで、パソコンを必要としない液タブについて紹介するので、参考にしてみて下さい。

パソコンの有無

液タブは値段が安い機種であれば、50,000円前後になっていますが、パソコンを必要としない上位機種の場合には150,000円前後にもなります。

値段だけで考えたら、パソコンを必要とする50,000円前後の機種のほうが良いと思ってしまうでしょう。

しかし、パソコンは値段が安い機種でも100,000円を超えてしまうので、総合的に考えたら値段はあまり変わりません。

優れた利便性

パソコンを必要としない液タブであれば、ペンタブ本体だけでイラストを制作する事ができます。

そのため、外でイラストを制作する事も容易になるので、友人にイラストを簡単に見せる事ができますし、スキマ時間を有効に活用する事ができるのです。

このように持ち運びに便利なので、引っ越しをする際でも、あまり手間暇をかけないで済みます。

まとめ

液タブを利用した事がない場合には、どの機種が自分にとって利用しやすいのか、分かりづらいので、値段が安い機種を選ぶ事が重要になります。

パソコンを必要としない液タブの場合には高額になってしまいますが、パソコンを持っていない場合であれば、コストを抑えられます。

そのため、自分が所有している機種によって、購入すべき液タブを決めたほうが良いです。

参考URL・参考文献・根拠など

https://raon-terastorys.com/digital/pentablet/eki-choose/
https://www.clip-studio.com/clip_site/clipstudiopaint/scenes/comic_illustration?net_top_pro