声優専門学校に通うなら一人暮らしと学生寮どっちが良いの?
声優を目指すために声優専門学校への進学を考えていたとしても、自宅からアクセスしやすい場所に学校がない場合があります。
専門学校によっては朝から夕方まで授業が入ることもあるので、あまりにも遠方の学校に通うのはモチベーションの低下に繋がることがあります。
そんな時、親元を離れて専門学校に通いやすい場所に引っ越すことを考える方がいるかもしれません。
ここでは、声優を目指すなら一人暮らしと学生寮どっちが良いかを見ていきたいと思います。
一人暮らしをしながら学校に通うメリット
一人暮らしをすることで声優専門学校の近くに住めば、朝の授業でも楽に出席することができます。
親元を離れて初めて一人暮らしをする方は、新しい生活にワクワクした気持ちでいっぱいになることでしょう。
一人暮らしをしながら声優専門学校に通うことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
専門学校に最も近い物件を自由に選べる
一人暮らしをする場合、声優専門学校から最も近くにある物件を選ぶことができます。
環境が良く過ごしやすい地域で暮らすことで気持ちも晴れやかになり、声優のレッスンにも力を注ぐことができるでしょう。
学校に通いやすい場所で一人暮らしをすれば、朝も良い時間に起床して、気持ちにゆとりを持って通学できて、心地良い状態で1日が過ごせるのでおすすめです。
プライバシーを保ちながら自由に過ごせる
一人暮らしをすることで完全にプライバシーが保たれます。
一人の時間ができることで声優のレッスンに集中することができたり、静かな時間の中で将来に備えて読書をしたりDVD鑑賞をするなどして感性を磨くことができます。
声優として将来活躍するためには、どれだけ自分の引き出しを増やしておくかが大切なので、自分一人の時間を大切にして過ごせる一人暮らしはメリットが多いのです。
アルバイトで帰りが遅くなっても何も言われない
声優専門学校に通いながらアルバイトをする方がいるかもしれません。
学校の授業が済んだ後、アルバイトが終わって帰宅するのは夜遅いこともありますが、一人暮らしなら帰りが遅くなっても誰からも何も言われないので自分のペースで過ごすことができます。
また、声優専門学校の中には演技指導を受けるコースもあるので、帰宅後に台詞を覚えるなど授業で必要なことの準備をしておく必要がありますが、そんな時でも一人の時間が多いので声優を目指すためにやるべきことに集中することができます。
一人暮らしをしながら学校に通うデメリット
一人暮らしは自分自身で生活のリズムを保つ必要がありますが、マイペースに自分の思った通りに行動できるところが大きな魅力です。
しかし、自分自身で食生活や体調を整えるなど自己管理を徹底する必要があります。
一人暮らしをしながら学校に通うデメリットについて見ていくことにしましょう。
食事の栄養のバランスが崩れてしまうことがある
一人暮らしをするとライフスタイルは自由になりますが、食事に気をつけるなど健康管理を自分でしなければなりません。
声優は独自の個性が評価されることで仕事の依頼がくるので、代わりの方がいないことから健康管理を徹底する必要があるのです。
一人暮らしの段階で、自分で健康管理ができるようになっておけば将来に役立つでしょう。
朝起きられない場合に学校に遅刻することがある
一人暮らしをしていると朝起きられない時に周囲に誰もいないので、場合によっては専門学校の授業に遅刻することがあります。
今や声優の仕事はアニメ番組や映画の声を担当するだけではなく、メディアへの露出が増えるなど多岐に渡るので中には早朝からの仕事が入ることもあります。
学生時代に朝自分一人で起床する習慣を身につけておくと声優になった時に1日の流れがスムーズになります。
病気になった時に思うように活動できない
一人暮らしをする時に最も気をつけるべきことは健康管理ですが、時には体調不良になってしまうこともあります。
誰かと一緒に住んでいれば身体が思うように動かない時でも食事などのお世話をしてもらえますが、一人暮らしは体調が悪い時でもすべて自分で身の回りのことをしなければならない点がデメリットのひとつです。
病気になった時の不便さを体感することで、体調管理を徹底することを心に決める方がいるかもしれません。
学生寮に入って学校に通うメリット
学生寮にも様々な種類があり、ほとんど一人暮らしと変わらないスタイルのものもあれば、寮母さんがいてほかの生徒と共同生活をすることもあります。
自分に合ったスタイルの学生寮を選ぶことが大切ですが、学生寮に入って声優専門学校に通うことにはどんなメリットがあるのでしょうか。
声優専門学校の生徒と一緒に暮らせる
学生寮に入ることで同じ声優専門学校に通う方と一緒に暮らすことになります。
寮によっては一人ずつ個室で生活できるので、プライバシーが守られた状態で周囲に人がいることで安心して暮らすことができます。
同じ夢を持った仲間と親睦を深めたり、将来に備えて帰宅後に学校で学んだことを一緒に復習したりするなど目的意識を持って過ごすことができます。
寮母さんがいる寮は安心して生活できる
学生寮の中には寮母さんがいて、食事のお世話をしてくれることがあります。
学生の方が一人暮らしをしていると、コンビニ弁当や外食などを頼りがちですが、栄養バランスが良い食事が提供される寮であれば健康管理しやすいでしょう。
声優は身体が資本なので、食事を通してしっかりと身体作りをしておくことはプロを目指すために必要なことなのです。
声優専門学校に通学しやすい場所にある
声優専門学校の学生寮は学校から通学しやすい場所にあるので、毎日の授業をゆとりを持って受けることができます。
また、一人暮らしに比べて多くの学生と共同生活をしていたり、身近な場所に寮母さんがいたりするなどセキュリティの面で安心感がある点も学生寮の良さです。
学生寮に入って学校に通うデメリット
学生寮に入ることを通して共同生活をすることが多いので、親元を離れて暮らす場合でも寂しさを感じにくいかもしれません。
しかし、様々な個性を持った多くの方と共同生活をすることには、楽しいことと面倒なことが半々である可能性があります。
学生寮に入って声優専門学校に通うデメリットについて見ていくことにしましょう。
気が合わない人とも一緒に暮らすことになる
学生寮には声優になるという同じ目的を持った仲間が多くいるので、共通の話題で盛り上がることもあり、楽しく生活することのほうが多いでしょう。
しかし、たくさんの方と共同生活をすることから、中には気が合わない方もいるかもしれません。
気が合わないと感じる方とでも調和を保ちながら共同生活をすることができれば、声優として現場に立った時にひとつの目標に向かって共演者やスタッフの方と協力し合うことができるでしょう。
自分が希望する地域に寮がない場合がある
声優専門学校の寮の中で学校から最も近い場所にある寮が満室である場合、通学はしやすいもののやや離れた地域にある寮に入ることになる可能性があります。
また、周囲の環境が自分のイメージと違っているなど、希望した通りの場所で暮らせないことがある点が学生寮に住むことのデメリットのひとつです。
まとめ
声優専門学校に通う際に、人によっては親元を離れて暮らすことになる場合があります。
一人暮らしと学生寮を比較すると、それぞれメリットもあればデメリットもあるので自分に合うほうを選ぶと良いでしょう。
どちらも声優を目指す上で役立つポイントが数多くあるので、専門学校で授業を受けることだけではなく、生活そのものも声優を目指すために役立てることができます。