声優専門学校を選ぶ際には数が重要?入学すべき所に注意!
プロの声優になりたくて、インターネットで入学すべき専門学校を検索してみた方は多いでしょう。
実際に『マイナビ進学』のサイトには、声優専門学校は41件もヒットします(2019年4月11日時点の情報)。
これだけ数が多い専門学校があるので、どこを選べば良いのか悩んでしまうでしょう。
実は、声優専門学校を選ぶ際には『数』が重要になっていくので、その理由を詳しく説明していきます。
声優専門学校は大都市に多い
声優専門学校は、残念ながら全国の都道府県にある訳でもなく、大都市に集中しています。
しかし、大都市にある専門学校を選んだら、様々なメリットがあるので詳しく解説しましょう。
関東は東京に集中
日本の総人口は、約1億2000万人もいますが、実は関東には4000万人以上もの人口があります。
東京だけでも人口は約1380万人・神奈川県は約917万人・埼玉県は約732万人・千葉県は約626万人・茨城県は約288万人・栃木県は約194万人・群馬県も約194万人もいます(2019年4月時点の情報)。
北関東地方はともかくとして、首都圏であれば、どこの県であっても多くの人口を抱えていますが、残念ながら声優専門学校は東京に集中しているのです。
そのため、関東地方に住んでいる方であれば、多くの方たちが東京の専門学校を選ぶ事になってしまうので、注意しなければいけません。
充実した設備
関西地方や九州地方であっても、声優専門学校は、大阪府や福岡県のような大都市がある所でなければ、声優専門学校が少ないのが現状です。
しかし、大都市に立地している専門学校には充実した設備が完備されているので、通学する事に苦労したとしても、学ぶメリットは大きいのです。
自宅から近い所に、声優専門学校がない場合には、通学する事を諦めたくなるかもしれませんが、多くの所では学習期間が短くなっているので通学時間が長くなっても入学してみる事をおすすめします。
オーディションを受けやすい
東京に立地している専門学校に入学したら、オーディションを受けやすいというメリットがあります。
実際に、声優プロダクションの多くは、東京都にあるのです。
プロの声優になるためには、声優プドラクションのオーディションに合格する必要があるので、東京都に住んでいれば、多くのオーディションを受ける事が可能です。
そのようなメリットがあるので、東京都で独り暮らしを始めて、東京の専門学校に入学したほうがプロデビューできる可能性は高くなります。
声優専門学校の数で注意すべきポイント
声優専門学校を選ぶ際には、注意すべき数が、最低でも3つはあります。
それは、学習時間・学費の高さ・通学時間などです。
これらの数に注意しなければ、プロデビューする事は難しくなってしまうので、詳しく解説しましょう。
学習時間
高校を卒業して、授業に集中できる環境にある方であれば学習時間に注意する必要はありません。
それでは、誰が注意しなくてはいけないのかと言えば、社会人の方やアルバイトをしている方たちです。
社会人やアルバイトをしている方であれば、1日8時間以上も学習する事は難しいでしょう。
アルバイトであれば、ある程度まで時間をズラす事ができても、8時間以上も学んだ上に、アルバイトをしていたら体調を崩す原因にもなります。
そのため、働きながら学ぶ場合には、夜間や土日に学べる所を選んで下さい。
学習時間は減ってしまいますが、体にかかる負担を軽減する事ができるので、検討してみる価値があります。
学費の高さ
経済的に余裕がない場合には、学費の高い所を選ばない事が重要です。
もしも、経済的に余裕がないのに、学費が高い専門学校へ入学した場合には、親御さんに大きな負担をかけてしまうので、可能であれば学費の安い所を選ぶ事が重要になります。
さらに、専門学校によっては、学費を免除してくれる所もあるので、入学する前に自分が学費を免除してもらえるのか確認してみて下さい。
通学時間
声優を目指す際には、少しでも発声練習をしたりセリフを覚えたりしなくてはいけません。
多くの練習時間を確保する必要がるので、あまりにも通学時間をかけてしまう専門学校へ入学してしまえば、声優を目指しているライバルたちに遅れを取ってしまう事になるので注意しなければいけません。
自宅の近くに声優専門学校がない場合には、学生寮を用意している所を選んだほうが良いでしょう。
学生寮であればセキュリティー対策をしている所もあるので、女性でも気軽に学ぶ事も可能です。
声優専門学校を選ぶ際のポイント
声優専門学校を選ぶ際には、数の他にも抑えておくべきポイントがあります。
そのポイントを抑えておかなければ、イメージしたものと違ってしまうので、詳しく紹介しましょう。
自分に向いたカリキュラム
私はかつて、デザインの専門学校に入学した事がありましたが、そこではデザインだけではなく、プログラムも教える学科しかなかったのです。
私が所属したのは『マルチメディア科』だったので、プログラムの授業がある訳はないと思っていたのですが、後悔しても手遅れでした。
すでに両親には多くの学費を払ってもらっていたので、デザインとプログラムの両方を学ぶという中途半端な学校でした。
このように自分に向いていないカリキュラムを用意している学校は、デザインだけではなく声優でもあり得るので、入学する前にカリキュラムの内容を確認しておきましょう。
将来のビジョンを考えて入学
アニメが好きで声優になった方は、アニメの吹き替えの仕事に就きたいと思っているでしょう。
しかし、声優には様々な仕事があって、ナレーションをする声優もいれば、ダンスをする声優もいます。
声優専門学校は、多くの職業に対応できるように、ナレーションの仕事を教えている所もあれば、ダンスも教えている所もあるので自分が学びたいと思える所を選ぶようにしましょう。
声優で注意すべきポイント
専門学校を卒業して、念願のプロデビューを果たしたとしても、注意すべきポイントがあります。
そのポイントを知らなければ、後悔する事になってしまうので、注意点について説明します。
SNSの使い方
今では、多くの日本人たちが『SNS』を利用していますが、声優になった以上は『プライベート用』と『プロ用』として、2つのアカウントを作ったほうが良いです。
なぜなら、今まで利用していたプライベート用のアカウントでは、プロにふさわしくないツイートをしている場合があるからです。
プロ用のアカウントだけ公開しておけば、プロにふわさわいツイートだけしておく事は容易なので、2つのアカウントを使い分けるようにしましょう。
アルバイト選び
プロデビューを果たしたとしても、最初から声優の仕事だけで生活をできる方は、ごくわずかです。
生活費を稼ぐためには、アルバイトをする必要がありますが、急に仕事を頼まれる事もあります。
そのような時に、アルバイトを優先してしまえば、再び仕事を貰う事は難しいので、可能であれば『クラウドソーシング』を利用して在宅ワークで稼いだほうが良いです。
実際に、クラウドワークスやランサーズなどのサイトでは、自宅でも仕事ができるものを多く紹介しているので、プロの声優になって収入が少ない場合には在宅ワークで生活費を稼ぐ事を検討したほうが良いでしょう。
まとめ
声優専門学校は、数が多いのですが、多くは大都市に集中しているので、地方都市に住んでいる方は注意しなければいけません。
通学時間が長くなっても入学するメリットは多いので、自宅から近い所に学校がなくても、通学するメリットはあります。
ただし、通学時間があまりにも長くなってしまえば、練習時間が短くなってしまうのです。
可能であれば、専門学校の近くの学生寮またはアパートに住んで、通学したほうが良いでしょう。
参考URL・参考文献・根拠など
https://uub.jp/rnk/p_j.html
https://shingaku.mynavi.jp/zenkoku/search/dt/?ctd1=2&wc=21&wcd=211&w=294
https://ha.athuman.com/pa/list/column/028610.php
https://www.seiyu-target.com/entry/seiyuu-sns
https://seiyu2naru.com/real/subwork2.html