小型の液晶モニタで目に優しいものは?4つのおすすめ商品
狭い場所で使う液晶モニタは、やたらと大きいものよりも、少し小さいサイズの方が適しています。
小型の液晶モニタなら、長い視聴距離を確保できない場合でも、快適に映像を見ることができるのです。
そのとき、目に優しいことを優先したいなら、それぞれの商品の特徴をよく知っておく必要があります。
では、小型で目に優しい4つの液晶モニタの特徴を、詳しく説明していきましょう。
I-O DATA 20.7型 EX-LD2071TB
この商品の目に優しいポイントは、フリッカーレスとブルーリダクションです。
フリッカーレスというのは、画面のちらつきを抑える設計のことであり、映像を見やすくする効果があります。
画面がチラチラしすぎるようだと、どうしても目に負担がかかってしまい、疲れることが多くなります。
そうしたデメリットを防ぐためには、フリッカーレスが役立ちます。
フリッカーレスで画面のちらつきが軽減されていれば、目に負担をかけずに、映像を見続けることができるのです。
そのため、仕事などで長く画面を見つめることが多いなら、ぜひおすすめです。
そして、ブルーリダクションは、液晶画面から出るブルーライトを抑える機能になります。
ブルーライトは、太陽の光にも含まれている強い光なので、あまり量が多いと、目に負担をかけてしまいます。
この商品は、そのブルーライトを5段階に調節することができるため、目の負担を減らすには最適です。
画面に貼るフィルムや専用のメガネを使わなくても、しっかりブルーライトを抑えることができます。
チルト機能
目に優しい液晶モニタを選ぶのであれば、チルト機能も重要なポイントになります。
チルト機能とは、液晶モニタの角度を調節できる機能です。
この機能をうまく使い、自分が見やすいと感じる快適な角度にすることができれば、目の負担をより軽減することができるのです。
見づらく感じる角度のまま、我慢して使い続けたりすると、目の疲れを防ぐことはできません。
ストレスを感じることのない最適な角度を見つけて、しっかりと負担を減らしていきましょう。
この商品は、前に5°、後ろに20°まで動かせるようになっているので、使う前にチェックしておくことをおすすめします。
BenQ GW2270HM 21.5インチ
この商品の目に優しいポイントは、ブルーライトの軽減モードがこまかく設定されている点です。
ブルーライトを抑えるという点では、I-O DATAのものと同じですが、その調整方法は異なります。
この商品では、4つの用途に合わせて、それぞれに適したブルーライトの抑え方ができるのです。
搭載されているのは、閲覧・ウェブサーフィン・マルチメディア・オフィスの4モードであり、その用途に合うように、輝度や色温度を調整していきます。
そうすることで、閲覧に最適な軽減モードや、ウェブサーフィンに最適な軽減モードが選択でき、より快適に使えるようになっているのです。
用途に合った軽減モードがあれば、目の疲れもしっかり抑えることができます。
また、フリッカーフリーのバックライトも搭載しているため、画面のちらつきによる負担も少なくなっています。
黒が深い
この商品のもうひとつの特徴は、3000:1のネイティブコントラスト比があることです。
そのような高いコントラストがあると、映像の中の黒い色が、よりくっきりと深いものになります。
これには、映像を引き締める効果があり、きれいな映像を見るためには重要なポイントです。
黒い色が変に明るく見えたりすると、映像全体がぼんやりしている印象を受けることもありますが、濃く深い黒なら、キュッと引き締まった感じになるため、見やすさが向上します。
目の疲れを軽減することも大切ですが、見やすいきれいな映像の方も重視するなら、この商品がおすすめです。
LG 22MK430H-B 21.5インチ
この商品にも、ブルーライトを抑える機能やフリッカーセーフ機能があるため、目の負担を軽減する効果はかなり高くなっていますが、それ以外にも注目すべき点があります。
それが、「SUPER Resolution+」という機能です。
この機能は、低解像度の映像を見たいときに役立ちます。
解像度が低い映像は、普通に液晶モニタに映しても、あまりきれいに見えません。
どうしてもぼやけた粗い映像になってしまうので、かなり見づらく感じてしまうのです。
そのような見づらい映像を無理に見続けていると、目の疲労は大きくなってしまいます。
この問題を解消するためには、SUPER Resolution+が最適です。
SUPER Resolution+の超解像技術は、低解像度の映像であっても、高精細な美しい映像として表示することができます。
それなら、目に余計な負担はかかりません。
ぼやけた感じが軽減されていれば、目を凝らすようにしなくても、すんなりと映像を見ることができるようになります。
ソフトに合ったモード
この商品には、「My Display Presets」という機能があり、ソフトごとに見やすいモードを設定できるようになっています。
例えば、Excelを使うときにはブルーライト低減モード、Windows Media Playerならシネマモードといった具合に、あらかじめ適したピクチャーモードを設定しておくことができるのです。
この機能を使えば、ソフトを起動すると同時にピクチャーモードが切り替わり、いちいち設定しなくても、すぐに見やすい映像にすることができます。
ソフトを起動するたびに設定のチェックが必要な場合、面倒になってそのまま使ってしまうこともありますが、見づらい映像を放置していたのでは、目の疲れを軽減できません。
しかし、この機能があれば、自動的に最適な設定になるので、目に優しい点を重視して選ぶなら、ぜひおすすめです。
ノングレア
この商品にはIPSパネルが使用されており、光の反射が少ないノングレア液晶になっています。
光沢のあるグレア液晶だと、角度によっては光が跳ね返ってしまうため、まぶしさを感じてしまうことがありますが、ノングレアならそうしたデメリットはありません。
また、どの角度から見ても色の変化がなく、常に美しく見やすい映像を楽しむことができるのです。
この点も、目の負担を軽減するためには重要なポイントになるので、選ぶときはよく見ておきましょう。
ASUS VZ229H 21.5インチ
この商品の注目すべき点は、ブルーライトを軽減するフィルターが4種類用意されていることです。
ブルーライトを抑えるというだけなら、他の商品にも備わっている機能ですが、そのためのフィルターが4種類あり、ワンタッチで簡単に切り替えられるというのは、この商品ならではの特徴になります。
搭載されているのは、通常のWebブラウジングに使う20%ダウンのフィルター、写真やビデオ鑑賞に適した30%ダウンのフィルター、読み書きが快適にできる50%ダウンのフィルター、暗い場所で使うための70%ダウンのフィルターです。
この4つをうまく使いこなして、目の負担を軽減していきましょう。
また、この商品もノングレアなので、光の反射や色の変化といったデメリットがないことも、目に優しいポイントです。
まとめ
小型の液晶モニタは、設置するために広いスペースを確保しなくてもよいため、狭い場所で使うにはとても便利です。
ただし、目に負担がかからない点を重視するのであれば、慎重に選ぶようにしましょう。
小型の液晶モニタにもいろいろな商品があるので、目の負担を軽減できる機能があるか、よく見て選ぶことが大切です。
ここで紹介した商品は、いずれも優れた機能を備えているので、ぜひチェックしてみてください。