小学生から学べる!おすすめプログラミングスクール4選
2020年から、小学校でプログラミング教育が必修化されます。
親世代にとってプログラミングは仕事で使用している方以外の方にとっては未知の領域。
そのため「今のうちから子どもにプログラミングを習わせたい」と考えている保護者の方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、小学生から学ぶことができるおすすめのプログラミングスクールをご紹介します。
IT人材の不足が必修化の背景
どうして突然プログラミングが必修化されたの?
と感じている保護者の方もいるのではないでしょうか。
その背景には、IT人材の不足があげられます。
2016年に経済産業省が発表した資料によると、なんと2030年にはIT人材の不足は加速し、最大で79万人不足すると試算されています。
現在でも人工知能の発展やネットの技術の革新などが年々進んでいます。
そのため今後ますますこの状況が加速することは目に見えています。
そのためプログラミングを必修化することに踏み切ったのです。
また今の子どもたちは、どんな職業に就いたとしてもITとは無縁ではいられなくなるはずです。
そのため今の子どもたちは、生きていくために必要な知識としてプログラミングは欠かせないと考えられています。
プログラミング教育必修化の課題は?
2020年度のプログラミング教育必修化に向け、課題もたくさんあります。
もっとも危惧されていることは、「プログラミングの知識を持つ教員が不足している」ということです。
プログラミングは、しっかりとした知識を持つ人が教えないと、楽しさを伝えることは難しいと考えられています。
せっかく授業で取り入れられても、教員の知識不足により正しい知識を教えてもらえなかったり、プログラミングの楽しさを味わうことができなかったりすると意味がありません。
そこで必修化の前に、プログラミング教室で正しい知識を身につけ、楽しさを味わっておくことが重要なのです。
せっかくプログラミングを習うのですから、しっかりとした専門の方に、楽しく使える知識を学んでいきましょう。
おすすめプログラミングスクール4選
では早速おすすめのプログラミング教室をご紹介します。
テック・キッズ・スクール
テックキッズスクールは大手IT企業の「サイバーエージェント」の子会社が運営するプログラミングスクールです。
小学生を対象としています。
コースは継続して通学する「継続コース」短期集中で学べる「短期集中コース」自宅でオンラインで学べる「オンラインコース」があります。
授業は教材学習、オリジナル開発、プレゼンテーション講習、成果発表といった流れで進められます。
プログラミングを通し、自分のアイディアを実現させる能力をはぐくむのが目標です。
このスキルは、プログラミングだけではなく、今後の学習などにも生かされそうですね。
教室は、東京都のほかに大阪、名古屋、横浜などにあります。
テント
2011年にさいたま市でオープンしたプログラミングスクールです。
この名前には、「子どもたちを情報の嵐から守るテントでありたい」という思いが込められています。
テントは小学校から高校生までが学ぶことができます。
この教室の特徴は、寺子屋スタイルで学べるところ。
年齢の違った子どもたちが一つの教室に集い、自由に学習を進めていきます。
この学習環境は、講師陣に、現役のエンジニアなど経験豊富な人材がそろっているから実現できているのです。
他のスクールでは、講師陣のほとんどが大学生です。
しかしここでは社会人経験のある講師が教えることで、プログラムの技術だけではなく、プログラマーの文化を伝えることもできます。
現在教室は、さいたま市のほかに東京都内、横浜市などにもあります。
コーダードージョー
コーダードージョーは、プログラマーや、エンジニアなどのボランティアによって運営されています。
この取り組みは、2011年にアイルランドで始まったもの。
これが2012年に日本にも伝わりました。
日本で最初に始まったのが下北沢です。
この活動は一つの団体が行っているわけではありませんが、活動の理念に賛同する方が全国で教室を開き、現在は日本全国に30以上の教室があります。
どの教室も無料でプログラミングを学ぶことができますが、場所代などがかかることも。
しかし一般的なプログラミング教室は月謝が高額なことが多いので、月謝がかからずにプログラミングを学べるのはうれしいですね。
リタリコワンダー
リタリコワンダーは、小学生から高校生までが対象のスクールです。
子どもたちが「遊ぶように学び、自ら考えて作り、伝える力」を育成することを目標としています。
子どもの興味にあわせ、幅広い講座が用意されており、より楽しみながら学ぶことができるでしょう。
スモールステップで教えてくれるので、プログラミング初心者の子どもでも安心です。
また3Dプリンターなどを使い、ものづくりに挑戦するコースもあり、創造力をはぐくむこともできます。
教室は、東京都内、横浜市、川崎市にあります。
プログラミングスクール選びのポイントは?
ではプログラミング教室は、どういったことに気を付けて選ぶとよいのでしょうか。
子どもの能力ややりたいことに合わせたスクールを選ぶ
まず一番大切なのが、子どもの能力ややりたいことに見合ったスクールを選ぶということ。
プログラミング初心者の子どもの場合、何をやりたいかどころか、プログラミングで何ができるのかすらわかっていないことがほとんどです。
この場合、楽しみながら簡単にプログラミングが学べるよう工夫されている教室を選びましょう。
「これがやりたい」と決まっているお子さまの場合、それに見合ったプログラミングが学べる教室を選ぶことが大切です。
学習スタイルを確認
プログラミングスクールは、学ぶ期間や学び方などスクールによって形式が異なります。
それらをしっかりと確認し、お子さまに合ったところを選ぶことが大切です。
授業スタイルには、主に以下のようなものがあります。
●一斉レッスン型
一斉にレッスンをするスタイルです。
取得するスキルなどによってクラス分けされています。
●寺子屋型
子ども一人一人が自分のペースで自由に学ぶスタイル。
マイペースなお子さまや、やりたいことがはっきりとしているお子さまにピッタリです。
●短期集中型
夏休みなどに行われます。
近くに教室がないという方におすすめです。
●オンライン型
自宅で学べる学習スタイルです。
近くに教室がない場合に便利です。
特に小学生のお子さまにおすすめなのが、「授業参観ができる教室」「成果を発表する機会がある教室」です。
講師の質はどうか
プログラミング教室の中には、高い月謝を取っておきながら専門性の低い講師を使っているところもあります。
どのような講師を使っているのかは重要なポイントです。
大学生でも、しっかりとした専門的な知識のある学生なら大丈夫ですが、基本的には社会人経験のある講師も在籍しているところを選んだほうがいいでしょう。
プログラミングは今が旬。
金儲けしか考えていない悪質な教室も増えていますので、しっかりと見極めることが大切です。
まとめ
プログラミングは、これからの子どもたちには欠かせないスキルとなりそうですね。
しっかりと使える知識を身につけるためには、学校だけに任せるのではなく、プログラミングスクールで専門の方にしっかりと学ぶのがおすすめです。
将来使えるスキルを身につけるためにもプログラミングスクールを利用し絵見てはいかがでしょうか。