小学生向けのプログラミングスクール!Switchの特徴とは?
小学生向けのプログラミングスクールも、ここ数年でじわじわ数が増えてきています。
それはやはり、小さいうちからプログラミングを学んでおくことの重要性に多くの保護者が気がついたからでもあり、ネット環境に触れる年代の低年齢化により、子供たち自身が興味を持ちやすくなったということもあるでしょう。
ただいずれにしてもたくさんスクールがあるとどこに行けばいいのかわからなくなる。
そこでここではそのうちの一つである、Switchの特徴についてみていきます。
Switchは基本2種類のコースで学んでいくプログラミングスクール
プログラミングスクールには、いくつかのコースがあることが多いですが、小学生向けの場合には、キッズコースとひとくくりにされてしまうことも珍しくはありませんでした。
しかしSwitchの場合には、基本的には2種類のコースがあります。
一つは、Scratchというプログラミング言語を使って勉強をしていくコース。
もう一つは、マインクラフトを利用して勉強をしていくコースになります。
ではこれらの二つのコースは、どう違うものになるのでしょうか?
より慣れた子向けなのがマインクラフトコース
これらの二つのコースの違いは、ざっくり言えばより感覚的なのがScratchコースで、より実際のプログラミングに近いのがマインクラフトコースだということになります。
基本的にはScratchコースは、プログラミングのブロックを動かしたりしてプログラミングをするような、プログラミングの基本的な考え方を学んでいくコースだと思えばわかりやすいです。
何をどうすればどうなるのか、どうしてこういうことが起こっているのか、そういうプログラミングの構造みたいなものを理解して、より興味を持つようにしていきます。
子どもにとってはまずは興味を持つことが大切になるので、こうした感覚的なことで、本質的なところの理解が出来るのは大きなメリットです。
それに対してマインクラフトコースは、実際に英文をタイピングしてプログラミングをしていきます。
ブロックを動かすだけのScratchコースに対して、実際に英文をタイピングまでするわけですから、より慣れている子向けなのは明白です。
このコースでは、タイピングスキルも学んでいくことが出来ますし、英語への抵抗もよりなくしていくことが出来ます。
また当然、より深くプログラミングについても理解できるようになる。
それがメリットですね。
料金は1万円か1万4000円のどちらか
コースがいくつかあると、料金形態が分からなくなりがちですが、Switchの料金形態はわかりやすいです。
月に2回、90分のレッスンがあるコースでは月会費は1万円。
月に4回90分のレッスンがあるというコースでは1万4000円になるんです。
なので、月に4回90分のレッスンがあるコースの方が、明らかにコストは安くなります。
90分が2回で1万だと、1回のレッスンは5000円。
しかしそれが4回で1万4000円になると、1回のレッスンは3500円になります。
だから、もしなるべくお得に子供たちにプログラミングを学ばせていきたいのであれば、月に4回のコースを契約するのがおすすめです。
入会金は1万5000円
月に1万円か、あるいは1万4000円かかるというのは、実はプログラミングスクールとしては安いほうではありません。
月額制の大人のプログラミングスクールでは、月に1万2800円という料金設定のところがあります。
また月額制は月額制でも、大人のプログラミングスクールの場合には、月に4回しか学べないということはなく、基本的には学びたいときに学びたいだけ学べるスタイルであることが多い。
なので、やはりかかるコストはSwitchの方が高くなります。
また、Switchでは、月会費に加えてさらに入会金がかかります。
それが、1万5000円。
この入会金に関しては、大人のプログラミングスクールよりも安いことがほとんど。
大人のプログラミングスクールでは、月額1万2800円のところは、入会金が12万8000円となっています。
なので、確かに月額は高いですが、入会金とのトータルで見ると、プログラミングスクールとしてはお得になります。
家にパソコンがなくても安心
基本的にはSwitchでは、教室にパソコンが用意されています。
だから、もし家にパソコンがなくても、安心して通うことが出来ます。
これが大人用のプログラミングスクールの場合、そういうわけにもいきません。
大人用のプログラミングスクールでは、パソコンを使ってオンラインで勉強をするというところが多いです。
ましてや大人用のプログラミングスクールでは、そこでの勉強を終えたあとにも、自主的に勉強した方がよいのは明白です。
それをするためには、家にパソコンが必要。
でも子供の場合には、自宅で何かをやろうとしても、教えられないことも多いですよね。
その結果、よくわからなくなって挫折してしまう可能性もある。
もちろんもっと興味をもって自主的に勉強をし始める可能性もありますが、リスクも大きいので、家にパソコンがないならないで良かったりもします。
必要性があるわけでもないし、ないこともメリットがあるのですから、買わないという選択肢もあり。
その選択肢を持てるのは、経済的には嬉しいです。
買うならばそれなりにコストがかかる
もしパソコンを買わないといけないとなると、まずまずのコストがかかってきてしまいます。
というのも、こうしたプログラミングの勉強をするためのパソコンは、やはりそれなりのスペックは欲しいものなのです。
あまりスペックが低いパソコンだと、やたら動きがおもたくて、そのせいでスムーズに勉強ができない可能性も出てきます。
さくさく動かしてスムーズに勉強していくためには、ある程度のスペックは必要。
でも基本的に、パソコンの値段はスペックに比例します。
つまり、スペックが必要ようになればなるほど、コストもかかるようになるんです。
プログラミングの勉強をするパソコンにはスペックが必要なわけですから、やはりパソコンを買うとなるとすごくコストがかかるのです。
ジュニアプログラミング検定を受けることが出来る
Switchの特徴として、ジュニアプログラミング検定を受けることが出来るということも挙げられます。
ジュニアプログラミング検定とは、その名の通り子供のためのプログラミングの検定で、エントリーからゴールドまでの4つの級があります。
この検定を受けたり、試験に合格したりしても、特に公的な資格がとれるわけではありません。
なので将来その認定が何かの役に立つかというと、難しいところはあります。
ではそれは何のためにあるのか。
モチベーションアップに使える
これがあるのは、モチベーションアップのため。
特に目的もなく勉強を続けるのは難しいです。
特に子どもたちには目標が必要。
ゴールドに合格することを目標とすれば、少なくともそれをかなえるまでは興味がなくなる可能性は低い。
そうして、モチベーションを高く保つことが出来るようになるんです。
そういうモチベーションの高め方が出来るのが、Switchの特徴ですね。
まとめ
Switchというプログラミングスクールは、コースが適度に分けられていたり、検定があったりとモチベーションを高めやすいプログラミングスクールになります。
それでいて料金的にも大人のプログラミングスクールと比べると、トータルでは安いですし、パソコンも用意してくれているので余計なコストもかかりません。
なので、無駄なく通わせやすいプログラミングスクールだと考えて良いです。