悪い意見も多いけど…声優専門学校に行って良かったという意見4選
声優の専門学校は、「行かないほうが良い」とか「行っても養分になるだけ」とか言われることが多いです。
でも、それは本当にそうなのでしょうか?
実際に声優の専門学校に行っている人達の中には、声優の専門学校に行って良かったという声もあります。
そこでここではそんな、声優の専門学校に行って良かったという意見をまとめていきます。
同じ夢を持つ仲間と出会えた
声優の専門学校に行って良かったという意見の中で特に多いのは、同じ夢を持つ仲間にであえて、それが刺激になったという意見です。
実際に一人で声優を目指していると、周りは全員ライバルに思えて殺伐としてきます。
たしかに、周りがライバルであることには変わりはありません。
でも、刺激しあえるライバルと、ただただ疎ましいライバルでは、メンタルの置き所が全然違ってきます。
どう考えても、刺激しあえるライバルがいた環境で努力をした方が成長していけるんです。
そして実際に声優専門学校に行った方の多くは、そういうライバルと出会えてしかも成長することができている。
だからこそ、声優専門学校に行って良かったと思えているんです。
そんな仲間に出会えるのはやっぱり、声優の専門学校しかありません。
同じ夢を持つ仲間にはまず出会える
しかもこれは、人によってはそうはならないというようなものではありません。
声優専門学校なのですから、どこの専門学校に行っても、大なり小なり声優になりたいと思っている人が来るものなのです。
ということは、誰であってもまず同じ夢を持つ仲間には出会えるということになります。
もちろん中には合わない人もいるでしょう。
でも、たくさんの人がいるわけなんですから、間違いなく自分と波長が合うような、良きライバルとなれる人はあらわれてきます。
だから、少なくともライバルに出会って自分を高めることはできると思ってよいです。
早いうちにプロの仕事を学べた
声優専門学校では、プロのような設備でアフレコを勉強することができるところがほとんどです。
また、学校によっては制作の裏側を学ぶことができるところもあるんです。
そんなようなプロの仕事を学ぶことができるのは、やっぱり声優の専門学校だけになります。
演技などは、別に別のところでも学んでいくことはできます。
でも、そうした制作の裏側やプロが使う現場の使い方などは、なかなかわからないものなのです。
それを早いうちに学んでいけば、それを意識した勉強や声の出し方、演技の仕方ができるようになります。
つまり、より効率的に声優としてのスキルを高めることができるようになるんです。
その差はすごく大きいです。
声優として売れるための時間はあまり残されていない
声優には、新人であればあるほどに採用されやすいという特徴があります。
特にアニメ系の仕事では、ベテランになればなるほど採用されづらいんです。
それは、ベテランになればなるほどにギャラが上がるから。
アニメ制作業界は、とにかくお金がないんです。
だから、よほどその人がベテランの中でも抜けている実力を持っていない限り、その人が採用されることがなくなるのは当然です。
ということはつまり、なるべく早いうちにスキルを身に着けて、それを現場で日々昇華していかないと厳しいということになるんです。
それは、やっぱりある程度早いうちにしっかりとしたスキルを身に着けておく必要があるということ。
だから早いうちに効率的に勉強していけているか、それとも非効率的な勉強をしているかの差はすごく大きくなるというわけです。
幅広いことを学べたのが後々いきてきた
声優の専門学校で学ぶことができるのは、演技だけではないことが多いです。
中にはストイックに演技だけを学ぶというような学校もあるかもしれません。
でもほとんどのところでは、演技だけではなく歌や、今ではダンスなどもカリキュラムに組み込まれていたります。
それは、現代の声優さんにはそれだけのタレント性が求められているということになります。
そして実際にそれだけのタレント性がある方が売れています。
それは紅白などを見ていればわかりますよね。
そうして声優の世界で勝ち残っていくためのスキルを、専門学校で学べるというのはすごく大きいです。
これらは、独学で学んでいくのはやっぱり難しいですから。
特に歌は、早いうちのしっかりとしたレッスンを受けて、癖を矯正していくことができるかどうかがすごく重要になります。
カラオケなどの癖が残りがち
何十年か前であれば、まだカラオケ等も浸透していなくて、人が歌を歌う機会はあまりありませんでした。
でも今では、カラオケなどもありますし、別にカラオケでなくとも歌を歌う機会はたくさんあります。
配信などで。
だから、凄くたくさん歌を歌ってきている人がいるんです。
そして歌は、ある程度音が取れていて、かつ声が良ければうまく聞こえることもあるものなんです。
でも、よくよく聞いてみると多くの場合で声の出し方からして違うことがある。
しかしその歌い方でたくさん歌ってきていると、それが全然矯正できないんです。
声優としてのデビューを目指している人は特に、それを目指しながら歌の配信などをしがちです。
だから、余計に癖がつきやすいんです。
そうした癖を深刻になる前に直すことができれば、いざプロの声優になったとしても、しっかりとやっていける可能性が高くなります。
実際、それで感謝している人がたくさんいるんです。
折れない心が身についたのが良かった
声優専門学校に入って良かったという声の中には、折れない心が身についたからよかったという声も多いです。
実際プロの声優になっても、仕事を得るためにはオーディションを受けないといけません。
ある程度売れればそれもいらなくなるかもしれませんが、それにはかなりの時間がかかります。
最初のうちはオーディションを勝たないといけないんです。
でも、オーディションに勝つのは簡単ではありません。
そうそう勝てない、落ちるのが普通なんです。
しかしオーディションに落ち続けると心が折れてしまうこともあります。
そこで必要になるのが、折れない心なんです。
冷静に何がダメだったのかを見つめなおして次のオーディションに活かしていく。
それが出来る人が、売れる声優になるんです。
だからそのための心を身に着けることができたことに感謝している人が多いというわけです。
なぜ折れない心が身につくのか
でも声優専門学校でなぜ折れない心が身につくんでしょうか?
それは、在学中にたくさんのオーディションを受けさせられたり、みんなの前で批評をされたりと、何かとメンタルの負担になることが多いからです。
ようは、慣れることができるんです。
慣れてしまえば、別にどんなことがあっても前向きにやっていけるようになります。
だからそれはすごく効果的です。
メンタルに不安がある方は特に、声優の専門学校でメンタル面を鍛えていくというのはすごくおすすめできます。
メンタルの強さなしにこれから先やっていくのは、かなり厳しいですから。
まとめ
このように、声優の専門学校に行って良かったという声は、意外とたくさんあるんです。
それは実際に、声優の専門学校が効果的であるということの証拠です。
たしかにすべての人を声優にできるわけではありません。
でも意味があることは間違いないので、行くことは決して無駄ではないですし、誰もが養分になるわけではないんです。