有機ELやプラズマもあるけど…他のテレビにはない液晶テレビのメリットって何?
テレビと一口に言っても、有機ELテレビもあればプラズマテレビもあり、そしてさらに液晶テレビもあります。
現在多くの方は液晶テレビを使っているでしょう。
そして次に買い替える際にも、多くの方は液晶テレビを買うことが多いのではないでしょうか。
でも、液晶テレビには他のテレビと比べてどんなメリットがあるのでしょう?
液晶テレビは価格が安い
液晶テレビの最大のメリットはやはり、これです。
価格が安いというのは、今の時代では何においてもやはり強いです。
たとえば家電だって、今はアイリスオーヤマがすごく強いです。
それは当然、商品自体の魅力もあるでしょうが、それ以上に価格が安いから強いということが大きいです。
また、ファッションなんてかなり前からそうです。
いつしか高い洋服は全然売れなくなっていき、今やほとんどの方がファストファッションで服を済ませています。
たまに高い服を買うとしてもそれはメルカリなどのフリマアプリでお得にゲットしている方が多いのではないでしょうか?
それから分かるように、もちろん質が良いのは大前提として、最近では高いものはあまり人気にはなりづらいのです。
それは当然テレビでも同じです。
やはり無理なく手に入れる事が出来るくらいの値段の液晶テレビは、かなり魅力的です。
有機ELテレビはまだまだかなり高い
有機ELテレビは、確かに製品自体はすごく魅力的な物ではあります。
ものすごく薄いのでものすごく現代的ですし、色味も綺麗な事が多いですから、欲しくなる人も多いでしょう。
でも、残念ながら有機ELテレビはすごく高いのです。
10万20万するのは普通です。
テレビはあくまでも娯楽のためであることが多いです。
そのテレビに、そこまでお金をかけることが出来る人は、やはり今の日本では決して多くはありません。
景気が良くなった良くなったと言われますが、共働きの世代はドンドン増えています。
それはつまり、二人で働かないとやっていけないからそうしているのです。
そして二人で働いていたら、テレビを見る時間はますます少なくなります。
だからやはり、あまりテレビにお金をかける意味もないのです。
そう考えると、液晶テレビの強さがわかります。
液晶テレビは寿命が長居
液晶テレビには、寿命が長いというメリットもあります。
たとえば、有機ELテレビはすごく高い割には寿命があまり長くありません。
平均すると3万時間程度で寿命がくるとされています。
対して液晶テレビの寿命は6万時間程度です。
なので、液晶テレビの方が倍くらいに寿命が長いのです。
寿命は、長ければ長い程よいにきまっています。
有機ELテレビは高いから当然ですが、液晶テレビだってそう何度も買い替えたいものではありません。
だから、寿命は少しでも長い方がよいのです。
6万時間とはどのくらいか
でも、6万時間と言われても、いまいちそれの寿命のイメージがわかない方もいるでしょう。
実際6万時間というのは、どのくらいの日数になるのでしょうか?
一日は「24時間」です。
そして一年は「365日」。
つまり「24×365」で、一年が何時間かが出ます。
一年は、8760時間になります。
ということは60000割る8760で、液晶テレビの寿命年数が出るわけです。
その式で計算するとだいたい液晶テレビの寿命は「7年弱」になります。
実際には、24時間テレビをつけているわけではないでしょうから、もっと寿命は伸びそうなものです。
でも、実質的にはこれくらいになるはずです。
なぜなら、テレビの寿命に影響を与えるのは、たとえばハウスダストだったり、あるいは室温だったり、そういうことでもあるからです。
普通に使用していたら、そういうものにより寿命は減っていきます。
結果、最終的には同じくらいになるのです。
プラズマテレビはもっと長いが
液晶テレビがそのくらいなのですから、有機ELテレビの寿命は半分の3年ちょっとくらいになるということになります。
高い買い物なのにそれはすごく困るでしょう。
全然つけなくて、液晶テレビと同じくらいもったとしても、7年弱です。
それでまた10万円以上の買い物をするのは、やはりすごく損です。
ではプラズマテレビはどうなのでしょうか?
プラズマテレビは寿命が液晶テレビよりも長いです。
でも最近では、プラズマテレビはかなり衰退しています。
なので、やはりあまりおすすめできません。
新しいものが出来なくなったら、壊れた際のパーツなども手に入りづらくなりますから。
液晶テレビは明るさが明るい
液晶テレビのメリットとして、バックライトがあるということもあります。
液晶テレビは、フィルターの後ろから強いバックライトをあてることで発色しています。
それに対してプラズマテレビも有機ELも、自発光というバックライトを用いない方式での発色になっています。
バックライトを当てる方が、基本的には明るくなるのです。
だから、テレビを明るく見たいという場合には、液晶テレビの方が強くなることがあるのです。
もちろん、明るければ良いというものでもありませんが。
明るいと目が疲れるというデメリットも
それはパソコンを思い浮かべてみれば分かるものです。
パソコンは、明るさをすごく明るく設定することもできます。
でも、すごく明るい設定にしていると、目がすごく疲れてしまいます。
もっともパソコンは、目との距離が近いということや、文字を目で追うことが多いから疲れるという事もあります。
ただ、光の影響もすごく強いです。
テレビでも、明るいと目は疲れてしまいます。
長い時間テレビを楽しむという場合には、その目が疲れやすいというデメリットにも対策しないといけません。
たとえばブルーライトカットのメガネをかけるなど。
電気代も安いのが液晶テレビ
もう一つ、液晶テレビにはメリットがあります。
それが、電気代です。
液晶テレビは、他のテレビをと比べると電気代があまりかからないという特徴があります。
そもそもテレビ自体、そこまで電気代が高いものではありません。
しかし、それだって積み重なればそれなりの金額になるものです。
だから、電気代が安く済むのであればそれに越したことはないのです。
なので液晶テレビのこのメリットは、強いです。
価格も安くて電気代も安い
先述の通り、液晶テレビはそれ自体の価格も安いです。
だから、ちょっと良い液晶テレビを買うこともできるでしょう。
たとえば、電気代をなるべくカットしてくれるようなテレビなど。
そういうテレビを買う事が出来れば、さらに電気代は安くなりますし、それでも有機ELテレビより全然安いということもあります。
なので、トータルですごくお得になるのです。
それは一般庶民にとってはすごくうれしいことですね。
節約できるところで節約するべき
電気代などは、何にいくらかかっているか正確に調べるのが難しいです。
でも毎月確実にかかるランニングコストになります。
だから、少しでもソレを節約できるようにしておいた方が良いです。
それが出来るのが液晶テレビになります。
まとめ
有機ELテレビはすごく魅力的ですし、プラズマテレビにもそれの良さはあるでしょう。
でも、液晶テレビはやはりすごく魅力的であることがわかります。
特に庶民の味方であることは間違いありません。
無理して良いテレビを買ってみたくなる気持ちはわかります。
しかし今一度液晶テレビの良さに目を向けて見る事も、大切ですね。