液タブが良いのか、それとも板タブが良いのかで悩んだら、液タブを選びたい4つの理由

液タブ(液晶ペンタブレット)

HUION GT-191 19.5インチ HD液晶タブレット 8192レベル筆圧 液タブ

イラスト制作を仕事として行うようになると、マウス操作でイラストを描くのは苦痛になることもあります。
やはり、線を引くたびにマウスをクリックするのは、腕や指も疲れますし何より思うような線が引けなくて苦労します。
そこでおすすめなのが液タブです。
今回は液タブか板タブかで迷ったら液タブをおすすめする理由を解説します。

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ペンタブを買う時に悩むポイント

マウス操作でイラストを描くのが嫌になり、これからペンタブを購入しようと考える方は、そこで一つ悩みが出てきます。
その悩みは、液タブにするのか板タブにするのかということです。
ペンタブは大まかに分けると二つの種類があり、液晶が搭載されている液タブと、搭載されていない板タブがあります。
どちらも甲乙つけがたい魅力があるため、初めてペンタブを使うという方はそこでかなり悩みます。

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初めて使うなら液タブがおすすめの理由

そして、初めての方がペンタブを選ぶ場合は、液タブを選ぶのがおすすめです。
なぜ、おすすめなのかは以下の通りです。

直感操作は板タブには無いもの

これはよく言われている事で、板タブと比べ液タブは、操作感が直感的と言われています。
液タブはペン先を落とした所に線が引かれるのに対し、板タブは画面とタブレットが分かれているので最初は慣れが必要です。
イラストを描くという事に慣れている人は、液タブの方が断然入力しやすいでしょう。
まさに紙で書いているかのような書き心地で、液タブは利用することができます。
家電量販店では液タブや板タブのデモ機が置かれていますが、板タブを使った時に、操作しづらいと感じたら液タブを使ったほうがストレス無く絵がかけます。

デュアルディスプレイで作業も捗る

板タブを使う場合は、パソコンの画面を見ながら作業をしますが、液タブを使う場合は液タブの画面上を使って作業をします。
ですので、パソコンの画面はもう一つの作業領域として自由に使うことが可能です。
いわゆるデュアルディスプレイ環境になりますので、仕事としてイラスト制作をする時には役立ちます。
液タブは価格が高いのがネックですが、デュアルディスプレイ環境で作業ができると考えればそれだけお金を出す価値があります。

液タブを回しての作業や定規が使用出来る

アナログでイラスト制作をする場合、画用紙を回転させて線を引く事もあります。
液タブは板タブと比べ、本体を回転させての作業がしやすいです。
よく画用紙を回転させて線を引くという方は、液タブを使ったほうが普段作業する感じでイラストを描いていけます。
また、板タブはタブレットの大きさと画面のサイズ基本的に違うので、リアルの定規は使いにくい部分もありますが、液タブは液晶画面がそのまま作業領域です。
ですから、普段使っている定規をそのまま使用出来ます。

OS搭載型なら全てが一つに

基本的に液タブもパソコンに接続して使いますが、中にはOSが搭載され、パソコンと液タブが一つになっているモデルもあります。
そのモデルを使えば、いつでもどこでもイラスト制作をする環境が作れます。
例えば、旅行先でイラストを描きたいとなった時に、デスクトップPCと液タブの両方を持っていくのは大変ですが、OS搭載モデルの液タブなら本体一つに全て必要なものが揃っているので楽です。
タブレットPCを持っている方で、そこに板タブや液タブのような、筆圧検知機能が欲しいと思ったことがあるのなら、やはり液タブがおすすめとなります。

おすすめの定番で人気の液タブがワコム

板タブと液タブともに、定番で人気のメーカーがワコムです。
世界シェアも高く、多くのデジタルアーティストがワコムの液タブを使い、作品を作っています。
ですから、失敗しない液タブ選びをしたい方は、ワコムの液タブがおすすめです。
ワコムは長年ペンタブ業界を引っ張ってきたメーカーで、筆圧レベルが8192を超える商品も多数存在します。
筆圧レベルが高ければ、更に描き心地がよくなりますし、アナログで線を引く感覚に近くなります。
傾き検知があったりと、ペンタブの最高峰メーカーとなっていますので、ワコムからデジタルイラスト制作に入れば間違いは無いでしょう。
ちなみに、OSが搭載されているハイスペック液タブもワコムの商品ラインナップが豊富です。
ハイエンドモデルでは液晶に4Kディスプレイを使い、マルチタッチジェスチャーも可能ですので、プロの仕様に耐えうる内容となっています。
初心者から上級者まで使える液タブとなっているので、ワコム製品には注目です。

液タブと板タブも販売価格

液タブを使いたいけれど、液タブは高いから板タブを使っているという方もいます。
実際、液タブは板タブに比べると製品の販売価格帯は高いです。
ハイエンドモデルの場合は、二十万円を超えるような代物も沢山あります。
ただ、ハイエンドモデルは高いですが、初心者向けのエントリーモデルやローエンドモデルなら十万円以下の価格で手に入れることが可能です。
安いから板タブから入るのも方法としてはありですが、アナログイラスト制作に慣れた方だと、買ってから使いにくくて「やっぱり液タブ」にすれば良かったと感じる事も出てきます。
ですので、価格で板タブを選ぶのではなく、少しお金を出して使いやすい液タブを選ぶのがおすすめです。
ちなみに、OSが搭載されていないタイプの液タブはOSが搭載されているモデルよりもかなり安い傾向です。
既に自宅にパソコンがある方は、OSが搭載されていない液タブから商品を探して見ましょう。

液タブをもっと使いやすくするフレキシブルアーム

また、液タブをもっと使いやすくしてくれるアイテムとして、フレキシブルアームがあります。
フレキシブルアームを利用すると、自由に位置や角度調整をすることが出来るようになりますので、液タブを使ってのイラスト制作がしやすくなります。
価格は三万円から四万円程度しますが、本格的にイラスト制作をしたい方は持っておくと役立つアイテムです。
その他、フレキシブルアームがあると、液タブを置いていたスペースが自由に使えるというメリットも出てきます。
液タブを購入する時には、そちらも見ていきましょう。

はじめての方にはクリスタ付きのセットもおすすめ

液タブを手に入れて、イラスト制作をするとなったら、イラスト制作ソフトも必要です。
そこで、おすすめなのが通称クリスタと呼ばれるクリップスタジオペイント付きの、ワコムの液タブセットです。
プロが使っているイラスト制作ソフトが付いていますので、購入したら直ぐにイラスト制作が出来ます。
セットだと割引価格で購入できますので、少し安く液タブを購入出来るのが魅力です。
ちなみに、OS搭載のハイエンドモデルの液タブには、オールインワンセットもあります。
オールインワンセットはクリスタだけではなく、専用スタンドやワイヤレスキーボードやケースが付いています。
これから液タブを買う予定ならセット商品を買えば、お得に必要なものを簡単に揃えられて便利です。

まとめ

アナログ絵感覚でデジタル絵を描きたい時には液タブがおすすめです。
また、液タブは初心者の方にとって板タブよりも直感層探しやすいので、迷ったら液タブを買うのも良いでしょう。
ちなみに、液タブ選びの際には、日本に本社があるワコムの商品から見ていくと失敗が少なくなります。
大手メーカーでその信頼性や品質には定評があります。