液タブのスタンドでストレートネック対策!そのメリットとは?
液タブは、板タブよりもデジタルのイラストを制作しやすくなっていますが『ストレートネック』になってしまう可能性があるので、注意しなければいけません。
ストレートネックという言葉を聞き慣れない方は多いかもしれませんが、液タブのスタンドを活用したら、対策を講じやすくなります。
そこで、ストレートネック対策を講じた場合のメリットや重要性などを解説するので、液タブを購入しようと考えている方は確認してみて下さい。
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液タブのスタンドの重要性
数多くある液タブの中には『スタンド』を備えている機種は多くありますが、あまり本体部分を起こせない機種もあるので注意しなければいけません。
そこで、本体部分をよく起こせるスタンドを利用する重要性について紹介するので、みていきましょう。
体にかかる負担を軽減
液タブをあまり起こせない機種を利用してしまえば、低い位置になってしまうので、イラストを見ようとしたら、首を前かがみに傾ける必要があります。
私たち人間の脳は発達しているので、頭が重くなっています。
重くなっている頭を支えるために、首は湾曲していますが、低い位置になっている製品を長く見ていたら、湾曲になっている首はストレートになってしまうのです。
そのような形状になってしまえば、重くなっている頭部を支えようとしても、その重みの負担は首や肩に大きくかかってしまうので、液タブのスタンドを活用するのは重要です。
集中力をキープ
スタンドが搭載されていない機種を利用してしまえば、ストレートネックになって、集中力が散漫になってしまう可能性が高くなります。
実際に、ストレートネックになってしまったら、体の様々な部分が痛くなってしまうケースがあるので、液タブのスタンドを活用して首にかかる負担を軽減する事は重要です。
集中力をキープしておけば、短時間でイラストを完成させる事ができます。
代替え品のデメリット
液タブのスタンドの性能が不十分であったり、故障したりした場合には『代替え品』を利用する方法もあります。
実際に、100円ショップでは、液タブのスタンドの代替え品は多く販売されています。
ただし100円ショップの製品は、正規品ではないので、利用している最中に故障してしまって液タブが後方に倒れてしまう恐れがあるのです。
液タブは精密機器で、衝撃に弱くなっているので、代替え品で済ませる事は避けたほうが良いでしょう。
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液タブでイラストを確認するメリット
液タブのスタンドを活用しなくても、ストレートネックの対策を講じる事はできます。
しかし、この方法は諸刃の剣と言える所があるので、その理由やメリットについて詳しく解説しましょう。
スタンドが不要
スタンドを活用しないで、ストレートネック対策を講じる方法は、パソコンのディスプレイにイラストを表示させれば良いのです。
実際に、上位機種の液タブの中には、パソコンのディスプレイにもイラストを表示させる事ができます。
この方法であれば、高い位置になっているパソコンを見る事により、イラストを確認する事ができるので、首にかかる負担を軽減できます。
ただし、液タブのメリットは、専用ペンを接する本体部分にイラストを表示できて、アナログの環境に近い状態で制作できる所です。
パソコンのディスプレイにイラストを表示したら、液タブのメリットを1つ消し去ってしまう行為なので、注意したほうが良いでしょう。
誤差を解消
パソコンのディスプレイにイラストを表示したら、色彩の誤差が解消されます。
どういう事かと言えば、液タブに表示されている色彩と、パソコンで表示される色彩では多少の誤差が生じてしまうケースがあるのです。
液タブにイラストを表示しているものを見て、制作をしていたら、完成させた作品をパソコンに転送した時に、違う色彩に見えてしまう場合があります。
もし、色彩の誤差を解消したい場合には、液タブのメリットを1つ捨てる代わりに、パソコンにイラストを表示させながら制作してみるのも悪くはないでしょう。
ストレートネックの対策法
液タブのスタンドを活用しても、完全にストレートネックを防げる訳ではありません。
そのため、椅子の種類や姿勢にも注意しなければいけないので、詳しく紹介していきましょう。
ハイバック仕様の椅子
多くの椅子は、お尻から背中まで支える製品ですが、それだけではストレートネックの対策を講じる際には不十分です。
なぜなら、背中までしか支えられない椅子では、首を支えられないので、あまりサポートできないからです。
そのため、ストレートネックの対策をしっかりと講じたい場合には、ハイバック仕様(頭部を支える部品を備えた物)の椅子を利用して、お尻から頭部まで支えられるようにしておきましょう。
正しい姿勢
ハイバック仕様の椅子とスタンド付きの液タブを利用しても、猫背になってしまえば、首も前かがみになる恐れがあります。
そのような事になれば、ストレートネックになる可能性が高くなってしまうので注意しなければいけません。
さらに、ストレートネックと猫背は痛みの症状が似ているので、猫背になっている上にストレートネックになったら痛みが倍増される恐れがあるのです。
体の痛みを抑えるためには、日頃から背筋を伸ばして、前かがみにならないほうにしましょう。
ストレートネック対策を講じるメリット
ストレートネック対策を講じようとしたら、様々な製品が必要になるので、少し面倒に感じてしまったかもしれません。
しかし、ストレートネック対策を講じたら、様々なメリットを得る事ができるので、詳しく解説します。
腰痛
私たち人間の体は、複雑なものになっていて、一部の体に歪みが生じてしまえば、他の部分にまで悪い影響を与えてしまいます。
そのため、ストレートネックになって、首や肩が痛くなってしまえば、その影響は腰にまで及んでしまう事があるのです。
腰痛になってしまえば、椅子に座るだけでも痛く感じるようになって、液タブを利用する事が辛く感じてしまうので注意しなければいけません。
そのような理由から、腰痛にならないうちにストレートネック対策を講じるメリットは大きいです(腰痛になる原因は様々なものがあるので注意)。
血行悪化
ストレートネックになってしまえば『血行不良』に陥ってしまう可能性が高くなってしまいます。
心臓から流れる血流が、首よりも上側にある頭部にまで、あまり流れなくなってしまえば、深刻な事態に陥ってしまいます。
実際に、血流が悪くなり『脳梗塞』や『脳出血』に陥ってしまうケースがあるのです。
首こりや肩こりは、命に危険がある訳ではないのですが、脳梗塞や脳出血は命の危険があるので、ストレートネック対策を日頃から行なったほうが良いです。
治療費をカット
現代人は、スマホを多く使うようになってきて、低い位置にあるスマホを見るためにストレートネックになっているケースが増えています。
ストレートネックになった場合には、低い枕を利用して対策を講じる方法もありますが、確実に治るという保証はありません。
そのため、安全の事を考えたら、病院で治療したほうが良いのですが、それでは治療費をかける事になってしまいます。
日頃からストレートネックにならないように注意しておけば、治療費をかける事もありません。
まとめ
液タブのスタンドを活用したら、ある程度まで本体部分を起こす事ができるので、あまり首を傾けなくてもイラストを見る事ができます。
確実に、ストレートネックを予防できるという訳ではありませんが、首にかかる負担を軽減できるのは注目すべきポイントです。
そのため、液タブを利用していて、首や肩が痛くなる場合には、本体をよく起こせるスタンド付きの機種を選ぶようにしましょう。
参考URL・参考文献・根拠など
https://kuu2323.hateblo.jp/entry/2017/07/22/011127
https://easycalmlife.com/parblo-pr100/
https://josei-bigaku.jp/naosikatakubi1122/