液タブはペンタブに比べて高価なため、簡単に買い替えることが難しい機器です。特にペンに関しては、絵を描く際に最も重要な部分になるため、それが認識されない不具合が出てしまうと非常に困ります。そこで、液タブがペンを認識しないときの原因と対処法を紹介していきます。

液タブの画面をペンでなぞっても認識されないときの対処法

液晶ペンタブレット(液タブ)

液タブはペンタブに比べて高価なため、簡単に買い替えることが難しい機器です。特にペンに関しては、絵を描く際に最も重要な部分になるため、それが認識されない不具合が出てしまうと非常に困ります。そこで、液タブがペンを認識しないときの原因と対処法を紹介していきます。

>>私が絶対おすすめする液タブ・ペンタブランキングはこちら


液タブのペンが反応しない7つの原因とその対処法

液タブの画面上をペンでなぞっても、反応しないという不具合が起きてしまうことがあります。そんな時に原因となりがちなことを7つ紹介してきます。

ドライバがインストールされていない

液タブでドライバは、人でいう脳の役割をしている部分になります。このドライバが入っていない液タブの場合、一番重要な部分が無いことになりますので当然使用することができません。そのため、もし液タブが反応しないという場合には、ドライバがインストールされているかどうかを確認してみてください。特に購入時には初期状態ではドライバがインストールされていないので注意が必要です。初めて液タブを購入したけれども、ペンが反応しないという場合にはドライバのインストール忘れということが多いです。ですのでペンが反応しないという時には、まず最初にドライバがインストールされているかを確認するのがおすすめです。

複数のドライバがインストールされている

先に述べたように、液タブを使用する際にドライバは非常に重要な役割をしています。ですが、このドライバが二つインストールされてしまっている場合にも不具合が起こってしまいます。人間でいうと、脳が二つある状態になってしまい、ドライバの種類が異なると、命令なども異なってしまいます。結果、一つの動作を行う際に異なる命令が下されてしまい、液タブ自体が上手く動かなくなってしまいます。そのためドライバをインストールし直したりする際には、必ずドライバが無い状態であることを確認しましょう。

ドライバが起動していない

ドライバが起動していない状態でもペンの動きが認識されなくなってしまいます。普通に液タブを起動しても、ドライブがうまく立ち上がらずに、動いていないということは起こりえます。ドライバを入れているのにペンが認識されないという場合には、これを疑ってみてください。この症状が起こってしまった時には、一度液タブの電源を切り、再起動してみてください。再起動時に再度ドライブを立ち上げる動作が行われ、ドライブがきちんと立ち上がることも多いです。

ドライバが不安定な状態になっている

液タブのドライバが立ちあがってはいるものの、状態が不安定なためにペンが反応しないということもあります。この場合にもまずは再起動を試してみてください。一度ドライバを切ってしまうことで、再起動した際に状態が安定することもあります。再起動してもドライバが不安定な状態が続いてしまう場合には、ドライバを初期化するという対策があります。設定の画面から初期化ができ、ドライバをインストールしたときの状態に戻すことで問題を取り除くことができます。または、ドライバを一度アンインストールし、再度ドライバを入れ直すということも可能です。この際にはドライバをアンインストールした後に必ず行う必要があります。アンインストールを行わないと、先に紹介した複数のドライバがインストールされている状態になってしまい、さらに不具合が起きる原因になってしまいます。

ペンが充電されていない

ペンが充電式の場合、きちんと充電されている状態なのかも確認してください。実は充電式のペンの場合、充電を忘れていてペンが反応していないということもよくあります。この場合には液タブ本体には一切問題がないため、再起動やインストールのし直しなどをどれだけ行っても使用できるようにはなりません。特に液タブを買い替えたりして、充電式でなかったものから充電式になった場合や、ペンのみを買い替えた時などには、ペンが充電式かどうかをきちんと確認するようにしましょう。

接触不良

ペンと液タブ本体との接触不良の場合にもペンは反応しません。この場合には、本体側を確認して、ペンがきちんと認識されているかを確認してみましょう。特に長期間使用している場合には、ケーブルやUSBの認識がおかしくなっている場合もあります。そういった場合には、本体とつなぐコネクタを変えてみると上手くいくこともあります。

液晶画面が傷ついている

液晶の一部分が反応しないという場合には、液晶画面が傷ついてしまっているということもあります。液晶なので大丈夫と思う人もいるかもしれませんが、筆圧が高い場合にはペン先によって画面に傷がついてしまいます。そのため、筆圧が高い自覚のある場合には、事前に保護フィルムを画面に貼っておくことで予防することができます。

>>私が絶対おすすめする液タブ・ペンタブランキングはこちら


まとめ

液タブは絵を描く際に非常に役に立ちます。ですが紙に絵を描く時とは違い、電子機器なので機械の不具合が起こることもあります。その対処法を知っておき、自分で対処できると、効率的に作業を進めることができます。また、原因を知っておくことでその予防もすることができます。不具合がいつ起きても大丈夫なように知識を付けておきましょう。